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全力で、言葉を尽くす君

以前、我が推しの佐野くんがファンからの手紙についてツイートを残してくれた。

彼らの手元にしっかり手紙(ファンレター)が届いていることや、こうして受け取った旨を個人のSNSで伝えてくれることは、非常に喜ばしい出来事だ(、と言いつつ、私はまだ手紙をかけていないのだが)。
このツイートを反芻しながら、「佐野くんは、いつだって全力で、ありのままな人だなぁ」と独りごちていた。3月に出たCLASSY.のWEBインタビューを思い出したからだ。

努力している姿を隠さず周りに見せていくのも重要。見てくれている人って絶対いるんです。自分の意思や気持ちを、態度で示すって大切ですよね。

これはインタビューの中で、佐野くんが「夢を掴む秘訣」を聞かれたときの言葉。確かに、彼の振る舞いやパフォーマンスには、こちら側にビンビン伝わる意思や気持ちがある。
ただ、このインタビューを思い出してから、彼は“言葉で伝えること”にも全力を尽くしているんじゃないかなぁと考え始めた。

今回のつぶやきしかり、これまでのインタビューやファンクラブの日記を読み返すと、佐野くんはとくに言葉選びに気を遣っているように思える。

ここでいう気を遣うは、周りに配慮する、といった意味ではない。自分の感情や感覚にぴったりハマる言葉を探す、そこに力を入れている感覚が近い

ポエティックに綴った言葉、反対に芯を食ったような言葉。文体に決まりがないところは、なんだかエッセイ的で、なかなかに表現者らしい言葉選びをしてくれる(いつか自叙伝かエッセイか、作詞をしてくれたら、私が泣いて喜ぶよ)。

正直、綴る言葉にどんな意味があるのかは、本人にしかわからない。だけど彼の言葉には、メンバーやスタッフ、ファンにも齟齬なく気持ちを伝えようとする彼なりの気遣いが垣間見えるのだ。

佐野くんに限らず、尊敬する推しの“言葉”にやられてしまう私にとって、このツイートの一件はグサっときた。
あぁ早く彼の言葉をまとめた本がほしい、カレンダーでもいい。(ヨシモトブックスさん、なんとかお願いできませんか?)
真面目な言葉も肩肘張らないつぶやきも、彼のありのままの表現として楽しんでいきたい。
大切に、大切に。

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