羽生キララの憂鬱

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※普通の学校に通ってる設定です

「ナナしゃん、今日は何食べに行きますか?」
「シュークリーム!」
「ナナしゃんそればっかじゃないですかー笑」
「あはははは!だってシュークリームってかわいいじゃないですかー」
「もー!それって私がシュークリームみたいって事でしょ!」
「ちが...わないか」
「もー!」

ナナをポカポカと叩くミチル

「アイツ......あたし達のミチルを奪いやがって......。ヤキ入れてやらないと」
「表現ふりーw てかほっとけよ」
「は?なんで?」
「あんなやつ別にどうでも良くね?」
「それもそーだなw」
「てかさ、アゲハ見た?ヤバくね?」
「やべーな。あのメイク試してみてーな」

「今日の授業はこれで終わり。ちゃんと予習しろよ」
「「「「はーい」」」」

ガヤガヤ

「なあ柊」
「どうしました羽生さん?」
「キララで良いって」
「じゃあキララちゃん、何かご用ですか?」
「ちょっと話があんだけど時間ある?」
「ええ、大丈夫ですよ。ミチルちゃん、先に帰っててもらえますか?」
「ええ。ごゆっくりどうぞ。買い物は私が行っておきますね」
「ありがとうございます。キララちゃん、場所はどうします?」
「体育館の裏で良いか?」
「良いですよ」


体育館裏

「それで話ってに何ですか?」
「お前最近ミチルも仲良いよな。アイツとはどういう関係なんだ?」
「と、友達ですよ?」
「そうか。まあなんだ。これからも仲良くしてやってくれよ。アイツ結構寂しがり屋だからさ」
「まるでミチルちゃんの事が好きだったみたいな言い草ですね」
「......好きだよ。今でもな」
「でもあなた達はミチルちゃんをよくからかってたじゃないですか」
「それは...す、好き...だから...」
「は?小学生男子ですか?」
「わりーかよ!好きだからちょっかいかけたくなんだよ!」
「まあ気持ちは分かります」
「アイツがかわいいのがわりいんだよ...」
「そうですね」
「笑顔は眩しいし」
「うんうん」
「ふわふわした髪はずっと触っていたくて」
「分かります良い匂いしますよね」
「人を疑う事を知らないところとかマジ天使で」
「それマジわかりみ」
「怒った時にほっぺた膨らませるの最高なんだよ」
「それな......マジしんどい...」
「今日からアタシらはマブダチだ。ナナ」
「おっけーキララっち」

固い握手を交わすナナとキララ

「今日お前らの家に遊びに行っていいか?」
「それはダメ」

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キラミチいいよね

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