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初めての救急車と付添入院1日目|3y&1m 育児日記


7/23(火)

のんびり8:00に寝室を出た。今日はキャンセル待ちしていて奇跡的にするっと入れたパンどろぼうカフェに行く予定で、娘もわたしも日焼け止めまでばっちり。7時に授乳してからぐっすり眠っている息子も朝のうちにお着替え済みだ。

10:30|さて、そろそろ息子が起きるだろうから授乳して出発…と思っていたのだが、3時間経つというのに起きない。おかしいなと思ってさわってみると、熱い。明日でやっと2か月の子が発熱!?頭が真っ白になった。
はかってみると39℃。6か月未満で38℃以上の発熱はすぐに受診、娘の時にはなかったけど、何度も教えてドクターでみた注意項目だ。

11:08|かかりつけの小児科に電話する手が震える。いつでもかけられるように電話帳に登録してあったのに、ホームページを開いて電話をかけていたあたり、かなり焦っている。
「ご予約をお取りします。11:45ですが、かなり混み合っておりますのでお待ちいただくことになると思います…」…症状を聞いて欲しくて看護師さんに代わってもらう。「明日で2か月になる男の子です。39℃の熱があって、寒いのか手足の色が悪くて、震えています」「顔色は?手足は熱いですか?」「顔色…(うちの照明暗くてわかりにくい)いつもとは違うけど真っ青って感じではないです、手足は冷たいです。」「冷たいんだ…!そしたら、救急車を呼んでもらった方がいいと思います。手足は暖めれば元に戻るかもしれないのでやってみて。」
着いたら先にまずい状況かだけでも見てもらえないかな?と思って代わってもらったけど、まさかの救急車。電話を切ったら、やばいんだ…どうしよう…と不安に襲われて泣きそうになったけど、「ママ?◯◯(息子)足痛い?」と娘に話しかけられて我に帰る。こんなところで怯んでちゃだめだ!

11:15|急いで119に電話をかける。長い呼び出し音のあと、「消防ですか、救急ですか」と聞かれる。その落ち着いた声に、自分も負けじと落ち着いて「救急です。」、続いて名前、住所。「救急車が向かいます、電話に出られるようにしてお待ちください。」電話が切れる。

11:17|夫の職場に電話して、伝言を頼む。母と妹にもLINE。出かける予定だったので、準備はある程度できていた。ベビーカーをたたんで、手提げからリュックに荷物を入れ替える。保険証、医療証、母子手帳を追加して、娘をトイレに行かせ、靴も履かせておいた。

11:23|担当になった救急隊の方から電話が来る。「今日野から向かっています。」日野…って超遠くね?と思うも、その不安を紛らわすように、もう一度詳しく症状の説明、向こうからも意識があるか、震えはとまっているか、今の体温(40℃弱になっていた)などを聞かれる。うまい。救急救命士さんの落ち着いた慣れた話し方を聞いているだけでほんとうに気が紛れる。「救急車の音が聞こえたら、荷物を持って出る準備をしてくださいね。」で電話が切れた。
その間に母からLINEが来ている「早退して向かいます」夫の連絡を待ってから…と思ったけど、聞いてしまった以上、心配性の母は仕事なんてできないだろうから来てもらっちゃう。

11:40|夫からも電話。何故か娘だと思っている。息子だと伝えると、夫もまさか…とさすがに焦った様子。この後も仕事が立て込んでいると言うので、とにかくなんとかして!と電話を切る。

11:55|救急車が到着。車内で容態の確認をしてから、搬送先探し。なかなか見つからない。来てくれた救急隊の方々も、日野から来たけれど立川の部隊なのだという。つまり、行った先で呼ばれ、またその先で呼ばれ…の繰り返し。コロナと熱中症のダブルパンチで、救急車も病院もパンパンらしい…。受け入れてもらえないのは、きっと息子は緊急性がないからだ。と自分に言い聞かせる。4つめでやっと決まった。

12:37|病院着。救急隊の方と小児科の診察室へ。ちょうど午前午後の間の時間だったからか、すぐに診てもらえた。わたしが先生と話している間、息子は検査や処置を受けている。針をさされたのかな、大きな泣き声。異変に気づいてから初めて聞けた、うれしい。赤ちゃんが泣くのは元気な証拠って本当だった。

12:43|息子をお任せして、待合室へ移動。

12:55|夫と母が連続して到着。娘を頼んで、今日の15時に予約していたパンどろぼうカフェと明日の新生児訪問をキャンセル。
途中経過を話しに来てくれた先生から最低でも2-3日入院になると聞き、大慌てで明日からの娘の預け先を探す。明後日は出産した妹が退院してくる日なので母が元から休みを取っていた。つまり明日をどうするか。夫が休むか、職場に連れて行くか…わたしが先生に呼ばれていない間に義両親に頼む案も出たらしいが、連絡するならわたしに聞いてからにしてあげてと母が言ってくれたらしい。ナイスアシスト!もちろん、義両親には連絡しない。絶対こっちでなんとかする!と思っていたら、今日会う予定で連絡をとっていたお友達家族が、明日は夫もいるので預かれます!と言ってくれる。うちの夫の唯一のパパ友でもあるので自分で連絡してもらい、朝から夕方まで預かってもらえることになった。お友達ももうすぐ3歳、下に1歳3か月の妹ちゃんもいる。大人2人に対して子ども3人、楽ではないはずだ。本当に感謝してもしきれない。いいお友達ができて、本当に良かった。やっぱり幼稚園も、叶うなら小学校も(家は近いのに、学区が違う東京あるある…)中学校も一緒に行けたらいいのにな。

13:50|PCR陰性でコロナでないことがわかり、転院せずにすんだ。病床がギリギリで、今日退院した部屋の準備が整ったら入れるそう。

14:30|病室へ。トイレ、シャワー付きの個室。あれ、わたしはどこに寝るの…?と思ったら、大きめのベビーベッドに添い寝か、ソファーに寝てくださいとのこと。実家の布団でも寝られないわたし、絶望。

檻みたい
夫がギリ寝られたので、170くらいまでなら足が伸ばせる感じ。
幅は寝返りできないレベルの狭さ…
寝具はかわいい。笑


15:00|売店で買ってきてもらったサンドイッチでお昼ご飯。すっごいお腹空いてて全然足りなかった。

17:30|夫が入院準備をしてきた。今日1日で自転車を30kmも漕いでる。お互いお疲れ様…と言い合って別れた。

18:00|夕食。付添食700円、どんな感じかなー?と思ったらすっごい健康的な食事だった。ひぃ。

せめて汁物が欲しかったです。


2〜3時間おきに体温をはかってくれるのだけど、ついに消灯前に37.5℃以下になった。明日1日様子を見て退院できそうとのこと。よかった。

Twitterでこうつぶやいて、機内モードにしてさてめをつむるか、、と思ったら、日中ほとんど眠っていた息子が元気になってしまい、泣くわけじゃないけど可愛い声でさそってくる。
抱っこしてゆりかごのうたをうたってあげると、うとうと。ベッドに寝かせて、トントンと胸に手を当てているとき、「最後にこんな風にしっかり眠りにつくまでみていてあげられたのはいつだったっけ」と考えながら微睡んでいる息子を見ていたら、いろんなものが涙になって一気に溢れてきた。
わたしというやつは、なんでこうも不器用なんだろう。赤ちゃん返りをする娘のケアに夢中になりすぎて、息子のこと全然見れてなかった。静かで手のかからないことをいいことに、甘えていたから、僕もいますよ〜と熱を出したのかもしれない。お腹にいるときから、息子からのSOSはわたしへの注意喚起だった。

明日は、娘と息子ふたりとも一緒に楽しめることを考える日にしよう。
例えば、
絵本とうたは月齢問わず楽しめるから、ふたりのためのおはなし会を毎日やろう。きっと読み聞かせボランティアの練習にもなる。観客が2人だから、紙芝居もいい。支援センターによくある、小さなペットボトルにビーズやお米などを入れて作るマラカスを娘と作って息子にプレゼントするのも楽しそう!
息子のお世話をするときは娘も一緒に。例えば授乳中には娘に哺乳瓶をあげてお人形に授乳してもらう。抱っこで寝かせる時には、息子は歩きながらトントンするとよく寝るので、その時にだけうたう歌を決めて娘と行進しようかな。
他にも案があったらぜひ教えて欲しいです!退院したらすぐ、真剣に取り組みます。

もしかして、娘の息子へのいじわるがなくならないのも、わたしが変に2人を離そうとするからなのかも。なんでも一緒にやる。だって家族だから!って、行動でちゃんと伝えなきゃいけないのかもしれない。娘の前で息子を愛でると嫉妬するんじゃないかって気にしてたけど、むしろわたしがとっても大切なんだよって示せば、ママの大切なものを大切にしようって思ってくれるかも。いや、娘なら絶対そう思ってくれるはず!


さて、先に日記を書いてから考えよう!と思っていたら日記書くだけで16時になりました。というのも、息子と2人の時はとことん向き合うぞー!と決めたら、時間が全然なかった。娘のときは毎日こうだったんだよな…と思うと、本当に息子には申し訳ない。
この時間は娘、次は息子ってわけるんじゃなくて、みんな一緒に。よーし!やるぞー!!!

男の子は身体が弱いと噂には聞いていたので覚悟していたけど、こんなに早く救急車と入院を経験するとは思わなかった。
初めての救急車記録は自分のため、それから、これから経験するかもしれない方のために電話やLINEの記録をみてできる限り詳しく書きました!いつもと様子の違う我が子をみると本当に焦るので、そんなときに思い出して参考にしてもらえたらうれしいです。

2日目へ続く…

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