もうライブに行くの止めようと思ったけど、田村ゆかりさんのライブに行って思い直した話(田村ゆかり LOVE LIVE 2023 *with me?*戦記)
こんにちは。最初に田村ゆかりさんのライブに参加してから、かれこれもう13年が経ちました、すなみん(@sunami2008)です。
今回は、2023年4月から9月にかけて開催された田村ゆかりさんのライブツアー LOVE LIVE 2023 with me?のお話。
もう辞めようと思っていた
実は、もう王国民(ゆかりんファンのこと)は辞めようかと思っていました。ファンクラブを辞めて、ライブ行くのも辞めようかと。
これまでコンスタントにライブやファンクラブイベントに参加していたのですが、どうにも以前のような情熱がなく、昔みたいな楽しさを感じられなくなっていました。
2021年のライブツアー「Airy-Fairy Twintail」や、2022年のアコースティックライブ「Soundrops」も参加していましたが、正直ほぼ惰性で参加していた感じで、どうにも昔の情熱がありませんでした。昨年ぴあアリーナMMで行われたライブ「Meet Me?」のときは岡崎体育の曲をやったりして面白く、ちょっと気持ちが盛り返しましたが。
原因は、コロナでコールができなくなったこととか、昔の曲(fancy baby dollなど)をやらなくなったとか色々あるのだろうと思います。王国民の友達とかもいないし。
ただ、ファンクラブイベントは楽しくて、相変わらずゆかりんのことは好きなので、どうしようかなぁと。
悩んだ末、今回のライブツアーで、初回の川口公演と、6月の八王子公演に行って、これで終わりにしようと思っていました。
初回、川口公演の途中までは。
結果的に、ライブが楽しすぎて追いチケしてめちゃくちゃ通いました。
楽しすぎたライブツアー
川口公演の途中で何があったのかは後述しますが、とにかく楽しいライブツアーでした。
自分の中で最も楽しかったツアーの思い出は、2014年の「Fruits Fruits ♥ Cherry」なのですが、それを超えました。
今回、私がなぜこんなに楽しめたかを振り返ってみようと思います。
①コール解禁、昔の定番曲もあった
コロナ禍ではコールができず、定番曲もなかったので(アコースティックであったりしましたが)、自分としてはイマイチ物足りないと感じていたのかもしれません。
今回は、コールができたうえに、fbdとSSSSgという定番曲があったので、昔のような楽しさを味わえたのが良かったと思います。
②新アルバム「かくれんぼ。」の曲が良かった
セットリストの大半を構成していた、新アルバム「かくれんぼ。」の曲もよかったです。
完全に泣かせにきている「Fanfare」をはじめとして、「Everlasting Voice」、「ブルジェオンの薔薇」「Bejewel Escape」「うらはら兎のねがいごと」「わすれもの」など、自分は好きな曲が多かったです。
このアルバムは、聴けば聴くほど自分のなかでいい感じになっていきました。
ゆかりんのアルバムとしてはNo.1かも。
あと何気に「with me?」ってライブのタイトルもよかったですね。「一緒に」って感じがするライブでした。
かくれんぼ。とリンクしていた気がします。歌詞の内容的にも、かくれんぼはひとりでできないということも。
ブルジェオンのサビで、手を前に出すときにペンライトに書いてある「with me?」が見えるようにするのが自分のトレンドでした。
「今あなたがいるから涙も救われる」「この手を離さないで それが未来になる」とかね、歌詞がいいんですよね…。with me感があるんですよ…。
③チームゆかりんの雰囲気が良い
見ていてなんとなく雰囲気がよさそう、ゆかりんが楽しそうだなぁという感想を持ちました。
桃色男爵のみなさんや、あやや、サカナちゃん、他のスタッフの方々も楽しんでいるんじゃないかなと。
ゆかりんがスタッフに言及することも多く、チームの雰囲気がよさそうでした。
ライブの幕間映像で、ツアーのメイキング映像的な、こちらからは見えないライブの裏側の映像が流れていたのですが、とても楽しそうだったんですよね。
なので、見ているこちらも楽しくなれた。
ゆかりんには申し訳ないですが(?)、私は桃色男爵のみなさんや、サカナちゃんのことも好きです。
ゆかりん・ノリさん・サカナちゃんで何か食べる企画とかどっか行く企画とかまたやってほしいなぁと思います。
桃色男爵のみなさんはミュージシャンで、サカナちゃんは振付師なので、「仕事選んで」という気もするのですが(笑)、それでもやってくれるのは楽しいからなんじゃないかなぁと。
ゆかりんが冗談めかして昔のライブMCで言っていた「ビジネスだから。ビジネス関係」とか言わなくなりましたよね。
「メリーさんと会長は途中抜けちゃうので、桃色男爵と飲みにいこう」みたいなこと言ってましたし。
④「これまで」と「これから」が上手く溶け合っていたライブだった
個人的に、もうゆかりんは昔のことを一切捨ててしまいたいのかな?と思っていて、それはそれで寂しいなと思っていました。
今回のツアーのMCでは、ゆかりん自ら昔のことに触れてくれることが多く、嬉しかったです。
「Sunny side Lilyの呪い」
「クルピヨンは置いといていいから!」
「(世界一めんこいよ)揃ってなーい」
「そしてボーカル!田村ゆかり、17才です♪」(千秋楽のメンバー紹介にて)
定番曲のfbdもSSSSgもあったので、ゆかりんは完全に昔のことを忘れてしまったわけではないのだなぁと。
今を楽しめとか言われても、私は20代のけっこうな部分をfbdやSSSSg、ゆかりんに捧げてきたので、そんな簡単には捨てられねーですよ…。
Fanfareのときに後ろに時計の映像が出るのですが、始まりが0時なんですよね。
これは「新しい始まり」という意味もあると思うのですが、ゆかりんファンとして思いつくのはfbdの「12時過ぎのシンデレラ」でした。
個人的にfbdからのTremolo Mellowの流れが好きだったり、コールをするところもあればクラップをするところもあり、「これまで」と「これから」がうまく融合したライブだったなと思います。
⑤自分なりの楽しみ方を確立できた
自分としてはこれが大きかったかなと。なんかライブツアーを目一杯楽しもうと思って駆け抜けた気がします。
・ふるふるちぇりーの頃にはなかった、純喫茶巡りという趣味ができたので、遠征先で喫茶店巡りもできたこと。
・それまでやっていなかった、パペットやちぇりー、みるくのぬいぐるみを連れて行って、会場や喫茶店で写真を撮ったこと。ウォークマンにセットリストをプレイリストにして聴きこんだこと。
・ライブ中も自分のペースで楽しめたこと。
コールや振りコピをやりたいようにやっていました。
振りコピが映える曲が多かったですね。サカナちゃんのおかげかな。すごい、さすが一流振付師や…!
Tremolo Mellowの「ちゃんと聴いててね」で、世界一かわいいよのゆかりんと同じように手を耳に当てるとか、自分オリジナルの振りをしたり、コールは知っててもやらなかったりとか、自分のやり方で楽しみました。
Trouble Emotionのサビの振りコピは少数派かもしれませんが、やってみるとめちゃくちゃ楽しかったです。
ソケたん曲では、終始エアギターとヘドバンをしていたりしました。
それから、普段はペンライト一本右手持ちなのですが、ここぞというときに二刀流にしてみたら楽しかったです。
Everlasting VoiceやSSSSgはダンサーの両手の振りが多いので、曲が始まるときにペンライトを二刀にして、心の中で「卍解…!」と言いながらもう一本のペンライトを点灯するとテンション上がりました(笑)。
(ライブツアー中、『BLEACH』の最終章である千年血戦篇のアニメが放送されていました)
ツアーが進むうち、
始解:一刀「ゆかり姫」
卍解:二刀「ゆかり姫双花」
とか名前を考えたりしてやると、テンションが爆上がりしました。
オタクの人はこういうの好きな人も多いと思うので、オススメです(笑)
や、やってみるとマジで楽しいから!マジで!!!
自分流の楽しみ方があれば、楽しさがグンとあがる気がします。
あと、自分はほとんど追いチケで最後列あたりだったのですが、座っていたりペンライト持っていなかったお客さんもいました。
良いなと思います。人それぞれのペースで楽しめる感じがして。
自分は昔からFC先行でチケット取るの忘れて、一般で参加するみたいなアホみたいなことをしていたのですが、一昔前は最後列あたりも全員立っていたように思いますので。変わってきたなと。
別に地蔵でも、バード(双眼鏡)でも、コール全力でも、振りコピガチ勢でも、他のお客さん等に大きな迷惑をかけなければ、思い思いの楽しみ方でよいと思います。
ゆかりんは何度も「(コールなど)強制じゃないよ。自分の楽しみ方でいいんだよ。隣のおじさんに合わせる必要なんてないんだからね!隣のおじさんを見るならゆかりを見ろ!!!!」とかいっていますし、
最後列にいたオタ芸とかやってるお客さんを指して「うちにはいないけど、そこなら後ろの人に迷惑かけないし、楽しそうでいいね」とゆかりん自身も言っていたりしましたね。
・ライブ終演後も、「あのお店で打ち上げしよう!」とか、楽しめたこと
私は王国民の友達とかがいないので、終演後に飲み会とかはなく、なんとなく寂しい気もしていたのですが、別にひとりでやってもいいじゃん!と思って、行きたいお店でTwitterしながら食べるみたいなの楽しかったです。
ライブの感想書いてたら、けっこういいねしてくれる人もいたしね。
Twitterも趣味関係のすなみの方じゃなくて、仕事関係のななみ(@nanamiffy7) の方で打ち上げの様子や、旅行や喫茶店のことをつぶやいたりして、楽しかったな。
今回のツアー大成功だったのでは?
興行的に成功だったのかとかはわかりませんが、自分の感覚やTwitterの反応とか見ていると、今回のツアーは大成功だったのではないかと思います。
昔からの王国民も、離れていた人も、新規の人も、すごいよかったという感想を目にしました。
自分も楽しくなって追いチケ、買うつもりのなかったTシャツやペンライト、ペンライトホルダーなどのグッズを買いましたし。
昔どこかのMCでゆかりんも言っていましたが、ライブT着るとテンション上がりますね(笑)
以下はライブの思い出です!
2023.04.22 埼玉・川口総合文化センターリリア
この数日前にアルバム「かくれんぼ。」が発売されていて、自分は入手できず。聴いてない状態での参加。
最初に「Fanfare」という曲がかかり、これで泣いた。
「堪えた喉を震わせて 祈ったその手を鳴らして」という歌詞が、コロナ禍を乗り越えてきた感じで、とても感動的だった。
コールとクラップがフュージョンしたライブだった。
ライブが進んでいって、でもまぁこれで、この後の八王子公演で終わりかな、今までありがとうと思っていた。
そんな折、ゆかりんの代名詞ともいえる「fancy baby doll(fbd)」がかかる( \世界一かわいいよ!/ って叫ぶ曲)。
自分はもうこの曲ライブでやらないんじゃないかと思っていたので、脳から汁がドバドバでた。
コールしてジャンプした。ここでメンバー紹介。
その直後、「Tremolo Mellow」っていう新しめの曲がかかるのだが、この接続がとても気持ちよくてテンションがあがる。
その後の新曲「うらはら兎のねがいごと」も良い曲。
そしてアンコール、「ケセラセラ」がかかり終演ムード。
これで終わりかぁ…と思っていたところ、
デデデデ デデデデ デデデデ デッデン!!
!?
もう何十回、いや、何百回も耳にしたイントロ。
この曲は…
Super Special Smiling Shy girlだ!!
会場からは悲鳴のような歓声。
昔のゆかりんのライブでは鉄板の、会場全体での合唱パートもあって盛り上がる曲。
もうやらないのかと思っていたのでとても嬉しかった。
私が最初に参加したライブ、2010年の「STARRY☆CANDY☆STRIPE」でこの曲のパフォーマンスを観たとき、それはそれは感動して、こんな魔法みたいな空間がこの世にあるんだと思ったものです。
ライブ後、また昔のような楽しさが、情熱が心に宿るのを感じて、とりあえず9月の東京ガーデンシアターのチケットを追いチケ。
2023.06.18 東京・J:COMホール八王子
新アルバム「かくれんぼ。」を聴いており、より楽しめた。
私はレトロ喫茶・純喫茶が好きなので、このときから、ライブ旅行先の喫茶店を巡るというスタイルが確立された気がする。
別に王国民の友達とかがいなくても、ひとりで打ち上げやって楽しんだらァという気持ちにもなった。
買ったはいいものの、今まで一回も使わなかったパペットを連れていったりもした。
なんか最大限ツアーを楽しんでやるという気概が湧いたのだ。
このライブで、ゆかりんが「自分の人生だし、人の目とか気にしなくてもいいんじゃないかって」と言っていて、なんか吹っ切れた気がした。
他人にあれこれ言われてたくさん悩みながらも、ゆかりんとしてやってきたゆかりさんが言うから説得力がある。
2023.06.18 名古屋・日本特殊陶業市民会館フォレストホール
結局、追いチケで名古屋も。
アコースティックは「デイジーブルー」がかかったけど、ラビさん・もっちーことキーボードの望月さんのピアノ演奏が神がかっていた。後の会場で聴くことになるモンシェリもとてもよかった。
名古屋喫茶店巡り
2023.07.17 群馬・高崎芸術劇場
新しい会場でとてもきれいでした。
この日は真夏日で、なんと気温が38℃ありました。
高崎喫茶店巡り
ずっと行きたかった「コンパル」へ。
これぞ純喫茶という感じ。
この喫茶店は、純喫茶のドラマ「放課後ソーダ日和」の原作映画「少女邂逅」のロケで使われており、なんと運良く保紫萌香ちゃんとモトーラ世理奈ちゃんが座った窓際の席に座ることができました!
ライブ終演後。
商店街の一角にある、夜だけ開く喫茶店「白馬車」へ。
夜は大人のお店がオープンする商店街で、それはそれはとても入りづらく、一生分の勇気を振り絞って入った。
昔は普通の喫茶店だったらしいけど、今は夜職の方たちに食事と居場所を提供する形になったらしい。
マスターは最初怪訝な顔をしていたけど、お客だとわかると気さくな感じに。
何よりマスターの手作りハンバーグがめちゃめちゃおいしかった。
2023.08.05 岩手・盛岡市民文化ホール大ホール
岩手公演も追いチケで。
2023.08.06 宮城・仙台サンプラザホール
岩手公演の翌日は仙台へ。
仙台公演、隣の人が「Trouble Emotion」のサビの振りコピをしていて、とても楽しそうだったので、家に帰ってから猛練習した。
帰りの新幹線では王国民がたくさん乗っていて、「明日仕事かぁ」と思っても何だか寂しくなかったです。
仙台喫茶店巡り
仙台の喫茶店はけっこう行ったことがあり(有名どころの「どんぐり」とか)、今回はまだ行っていないところを。
2023.09.02-03 東京・東京ガーデンシアター(有明)
隣で水樹奈々さんのライブがやっていたらしく、それらしい人が有明に溢れていた。
ライブ千秋楽ということで、ウォークマンにライブセットリストのプレイリストを作成して聴きこみ、振りコピもコールもクラップも精度が上がっていたと思う。
とまぁ、こんな感じのライブツアーでした。
やっぱりゆかりんのライブは楽しいなぁと。
決意をあらたに。
この先、たったひとりでも、無職になっても結婚しても、一生王国民やります!
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