「人生における選択肢」は多い方がいいという話。
こんにちは!
最近少しお休みしていたので、また書き始めます。
今月、とあるプロジェクトを始めました。
「地方と都市の交換留学」といいます。
もともと、私がやりたいなと思っていたことで。
それに共感してくれた仲間を集めて、学生団体としてスタートさせた。
という方が順序としては正しいので、思いの部分を書きたいなと。
**目的によっては「情報格差」はお互い様だ。
**
「都市」のほうがいろいろそろっているから 「都市」の方がいいよね。
確かに、いろいろそろっているのは間違いないことです。
団体のメンバーに「徳島県出身」がいるのですが、
ICカードなんてものはないそう。
有人改札で切符を切ってもらうというようなことが当たり前にあるらしい。
地方の人たちが都市に出てきたいと思う理由も頷けますよね。
ますます「都市の方がいいに決まってる!!!!」となりそうなものですが
「目的」によっては、「地方」のことがいい時だってあります。
先ほどの「都市>地方」というのはあくまで「生活するには」という意味でしかなくて、地方の良さもちゃんとあると思っています。
地方には第一次産業にあたる、「農林水産業」や
伝統的な「地場産業」などが根強く浸透しています。
やはりこのような環境は都市にはほとんどないものです。
このようなものを学びたかったら、地方に行くのが一番なのです。
上記のように「目的」や「何をするか」が大切で、
ほかにも「どんな大学に行きたいか」「どんなキャリアを積むか」
によってはお互いに情報格差は存在するのではないかと感じています。
その格差を埋めるのが「地方と都市の交換留学」なのです。
「ツアー」ではなく「留学制度」をつくる理由
夏休みによくありそうな「3泊4日!長野県ツアー!」みたいな、
「ツアー」ではなく私が作りたいのは「留学制度」です。
当然ながら、理由もちゃんとあって。
「観光ありきの学びの場」にしたくないから。
普段とは違う世界に行くんだから、観光するなとは言いません。
もちろん大学生がよく行っている「語学留学」だって観光もしているから。
ただ、「ツアー」と「留学」の決定的な違いは、
そこに「学びの要素」が含まれているかどうかだと思っていて。
私がやりたいのは、「高校生がどこでもいける環境作り」ではなく、
「高校生が学びたいものを学びにいける制度作り」なんですよね。
高校生って実は一番難しい時期だと思っていて。「やりたいこと」と「自分の力でやれること」の双方に人によってはかなりの乖離があると思っています。
学びに行きたいのに、親に反対される。
かと言って自分で家飛び出していく金銭的余裕もないし、できない。
みたいなことが起こりやすいんですよね。
彼らの中にある「葛藤」「乖離」を何とか埋めてやれないか。
彼らの「知りたい!」「学びたい!」を私たちで叶えてあげられないか。
その結果、「やりたい」と思えたのが交換留学制度でした。実現させる。
**「知らない」より「知っている」。その上で選べる方がいいにきまってる。
**
今回のまとめになりそうかな。
私は、高校生の学びのハードルを下げたいと思っていて。
もちろん、今回のこのプロジェクトだけでは埋めきることができないけど
1つの手段として、この「国内留学」を選んでほしいと思っています。
インターネットだけでは学びきれない現地の空気感、時間の流れ方、そして文化・伝統・新しい産業・サービス、そしてその現状。
人間には知らなくていいことだってあります。
人間関係の中で「それだけは聞きたくなかった」みたいなこともあります。
だけど、人生の中で学びというものは
「知らない」より「知っている」方がいいに決まっている。
「人生の選択肢」みたいなものは一つでも多い方が人生が豊かになる。
その選択肢を自分のプロジェクトで増やしていこうと思っています。
**「学生団体MeReE」について
**
このプロジェクトの思いを書いてきましたが、
学生団体として、5月17日19:00に発足を発表しました。
私が4月かな?「交換留学やりたいなあ」とTwitterで呟いたところ、
実はかなりの反響をいただきました。ありがとうございます。
そして、「私が一緒にやりたい人」と一緒にやる、じゃなくて、
「このプロジェクトに共感してくれた人」と一緒にやる、というのは
自分の中で決めていたことでした。
だから、運営メンバーは公募したんです。
すっごいドキドキしたし、不安だった。集まるかな?っていうのが。
でも思いの部分というか、熱量も大事だと思ったから、
志望動機もしっかり書いてもらうようにしました。
そしたら、16人の応募があって。
それぞれの志望動機も様々でした。熱量もすごかった。
私はたまにみんなが書いてくれたフォームの解答を読んでは、
がんばるぞ!って自分のことを鼓舞していたりします。おすすめ。
(写真貼ろうと思ったけど大事なメンバーの気持ちを見せたくない欲が出てきてしまったのでやめます...笑)
まだ、各部署動き出したばかりで、本当にこれから!というチームなんです。しかも、学年も本当にバラバラで。高1から大学4年までいます。
住んでいるところもばらばら、学年も性別もばらばら。
これだけ多様性のあるチームはなかなかない気がする。Twitterに感謝。
せっかく同じ思いを持って活動していけるんだから、
やってよかったと思ってほしい、今はその一心で走り回っています。
かならず成功させてみせるので、
楽しみ半分見ていてほしいなと思います◎
最後に
運営メンバーに伝えたいことをあえてここでいうことにする。
もちろん私の思いなので運営かどうか関係なく読んでみてください。
自分たちがこれからつくるプロダクトは、間違いなく現行の高校生教育に影響を与えられるものです。まずそれに対して自信を持ってほしいと思っています。 でも、だからって世界観を大きく持ってほしいとか、社会単位で考えてほしいとかそんなことを言うつもりは全くありません。私もみんなも、狭い世界でそれぞれ頑張って生きています。 だから、目の前の大事な人と、その向こう側にいる人たちのことを思ってプロダクトをつくっていきましょう。それだけで十分です。 近くの人たちのことを思えないのに、社会に影響を与えるなんてあまりにも難しすぎます。 クラスで目の前に座っている同級生、Twitterでいつもかかわっている高校生、その人たちのことを思って作っていけたら、その思いがきっと広がって社会に影響を与えられる。 だからこれから一緒にみんなと頑張っていきたい。きっとみんなにはそれができるはずです。よろしくね。
というわけで今日はここまで。とっても長い文章ひさしぶりに書きました!
最後まで読んでいただいてありがとうございます…!!!
これからもよろしくお願い致します!
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