9年分が流れ込んできてちょっともう放出しないとなにもできない(シンエヴァ:||感想ネタバレ初見ver)

※ただの個人的感想です

行ってきましたシンエヴァ終劇。

この余韻に浸ってたくてほかになにも頭にいれたくなくてSNSでネタばれもできなくて仕事も一向に進まないのでとりあえずブログを書いている。

Qから9年。もう公開日からそわそわしていた。SNSでもエヴァのエの字が見えるとめっちゃスクロールした。でもちょっと仕事的に週末かなと思いながらも、土曜に仕事関係のたくさんの人に会うのでネタばれ不可避....と思い公開から4日めの木曜日、仕事の合間に一番近い映画館に行ってきた。スケジュール帳をにらみながら終わったらあれしてこれしてと思っていた予定をなにひとつできず結果、今、もう深夜二時である....。とにかく仕事をしなくてはといつも通りYouTubeを開くもなんていうの?いまのこの身体になにもいれたくなくなにも聞けずいまだ宇多田ヒカルのone last kissをリピートして涙ぐんでいる。。

考察とか無理。ただのエヴァ好きの一つの感想。あんまり頭がよくないので難しいことはわからない。さすがの9年分が流れ込んできてもうなにも入らないから感じ取ったことだけをとにかく文章にしたい。放出させたい。

映画館ではビールと決めているので売店で購入して時間ギリギリに映画館の椅子に座って真っ暗になってCMが終わって始まる瞬間、ひとりで観て、観終わったあと大丈夫か?と急に我に返った。けどすぐに引き込まれた冒頭、ああ、庵野監督、お疲れ様ですという気持ちで涙ぐんでしまった、お前庵野のなんなんだよ。うわ~かっけえな映像、マリのエヴァなにその形状、かっこよ。ああ、シンジくんの友達生きてたんか大人になったなぁとまた涙。傷つきまくったシンジくんを立ち直らせるにはそうだよな、こういう場所が必要だよな。なんかQの終わりからわかりやすい続きが見れてよかった。また始まり意味わかんないかとも思ってたよ(Qのトラウマw)相変わらずのヘタレシンジくん(でも冷静に考えるとそりゃつらいよって感じなんだけど)にアスカがきつく当たるからあまり不快にはならない。アスカは前と変わらないようで使徒をとりこんで変わっちゃったよな。綾波レイのそっくりさんかわいい。レイはたくさんいるってあたしでも知っているけどこの綾波レイがかわいい。もういいじゃん、この街でずっと暮らそうよ、、ああ、うそだろ、かじさんマジか。。息子イケメンすぎんか、、うう、ミサトさん、どんだけつらいのよ。。Qの時もうガッチガチに気持ち固めてたんだな....

「僕にとって君は綾波だよ」そっくりさんがシンジくんの中の綾波になれた瞬間消えさるなんて悲しすぎるだろ、、ゲンドウはゆいさんが消えて狂っちゃったけどシンジくんは綾波が消えて大人になっちゃうんだなぁぁぁ。ってもうそっからはシンジ君覚醒ver. ああ、TV版から見てたけどシンジ君がかっこよく見えるのは本当に初めてだよ.....さみしい。つまらない。好きだったよってアスカ。うう。シンジ君も好きだったよってもう。ううう....。過去形なんだよな、そういう恋、若い頃したよね。

途中から多分みんな思ったと思う、あ、これ壮大な親子喧嘩だわ、私たちでっかいスクリーンで親子喧嘩見ているわ。知っていたけどただのクソ迷惑なおやじじゃねえか。おいおいゲンドウついに人間やめたってよ。。しかし映像きれいだなぁぁぁ。でっかいレイちゃん(ゆいさん?)こわ。なんか難しくなって脳内の処理がおっつかないけどこの親子喧嘩はシンジ君(とゲンドウの?)記憶の中というか精神世界みたいなとこで繰り広げられてんだな?ゲンドウの過去つらぁ、、、私も親戚の家苦手だったわぁ。。わかりみが強くてつらい。自分の弱さ、認めろってシンジ君、みんなのこと救いだしちゃったよ。壮大なシンジ君の成長物語だったんだなぁ。え、みんなを救うことは自分の死につながるの?そんなのおか.....ゆいさんキターーーー―――――(はぁはぁつかれた)

なんかね、途中からもうなんで?とか考えずにただただインプットしていったよ。

んでもラストね、、、マリなんなん!?!?え、マリってゲンドウの過去の時にゲンドウにゆいさんを紹介してたよね!?歳とってないってことはヒトではないものになっているってことだと思うんだけど、マリがシンジ君と最後ちょっといい感じになるの、ごめん、正直、ちょっと気持ち悪くなっちゃった....。(のは、あたしだけじゃない気がする。まだいろんな感想考察見てないけど)この感情は一体何なんだ?すごく、複雑....

マリとは。映画版で急に登場したマリについて山ほど考察あるけど、何も調べていないので、(なんの情報もなく終わりまで一回見たかったので。)結局最後までよくわからないままだったけど。

綾波やアスカやミサトさんやカヲルくんはシンジ君の、「子供から大人になる間」の人達で、そうじゃないマリと生きていくっていうのは、うーん、なんかとてもわかりやすいシンジ君の成長に思えた、(高校のころさんざん男に振り回されてこじらしていた友達が社会人になって急にまともな男と付き合って結婚した時みたいな)そう思うととてもきれいにまとまったラストだと思った。この映画はシンジ君の壮大な成長物語であり、きっと誰しも通ったであろう思春期の記憶だ。この映画にマリはとても必要で、マリを追加することで、テレビ版とは違うラストに持っていけたんだと思う。

なんかそれが気持ち悪いって思うの、まだ思春期こじらしてんのかな、あたし....ってちょっと思った、もう30も後半だけど....。なんかエヴァンゲリオン(シンジ君)自体が何年たっても中二病とか思春期の象徴?みたいにあたしの中にあるから、いざ大人になっちゃうと拒否反応ちょっと出ちゃったのかな、終わらないでよって。ずっといじいじしたシンジ君でいてよって。でもそうなると映画まとまんないしこれはシンジ君の(あの頃のあたしの)壮大な(略)

そんな複雑な感情のラストの後のOne Last Kissよ、、、素晴らしい。宇多田ヒカルと庵野監督の生きている時代に生まれてよかった.....「歳を取っても。忘れられない人。」背負っていくんだねぇ、、、

本当のひとくぎり、なんだなぁ。庵野監督、本当にお疲れ様でした。こんなに心が揺れ動く作品が見れてよかった。4度目も作ってくんないかなぁ。(ないかな。)でもいつでももう一度破から見ればみんなに会えるよね。エヴァじゃなくてもあたしの中にあたしの思春期の物語は記憶として残っているしね。だいじょうぶ。

で。うう、もう4時なわけなんだが。つたないどころではない、読み返したくもない文になっちゃったけど吐き出してすっきりした....。朝までまだあるから仕事しよ。がんばろ。

多分2回目は夫と見に行くと思う。その時はなんて思うかな。なんかたいてい胸にくる作品を見た時は誰かの考察とか感想とか見て整理するんだけど、さすがに9年分もつまった作品を一気に吸収するともう他が入る余地ないんだなと思った。入れようとしても拒否反応。珍しくブログ書いちゃったよ。いやーほんとすごい。なるべく時間つくって他の映画とかも見るようにしよう。インプットアウトプットしてこ。


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