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バイトで働くすべての人に伝えたいこと

お久しぶりです、ななみんです!

久しぶりにnoteを書こうと思います!
今日は表題にもある通り、「働く」がテーマ。

誰もが一度は向き合う「働く」ということ。

学生ならアルバイト、
4年生なら就職活動、
そしてしばらく働いた先の転職活動。

今は働き方にも多様性が生まれ、
必ずしもみんながオフィス勤務ではなくなりました。 

こうした働く、ということに
学生であった私は向き合うことができました。

それは3箇所でやらせてもらったアルバイト。

マクドナルドと、塾講師と、セブンイレブンです。特に前者2つは、厳しい、しんどい、といったイメージが強く、学生からは敬遠されるお仕事です。

その中で私が感じたことを書き残し、
これからアルバイトを始める人、
辛いことがあってやめようかどうか迷っている人、いろんな人の助けになればと思います。

それぞれ働いた期間と成果

まず私の人物像を知っていただくために、
これまでのバイトの経歴をお話ししておきます。

マクドナルド
・2015-2019の4年間
・クルー(カウンター)→スター(顧客対応専門)→シフトマネージャー(時間帯責任者)

塾講師
・2015-2020の5年間
・基本は小中高の文系。たまに小学生の算数、中1数学など。口うるさい先生ポジ。(多分)

セブンイレブン
・2019.9-2020.3の半年間
・レジ周り、納品関係はクリア

すべてのバイトに共通していること

①愛されること

とにかく愛されること、好かれることを一番に考えていました。媚を売るの?という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。

いつも明るく接客する、挨拶をする、これだけです。

そもそも、お客さんが来店する理由はいくつかあると思っていて、
・商品がいい(精度・価格ともに)
・空間がいい
・店員さんの接客がいい

の3つだと思っています。わかりやすい例でいうと、スターバックス。ここはこの3つの条件がある程度揃っているからいろんなお客さんが来るんですね。それも作業・おしゃべり・一人の時間など、様々な目的をもって。

もともと体育会系の世界にいた私は、マクドの厳しさも忙しさも苦にならなかったせいか、お客さんへの対応に気を遣う余裕が途中から出てきました。

そして私自身がお客様に気に入ってもらうことは、確実に来店してもらうこと=売り上げに繋がっていました。

マクドナルドでもセブンイレブンでも、はたまた塾での対応、保護者の方への態度など、明るい自分でいることはとても重要だったと思います。


②たかがバイト、されどバイト

特に学生アルバイターに知ってもらいたいことは、自分たちはたかがバイトで雇ってもらっているだけで、だから必要以上に何かを背負う必要はないということ。

バイトでつらい思いをした子にはよく話すのですが、正直自分がいなくてもその職場は回るんです。

だから何かつらいことがあっても、「何とか店を回そう」とかそんなことは考えなくていい。回すのはマクドであればマネージャーであり、社員です。

全く冷たい意味ではなく、その日自分の与えられたポジションを、役職を、バイトの子たちは全うしてくれればいいんです。

マネージャーも経験しましたが、とにかく時間通りに来てくれて、そのポジションをしっかりやってくれればそれでいいといつも思っていました。

特に抱え込みやすい子には、その感覚を持っていてほしいと思います。

とはいえ、タイトルにある通り、「されどバイト」です。研修がある程度終われば、完全に1カウントされます。要は独り立ち。

バイトであるとはいえ、その3時間、その生徒を任せられるのはあなたです。部活のように代わりの人間がごろごろいるわけではありません。

お給料をもらいながら、売り上げに貢献していることをどうか忘れずに、一生懸命働いてほしいと思います。

何かをやめようとしている人へ

バイトをやめようとしている人がいるかもしれません。
人間関係?仕事内容?シフトを入れてくれない?

理由はわかりませんが、少し立ち止まってみてください。

新たな環境に行くことは決して悪いことではありませんし、
自分を成長させてくれる可能性だって秘めています。

だけど、また仕事を一から覚えて、人間関係も作り直して。
これも悪いことではないですが、またつらいことがあったときに「やめればいいや」とやめ癖がついてしまうような気がします。

苦手な子がいるから塾をやめる、と言い出した子が過去にいました。
だけど、その苦手な子がまた同じ塾にきたらまた辞めることにならない?
といった趣旨の話をし、結果的に三年間頑張って志望校にも受かりました。

たかがバイトなんです。
みんなとうまく完璧にやっていく必要はないし、
自分の働きを見てくれる人は必ずいます。それが社員かアルバイトの人か、それはわかりませんが、その人達を大切にできれば十分です。

それに、続けた先にあるものって本当にすごいものです。
マクドナルドを4年、塾講師を5年続けた私だから言えることですが、
本当に多くの学びがありますし、これからに必ず生きてきます。

(ちなみに先日、セブンイレブンで入った後輩に関するクレームに対して、研修中の名札をつけながらもマクドナルドのマネージャーレベルの対応をしたという事件がありました。経験というものは、とっさに生きるものなんだと実感しました)

だからこれからバイトを選ぶ人、続けられそうなものを選んでください。
バイトをやめようとしていた人、もう少し頑張ってみませんか。

最後に

これだけ多くの職があり、学生アルバイターが転々とできるほどの求人があります。そのなかで一つのことをしっかり続ける、それだけでも十分なステータスです。

バイトとサークルしかしてないから就活話せることがない…。という人も多くいますが、「ちゃんと働くこと」ができれば話すネタなんていくらでもできます。

「ちゃんと」という言葉はすごく抽象的ですよね。いろんな意味を含んでいると思いますが、あなたにとっての「ちゃんと」でいいんです。

社員やマネージャー、先輩たちは確実に見ていますし、
すぐには評価されなくてもいつかかならず何かの形で帰ってきます。

私はすべての職場でそれを痛感しました。
いいことも悪いことも、失敗したことも多くありましたが、今思えば働くことを楽しいと思えたのもこれらの職場でした。

本当にバイトやってよかったなあと思います。
これからバイトを頑張る人たちにも多くの幸せがありますように!