マンガその3・のだめ
お題「#私を構成する5つのマンガ」を数回に分けてお送りしております。
このペースだと、単純に1つずつ5回になりそうです。
その1はこちら。ぴちぴちピッチについて。
その2はこちら。犬夜叉について。アニメオリジナル続編とされる「半妖の夜叉姫」についても後半触れています。
こうやって過去記事を紹介するためにURLを拾ってくるときにいつも思うんですが、「このクリエイターの人気記事」ってどういうアルゴリズムで出してるんだろう。
ビューやスキの数ではないし、新着でも関連でもないように思う。
気に入った作者さんの他のも見てみたいっていう需要はけっこうありそうだから、そこに表示したいものが選べたりするといいかもというか、そこのアルゴリズムはかなり大事な気がするんだけど。
プロフィールに飛んだ時の固定記事でもいいんだけど、それよりおすすめや関連として出てくるもののほうがクリックされやすいんじゃないかと思う。Youtubeとかに慣れているユーザーが多いならなおさらじゃないのか。
本題、のだめカンタービレについて、ですが、今日は短くなる予定です。
なぜなら進撃の巨人Final SeasonのPVが公開されて、繰り返し見るのとTwitterの考察・感想を見るのとですでに午前2時なので…
いやマジでSeason1から3をつなぎあわせて1本の映画にするってどういうこと???24時間耐久上映か????
のだめの話をします。
のだめ、が主人公の女の子の名前。野田恵の略。ピアノの才能がずば抜けているが、生活力とデリカシーと常識と遠慮がゼロ。でも才能ある人ってそういう傾向がありそうな気もする。餓死しそうなレベルで食事を忘れる数学家とか。昔の偉人だとよく聞く逸話ですね。
主人公が男の場合はその相手役的なポジションをヒロインと呼びがちだけど主人公が女の場合の男のポジションって何て呼ぶんだろう。ヒーローだと主役になってしまう気がする。王子様か??
わかりませんがその王子様(仮)が千秋。のだめの先輩にあたり、マンションの部屋が隣で、こちらも恐ろしいほどの才能をお持ちだが性格に難あり、と言われるタイプ。「俺様何様千秋様」ってね。
隣=のだめの部屋から異臭がして、ゴミ屋敷を片付けた上にのだめを無理やり風呂に入れ(犬を洗っている気分だという描写付き)、料理を作ってやるという過保護っぷり。そして懐かれる。当たり前だ。
のだめは「フォーリン・ラブ」「センパイの背中、飛びつきたくてドキドキ…」とまぁ独特ながらストレートにアピールし、千秋はうんざりしている、というのがお決まりの光景。
完全に言い忘れていたが舞台は音大で、のだめはピアノ科、千秋はピアノまたは指揮で、過去と深い関係があったりする。
音大だからというか、大学というのは教授が尋常じゃないもので、「動物のお医者さん」でもそうだったが、「名物教授」的な存在がいる。そして転科に際してもトラブルを作るのだ。
千秋から見て、のだめは女どころか人間として認められそうにないレベルの出会いであったが、ピアノの連弾をすることでのだめの才能に惚れる。あくまで、才能に。
その後は千秋が抱える弱さ=トラウマ、のだめの過去と理想へのつながり、どこにでも行けることがうらやましい千秋と、評価をつけられることより楽しみたいだけなのに苦しいのだめ、といった価値観の差異が、変態的な世界的指揮者や彼が率いるオーケストラのメンバーなどを巻き込んで展開されていく。
指揮者として何が足りないのか。
ピアノを職業にする覚悟はできるのか。
トラウマは克服可能なのか。
才能は誰のものなのか。
音楽を作り上げるとは、どういうことなのか。
音楽に、あるいは創作的なことに関わったことがある人には特におすすめです。
そうでなくてもギャグ要素も強くておもしろいです。
「ぎゃぼー!」って発声する人、たぶんこの世にのだめしかいない。
宣言通り短めで。
ご覧いただきありがとうございました。
5月30日、30分、1600字
ご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートの使い道はまだ決めておりませんが、大事に使わせていただきます。おやつになるかもしれないしPhotoshopになるかもしれません…