トンズラしたもの勝ちの世の中
旅行関係のトラブルを初めて抱えました。
旅行費用の返金を求めて、今どうにか出来ないかと方法を模索しています。
どう考えても自分は悪くないと思っているし、それに同感だと示す方も多いので返金なんてすぐにできるはず、と考えていた私でしたが、現実はどうもそうではないようです。
私は最初に、消費者センターへ電話しました。事情を説明したのち、あなたには返金してもらう権利があると言っていただけた時本当にホッとしたことを覚えています。まずは返金する意思を再確認する目的で、返金要求のメールを送ることにしました。このメールの前にも返金要求をしたことがあったのですが、口頭でのやり取りを4、5回した程度で、証拠としては残していませんでした。心のどこかで、メールだけでは返金に応じることはないだろうと思いつつも、もし私が主催者であれば、消費者センターから返金するべきと言われた、と伝えられたら、要求をのんでくれるのではないかと小さく期待していました。メールの文章を一生懸命考えて、相手にその旨を伝えれば返金してもらえるはず、そう願い、先週火曜日の夜に再度返金要請のメールを送りました。木曜日までに回答をお願いしたところ、木曜日の夜11時半ごろ返信が届きました。
「当団体には返金の義務はないと考えてます」
とのお返事でした。やっぱりか、と落胆する一方で、消費者センターからの助言については読まなかったのだろうか、とスマートフォンを握りしめながら、返金してもらえない恐怖でいっぱいでした。
次の手として消費者センターからもう一つの提案を頂いていました。
警察に相談することです。
そして今日、少し緊張しながら、市の警察署内生活安全課に相談をしてみました。
結果、残念ながら、力にはなってくれませんでした。
仮に詐欺や契約法違反として立件できたとしても、返金対応をするのは弁護士だから警察はあなたの力にはなれないということでした。
そしてそのまま電話が終わりました。
これで終わりか、と不通音すらしなくなった電話を元に戻しました。
警察の方にとっては小さな事件です。世の中にはもっと凶悪で、暴力的で、金銭的に大きな損害の事件は山ほどあるでしょう。それに比べれば私は誰からも狙われておらず、被害額は比較的安いのだと思います。
でも事件だと思っています。
今回の事件の内容は詳しく書くのはまた落ち着いてからになると思いますが、消費者センターはじめ、私側は相手方に非があると認識しているからこそ、どうして返金指示を誰からも出せないのだろうという憤りで頭がいっぱいになりました。
警察から市の無料弁護士相談を紹介されました。
相談だけは無料だということなので、本当に法律違反をしているのか確認するだけでも違うとのお言葉を信じ、明日市役所に予約を取って相談に行ってみようと思います、、、
それにしても各役所の中でたらい回し!!!
警察に電話したら、消費者センターに電話してくださいって言われたのも驚いたし。言葉通り回り回って電話しているところもあるし。
本当に助けを求めている人に助けが行っているのかな、と実感する出来事でした。