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実験室#16 わたしがワクチンを打たなくなった話

*個人の体験と考え方です。

*主にインフルエンザのワクチンの話です。流行していた当時(13年くらい前)の話です。

スクワットは2日目で55回。プロテインもとりました。まだ余裕。

インフルエンザとバナナ

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その年の冬は、インフルエンザが猛威をふるい、朝バナナダイエットというのが流行っていました。どうやら2008年らしいですが、定かではありません。13年も前なのか〜。

当時はまだ、わたしも普通にテレビを見ていて、インフルエンザにかからないためにワクチンを摂取しましょう、でもワクチンは足りない、特効薬も足りないとやっていたのを見ていました。

また、朝バナナダイエットという朝からバナナを食べることでぐんぐん痩せるというダイエットほうが話題になり、スーパーなどからバナナが姿を消したというニュースもやっていました。

わたしは、バナナを日々そう好んで食べていなかったので(今は食べる)、バナナに関しては、へーくらいのものでしたが、
インフルエンザについては、この数年前に或る日突然インフルエンザになったことがあったので、打っておいたほうがいいのかな、でも不足していると言っているしなあと一応自分ごととして見ていました。本気で行く気はありませんでしたが、微妙に不安にだけ思いました。

そんなとき、たまたま漢方の先生のお話を聞く機会が訪れました。

漢方とインフルエンザとバナナ

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講演会の主題はなんだったのか忘れましたが(適当に参加)、健康のためになる食事についてと、世間にあふれている間違った情報についてのお話でした。
先生の語り口は非常に軽快で、面白いなと思って聞いていました。

例えば夜中まで作業をしていると、ポテトチップが食べたくなるのは、本当にポテトチップが食べたいわけではなくて、頭を起こすためにかみごたえがあるものが欲しくなるためなので、ポテトチップじゃなくて、パリパリしたものやカリカリしたもの、つまりごぼうを食べると良いとか(なんでごぼうって思った覚えがあります。多分体にいいのでしょう)、疲れてくると甘いものが欲しくなるのも、本当に甘いものが食べたいわけではなくて、糖を摂取したくなっているので、おにぎりを食べると良いとか、そんな感じの話でした。*うろおぼえ

先生曰く、「自分は絶対に食べないけれど、絶対に市販のインスタント食品やお菓子、甘いものを食べてはいけないわけではないけれど、本当に食べたいものは別にあることを知っていると良い」というお話で、わかりやすいなぁと思って聞いていました。自分は食べないというあたりに説得力を感じました。

また、お話の中には、地産地消や旬の食べ物の話もあり、暑い時期に食べるのは地上にあるもの、冬に食べるなら地下にあるものというのがありました。
暑い時期、例えばトマトだったりきゅうりだったり実としてなるタイプの野菜は、体を冷やす効果があって体によく、寒い時期は、体を温める大根やニンジンなどの地下にできるものを摂るのが良いとのことでした。
その時にその地域で採れるものが最も体にいいんだよ、旬の野菜が一番いいんだよというお話で、まぁそうだよな〜と思って聞いていました。

そんなお話の中で、話題の朝バナナダイエットとインフルエンザのお話になりました。

「真冬のしかも朝からバナナを食べるなんて、思いっきり体を冷やす行為であり、体を冷やして免疫力を下げることが流行していて、一方で免疫力が下がることで罹ってしまうインフルエンザも流行している、ワクチンを摂取しなさいって、どんな陰謀だと思いましたよ。」

先生は大笑いしながらそう言われました。

同じニュースをわたしも見てはいましたが、そんな視点で見てはいませんでした。

わたしにとっては、バナナが流行っているのか〜、ワクチンは摂取したほうがいいけど足りていないのか〜程度だったのですが、先生から見たら、「わざと病気にさせようとしている、もしくはワクチンを摂取させようとしてる」と見えると。

当時のわたしはワクチンについて特別考えていたわけではなく、病院に行くのが嫌という理由でワクチンはいらんと思っていただけですが、別の知識を持っている人から見ると、そんな風に見えるんだな〜と驚き、さらに、ワクチンを摂取しなさいという人よりも、説得力と正当性を感じたので、わたしはその考え方を採用することにしました。

ワクチンなんか打つよりも、真冬は体を温めて、昔ながらの少食と毎日の軽いを心がけ、免疫力を上げることをやっていくほうが、ワクチン打つよりも効果あるよ、とのことでした。

その先生のお話は、先生の価値観や知識によって構成されているわけで、それが全てだとは思いません。
しかし、例えばテレビで見るような「危険!品薄!大変!」みたいなのは、なんとも釈然としないし、わたしにとっては先生の言うことの方が一理あるな、と思えるものでした。

その後

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その後、結局わたしはワクチンを打たないまま現在に至ります。

インフルエンザのワクチンはもちろん、別のワクチンも使用していませんが、今の所なんの問題もありません。
今後、新型コロナウイルスのワクチンが出ても、摂取することはまぁまずないでしょう。

だからと言って、摂取する人に対して何かを思うことはないし(いいんじゃない?って思う)、単に自分の人生の選択なだけだと思います。

ただ、だからこそ、自力で免疫をしっかりさせておくことも重要だと思っています。
免疫力をアップさせるために、デトックスしたり、運動したりするわけです。

この選択が50年後のわたしの体にどんな影響を与えるのかはわかりませんが、当面は自分の免疫に期待して生きてこうと思っているのであります。

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