新橋 かのや

夜勤明け。

いつもはまっすぐ家に帰るのだけど、きょうは都内で午後からお金の勉強なので、お昼ご飯を食べなくてはならない。夜勤明けは無性におそばが食べたくなる。ラーメン、ハンバーグ、パスタではなく。うどんでもオッケーなんだけど、きょうはそばの気分だった。

ただでさえ、せっかちな性格であるのに加えてきょうは時間があまりなかったので、立ち食いそば屋さんへ行くぞと意気込んで新橋に乗り込む。立ち食いそばというのは、入店するぞ、と意気込まないと私はまだ入れない。私にとっては、ある意味敷居の高い店である。おじさんばっかりで入りにくい、という理由や、もし私が立ち食いそば食べてるところをみられたら、とか思う。如何わしいお店でもないのに、いる所を見られることに恥ずかしさがある。なんでなんだろう。でも時間もないし、チャチャっと食べられて美味しいんだから行くぞ!

と、いつもそば屋に入る前に考えることをひと通り済ませて、店探しに集中しはじめたところで、立ち食いそばすぐに現金持って来てないと思い出す、笑     最近もっぱらペイペイばっかりなので、ペイペイかクレジットカード使える店探し。食券売り場を覗くと、駅近ともありSuicaが使える店が圧倒的に多いということを発見。なるほど、Suicaにお金さえ入れておけば現金持たなくても困らんな、とかそば屋さんの前でメニュー見てるフリして感心。ちなみにわたしは自他共に認める優柔不断なので、1軒目に入ることはめったにない。なので、さっきSuicaがあることに感心した店には入らなかった笑 そば屋の前に立ち尽くして去る女ってやばいな。

3軒ほど見回りして入ったのは新橋駅のすぐ近く、というか駅にもはや、くっ付いてるそば屋さん。窓に白いシートが張られ、誰が食べているのか分からない仕様になっている。これなら、と中へ進んでいった。

立ち食いそばだと思って入ったらイスがあったし、隣で食べていたカップルが30歳ぐらいのオシャレな2人で、立ち食いそばっておじさまだけのものだという認識はもしかしたら古いのかも。

かき揚げそば注文してみた。(460円)

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注文から出てくるまで1分ぐらい。

早いと、かき揚げがシナシナしてるんじゃないかとか、そばがグニャグニャなんじゃないかとか心配になるのだが、美味しいから凄い。安くて、速くて、美味しいの三拍子。

てか、隣のカップル食べるの早すぎて驚いた。笑 たぶん3分ぐらい。わたしよりせっかちだ。上には上がいるな、なんでも。



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