【徹底解説】Perplexity・Claude3・GPT4・geminiの特徴
Perplexity、Claude3、GPT-4、Geminiは現在大変注目されている大規模言語モデルなのですが、それぞれ全く異なる特徴を持ってます。
この記事では、そうした違いを徹底的に比較し、皆さんの用途に合わせてどのモデルを選ぶべきかをお教えします。
対話型AI検索エンジン「Perplexity」
複数の大手AIモデル(Claude3、GPT-4、Geminiなど)を1つのプラットフォームで使える
無料プランと有料プランがある
追加料金なしでClaude3、GPT-4、Geminiを切り替えて利用可能
過去の会話をグルーピングできる
複数の大手AIモデルを組み合わせて利用できるプラットフォームです。リサーチ自体には特化していませんが、Claude3やGPT-4、Geminiなどの異なる特性を持つモデルを組み合わせて使うことで、より幅広い用途に対応できます。
対話型AI言語モデル「Claude3」
Anthropicによる3つのモデルがある
Opus: 最上位モデル、GPT-4を上回る性能、月額20ドル
Sonnet: 中位モデル、Gemini 1.0 Proより強力、無料で利用可能
Base: 基本モデル、無料
20万トークンの長いコンテキストウィンドウ
専門知識、推論、コーディングなどの分野で高い性能
リサーチに最も適したモデルがClaude3のOpusです。20万トークンの長いコンテキストウィンドウと高い推論能力を持ち、最新情報や専門用語、データの少ない分野でも優れた性能を発揮します。
対話型AI言語モデル「GPT-4」
OpenAIによる大規模言語モデル
汎用的な対話能力に長けるが、専門知識ではOpusに劣る
コンテキストウィンドウが12.8万トークン
月額20ドルの有料サービス
汎用的な対話能力に長けていますが、専門知識や推論力ではClaude3 Opusに劣ります。コンテキストウィンドウも12.8万トークンと比較的短いため、リサーチには不向きです。
対話型AIマルチモーダルモデル「Gemini」
Googleによる大規模言語モデル
無料版と月額2900円のGemini Advancedがある
マルチモーダル入力(テキスト、画像、音声)に対応
専門知識や推論力ではOpusに及ばない
指示していないのに、箇条書きで書いてくる
マルチモーダル入力(テキスト、画像、音声)に対応していますが、専門知識や推論力ではClaude3 Opusに及びません。リサーチには不向きですが、画像や音声データを扱う必要がある場合に役立ちます。
おまけ
Cohere Command R+
Cohereが開発した大規模言語モデルのCommand R+
高度な推論能力と専門知識を持つ
20万トークンの長いコンテキストウィンドウを持つ
科学、金融、法律などの専門分野でも高い性能を発揮
APIを介して有料で利用可能
Poe(チャットbot)
Quora社が開発したAIチャットボットプラットフォーム
GPT-4、Claude、PaLM、DALL-Eなど複数の大手AIモデルを利用可能
ユーザーが独自のAIチャットボットを作成・共有できる
無料プランと有料プランがあり、無料でも一定の機能が使える
スマホアプリ(iOS/Android)からも利用可能
まとめ
リサーチなど専門的な作業には、Claude3 Opusが最も適しています。Perplexityを使えば、OpusとGPT-4、Geminiを組み合わせて利用できる点が魅力的です。
一方で、マルチモーダル入力が必要な場合はGeminiが有利です。
用途に合わせて、それぞれの長所を活かしながら使い分けることが重要です。
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