【#シェアの日々】ちらつく、「退去」の文字

およそ1ヶ月前にハエ事件が起こり、
オーナーがなんとか対処してくれたのでひとまず治ったけど。
おととい、私とぱく子の部屋の間の壁からカサカサという音が。

多分、ネズミ。

キッチンに置いていた塩やら、ケチャップの厚いプラスチック容器も食われて穴が空いている。
唖然とした。
それから、実はこのところ、
小さな黒いフンがキッチン周りなどにポロポロ・・・。
料理作りながらフンを眺める。
気持ちのいいものではない。

つい1週間ぐらい前も、動物がビニールを引っ掻く音がしたり。

絶対に「いる」。

立て続けにネズミの気配を感じる。
フンを掃除機でかけながら、退去のことを考えた。

シンクをふと覗くと、1週間前から放置されたカン。
イギリス人が水を溜めたままずっと置きっ放し。
一度、「捨てて」と言ったけど、そのまま。
カンの中には、何か見知らぬ白い物体が浮いている。

もうダメかも、ここ。

そう思わざるを得ない。
母親に電話した。
「出ようかな・・・」
「そうしなさい」

それでも決断できないのは、ぱく子やあきおとの時間や
なんやかんや、イギリス人もいいやつ。
憎めないんだよね。
そんな人との生活が楽しくもある。
ただ、ネズミという、対自然、対動物のこと。
いつ収束するか、収束しても、すぐに復活するかもしれない。

同じぐらいの家賃で、もっと綺麗なところはある。
他にもボロいシェアはあるけど、例えばネズミ駆除の専門業者と契約しています、とか。そういう対策をして、安心をうたっている。
けど、うちにはそういったのはない。
オーナーも、シェアに行くのに車で2時間。
すぐには駆けつけられない。

ボロくて、対策もないのに、今の家を選んだのは人との繋がりがあるから。
はあ、人との繋がりも、ネズミには勝てないか。

いつまでに答えを出すか決めないと。
ひとまず、今週末の内見次第だな。

いや、決断だけは早くしないと。

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