見出し画像

サパほーむトレッキング

新年早々トレッキングするつもりはあまりなかったのだけれど。一月のサパは寒いと聞いていたし、マッサージスクールの疲労もたまっていたし。
予約したゲストハウスが市街地からかなり離れた辺鄙な場所にあることに気づいたのは前日のこと。キャンセルも考えたが、感性の合う友人におすすめされたゲストハウスだったので、このまま行ってみようと思った。
ゲストハウスのスタッフにどうやって行けばいいか聞くと①タクシー②トレッキング と提案された。①と②で1500円ほどしか変わらなかった上に、②(約3000円)は、5時間のプライベートツアー、朝昼ご飯つき、重い荷物を預けて先に宿泊先に届けるサービス込み、の値段だと言っていて、ラオスでのツアー価格と比較して破格の値段だと思ったので申し込んだ。その後、冷静に考えてやっぱ体力大丈夫か?などと不安になったのだが、まあもう覚悟決めて行くしかない。
ツアーガイドと合流した後、簡単な方の道と難しい方の道があるけど、どっちにする?と聞かれて、簡単な方!と答えたくなったのをぐっと我慢。何が違うのかと聞くと、難しい方は道が険しい。けれど景色は最高だよ😉とガイドに言われた。後ろから来たヨーロッパ系観光客(年齢層高め)の集団が、躊躇なく難しい道の方に歩いていくのを見て、これは私でも行けるかも?と思って彼らに倣って険しい道の方を選んだ。
ラオスで膝ほどの高さの岩が連なる道?坂?を登った経験があったから、まあそこまでじゃないだろうと思いこんでいたのだが……。いやぁ~、同じくらい過酷でしたね、今回も(;^ω^)。何が難しかったって、道の種類かな。いや道って呼ぶのかなあれは 笑。泥?沼?の間にあるめっちゃ細いあぜ道とか、竹林を切り倒した下り坂とか色々。そして広範囲で下り坂だったから余計に滑らないよう慎重になる必要がある。
これがプライベートツアーで本当に良かった。ゆっくり安全に歩く私のペースに合わせてくれるから。そして途中からガイドの友達みたいな人が着いてきて、2人で私を前後からサポートしてくれた。そのサブガイドの人がすごく献身的で、これは難所だ!!っていう箇所で必ず手を支えてくれた。
別れる間際に、彼女はモン族の伝統グッズを売りたいと言っているとメインガイドが翻訳して、この時点で絶対高いのは予想できたけれど、長時間付き合ってくれたお礼も兼ねて買おうかなと思った。大きいポーチと、ブレスレット2個で1500円くらい。……高いね。多分。モノとしての価値は多分1/2くらいかな。
でも、ポーチの色と柄がたまたまかなり好みだったというのと、彼女の細やかな気遣いに道中度々助けられたから、そのサブガイドとしての姿勢に尊敬の念も込めて買った。値下げ交渉しても良かったのかもしれないけれど、何となく今回はしなくていいかなと思った。こういうところがまだバックパッカーとして甘いのかもね(-_-;)。
なにも努力しない人にボッタクられるのは不本意だけど、2時間も3時間も付き合ってくれて、結果、高めの値段で買うのは、まあいいかな、と。それに、途中で急に現れて途中で急に別れたというのと、ガイドは一人と事前に言われたのから鑑みるに、私のツアー料金が彼女に割り振られることはないだろうから。モノを除いた800円くらいはツアーガイドとしての彼女への料金。
終わって数時間経ったが、初めてラオスでトレッキングしたときと比べ、そんなに疲労感がない。これから襲ってくるかもだけどね 笑。マッサージスクールでの1ヶ月、意外にも、かなり私の足腰は鍛えられたのかもなぁと、少し自分を褒めたくなった。
#サパ
#サパトレッキング
#トレッキングツアー
#登山女子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?