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実験室#1 パラサイトクレンズ体験記

パラサイトクレンズってなによ?

パラサイトクレンズとは、体内に入る寄生虫の除去のこと。
私は現在、春秋の年2回ほど寄生虫の駆除をしています。専用のハーブのサプリを使っています。

寄生虫なんて今でもいるの!?と思われるかもしれません。現在の日本では、サナダムシやギョウチュウみたいな有名どころに寄生されている人は少ないと思いますし、アニサキスなどの危険なタイプの寄生虫もさほど多くはないでしょうが、それでもいるんです。

特に生野菜や生魚を多く食べる日本人の体内には、結構多くの寄生虫がいると言われています。ちょっと気持ち悪い話ですが、全身のいたるところに小さな虫は寄生しているようです。
現代の日本は、基本的にみんな栄養状態がいいので、寄生虫がちょっとくらいいたところで、体調に影響はほぼないのですが、別のところに大きな影響が出て入る可能性があります。

寄生虫が体内に入るとどうなるの?

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宿主と寄生虫の関係性として有名なのが、

カマキリ × ハリガネムシ
カタツムリ × ロイコクロリディウム

でしょうか。
*虫苦手な人は決して検索しないよう、強くお勧めします。

体内に寄生したハリガネムシは、自分の繁殖期になると、宿主であるカマキリを水辺へと誘導し水没させる。自らは水に戻り次世代を産み、そして次世代が次のカマキリに寄生する。

カタツムリの体内に寄生したロイコクロリディウムは、カタツムリの触覚をイモムシのようにちょっと衝撃的な姿に擬態させて鳥に食べさせ、鳥の体内で卵を産む。次世代がフンとともに鳥の体外へ出て、次のカタツムリに寄生する。

その他にも寄生するタイプの生き物ってたくさんいて、カニに寄生するフクロムシは、カニの性別まで変えさせてしまうし、クモに寄生する寄生蜂の一種は、自分たちのために特殊な蜘蛛の巣を作らせたりもします。

これらは、体内に入る小さな寄生虫が本体である宿主を操るケースですね。本来ならしない行動を取らされたり、見た目まで変形してしまったりと、寄生虫のすごさがうかがい知れる事例です。ただこれは非常にレアなケースというわけではなくて、結構多くあるというのがすごいところです。

ちなみに、これらは肉体を操られているのではなくて、脳を操られて「そう思い込まされる」らしいです。つまり、宿主たちは「やりたくてそうしている」(水辺に行きたくなっていくみたいな感じ)のです。

人間には関係ない話でしょう、いえ、そうでもないのです

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上記の例は昆虫たちの世界であり、高度に進化した人間には到底関係のない話だと思うでしょう。しかし、そうでもないのです。

例えば、

私は誰かに寄生していないと生きていけないわ、とか
私はあの人に寄生されている!とか
誰かのものを奪ってやろう、とか
私もものはいつでも誰かに奪われる、とか
いいように扱われている、とか
いいように扱ってやろう、とか
コントロールしてやろう、とか
コントロールされている、とか

そんな気持ちが、人生に影響を及ぼすレベルで毎日毎日付きまとってくることってありませんか?

これはもしかしたら、自分自身の考えではないかもしれません。

体内の寄生虫が、大合唱している声かもしれないのです。

寄生虫のすごいところは、ムシランドでもそうなのですが、「寄生されて、そう思い込まされている」なんて、宿主は微塵も思っていないところなのです。
人間であっても、上記のような気持ちが自分自身が心から思っていることだと言い切れないのです。

地球と人間で考えてみる

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それでもなお、やっぱり寄生虫ごときの矮小な存在が、人間のような高度に進化した生物に影響を与えるなんて思えないかもしれません。

人間の活動が、地球にどのような影響を与えているかを考えてみると、寄生虫の活動が人間にどのような影響を与えているか、認識しやすくなるかもしれません。大きさ的に考えて。

地球の気温の変動は、人間の活動が一因だと言われています。地球からしたら小さい小さいサイズの人間の活動が、あんなにでっかい地球の活動に影響を与えているのです。
気温の変動は、単に人間の活動の影響だけではないとも言われていますが、多少は影響を与えている可能性はあります。
温暖化が人間の活動の影響なのか、はたまた地球はそもそも徐々に温暖化していっていたのか、絶対的な回答は現在は出ていません。
しかし、影響を与えていると考えてもおかしくはありません。

そうなると、人間の体内に入る寄生虫の活動が、人間に影響を与えてもおかしくはないと言えます。

別の言い方をすると、「何かに寄生したい(されている)」という気持ちが、自分自身のものなのか、寄生虫からのものなのかはっきりしていない、とも言えてしまいます。

つまりは、実際のところは完全にこれが理由!とは言い切れないのだけれど、もしかしたらそうかもしれないし、それなら対策できるところはした方がいいのではないか、という話になるのです。

という壮大な理由で、私はパラサイトクレンズをしているわけではありませんが、実際にやってみると、「あ、これ寄生虫の声だったわ」と目からウロコが落ちたので、体験記をシェアしたいと思います。前置きが長いです。

実際にやってみた

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寄生虫の駆除には、様々なものが使えます。
身近なものでいうとワサビは寄生虫よけの代表的な存在です。生魚を食べるときにワサビをつけるのは非常に理にかなっています。
他には、まずいことで有名なノニジュースなども有効です。(飲み慣れるとそんなにまずくもないですよ。でも毎日飲むには少々お高いよね・・・。)

これらでの駆除の場合、日々コンスタントに摂取していれば、寄生虫を必要以上に寄せ付けないボディで生活していくことができます。一番理想的と言えるかもしれません。
しかしながら、日々上手に摂取していないといけないわけで、それはそれで大変。

ということで、私は年2回、寄生虫の活動が活発になる春と秋に行なっています。絶対2回行なっているわけではありません。1回の時もあります。でもなるべく1回はやるようにしています。

私が使っているハーブのサプリは、パラストロイというものです。このサプリを1.5セット使います。
アイハーブというサイトで1セット3000円弱で購入できます。1回のパラサウトクレンズで1.5セット使うので、3セット買って2回分として使っています)

パラストロイは2種類のサプリメント、パラリッドとパラスウィープが1セットになっていて(別のボトルに入っています)、これらを2錠ずつ計4錠、1日2回ずつ飲んでいきます。*ここ大事、理由は後述

1日2回、10日続けて飲んで、5日休み、10日飲んで、5日休み、10日飲んで終わりです。
5日休みを入れる理由は、サプリメントでは卵を駆除することができないためです。何度かサイクルを繰り返すことで、卵から孵ったところを狙い撃ちする算段です。

ポイントとしては、まずこのカプセルの錠剤が結構でっかい。それを4つなので、結構多い。最初のうちは飲むのにちょっとてこずるかもしれません。多めのお水でぐびっといくのがオススメです。
また、2種類のカプセルは見た目が同じで(どちらも白いでかいカプセル)、上手に取り扱わないとどっちをどれだけ飲んだかわからなくなるのです。サプリのボトルを2本ともひっくり返したりなんかしたら大惨事です。その辺注意しておくと良いでしょう。

そして、案外飲み忘れが多いんです。これも体内の寄生虫たちによる妨害だと考えられるのですが、とにかく、忘れやすい。
私は、1回分ずつを小さい袋に入れて日付を書いて準備し、毎日決まった時間にスマホのアラームをかけておき、アラームがなったら飲む!を徹底するようにして飲み忘れを防止しています。
ご飯の後飲むとかにしていると、私は非常によく忘れてしまっていたので、時間を決めてとにかく飲む!にしています。

一応パラサイトクレンズの期間は、精製された小麦や砂糖、加工食品などは避け、野菜多めの食生活にすると良いとされています。寄生虫の大好物は摂取しないということですね。
しかし、そこにこだわってパラサイトクレンズ自体をやらないよりは、カップラーメン食べながらでもサプリ飲んだ方が良い気がするので、私自身はあまり食事にはこだわらないようにしています。できたらやろうかな、程度の感覚でやっています。

とにかくやる!飲むだけだし!という感じで、体内の寄生虫の妨害に負けないことを心がけています。

実際にやってみた時の話

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先に書いてしまいますと、パラサイトクレンズをやったからといって、とてつもない変化があるかと言えば、そんなことは全然ありません。残念ながら。

意識的に「どこかに変化があるかもしれない!」と注意深く伺って入ると、そう言えば気分が楽だなとか、楽しい気持ちで過ごしているなとか、そんな程度です。
人によっては、お腹を綺麗にするサプリメントの効果で、お腹の調子が良くなったとかは聞きますが、私はあまり感じたことはありません。
過度の期待は禁物ですが、私としては「できない」とか「無理」という感覚は減るように思います。個人の感想です。

そんな私、初回のパラサイトクレンズはちょっと特殊でした。
多分4年ほど前、初めてパラサイトクレンズをやってみた時の話です。

敗因は「パラサイトクレンズは辛いよ」と散々聞いてからやってしまったこと
そしてもう一つは、サプリメントの飲む量を間違えたこと(おばか)です。
*別に辛くはありません。辛いと思ってると辛いのを体験することになります。通常なら、気にしなければ気にならない程度のはずです。

事前に同じ方法のパラサイトクレンズをやったことがある人たちに感想を求めたところ、口を揃えて「あれは辛かった」「精神にきた」と言われていたので、ドキドキしながら始めた私。

カプセルがでっかいなぁと思いつつ、そして飲むと喉がしゅわーとする感じがして、なかなか飲みにくいなぁと思いつつ、数日を過ごしていたところ、

恐ろしいほど死にたくなったんです。

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もう無理・・・死んじゃう・・・だめだ・・・
みたいな感じでした。しかも理由がわからないのです。そのときは。
理由もなく謎に落ち込んで、すごい辛い。理由もわからない。

そんなことになってしまいました。

その時たまたま会った人に「パラサイトクレンズやってるんじゃなかったっけ?」と言われて、ようやく理由に気づくことができました。

で、その時は、これが噂のパラサイトクレンズでの辛さっ、なんと強烈!と思ったのですが、違いました。

本来なら2錠ずつの計4錠飲まないといけないところを1錠ずつの計2錠ずつしか飲んでいなかったことが判明。つまりは自分のおばかが招いたことだったわけです。
同時に私の感じた「死んじゃう、辛い」は、生殺しにされた寄生虫の声だということも判明。

さすがに申し訳なく思いましたとも。(寄生虫に)
一撃で仕留めればいいところを、じわじわとなぶり殺しにしようとしていたわけですからね。私も辛かったですが、寄生虫たちも辛かったのでしょう。それでも攻撃の手は休めませんが。

ということで、無駄に辛い思いをしながらも寄生虫たちの声を聞く感覚を得て、その後サプリメントを規定の量飲むようにしたら、あら不思議、あの強烈なまでの辛さはすぐになくなりました。

その後はつつがなく規定の日数を終え、本来なら1.5セットいるはずのパラストロイが1セットで済んでしまったので、お得な結果となりました。辛かったけども。(ちゃんと駆除しきれなかった可能性はあるから、真似しないでね)

この経験は(すごい辛かったけども!)、自分以外の声を明確に認識するという感覚を実体験することになったので、非常に役には立っています。オススメはしませんが。

パラサイトクレンズをやった方がいいか否か

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私個人の感想ですが、私はこれからも定期的にやると思います。
もしかしたら、今後寄生虫など寄せ付けないほどのパーフェクトなボディになった時はやらなくなるかもしれませんが、年に1、2度のことなので、まぁやるかなと。

ムシたちの世界でもそうだったし、実際自分が体験してもそうなのですが、「寄生虫がいるからそう思ってる」って気づかないんです。それくらいじわじわとそして自然に、自分ではない思考が、自分の思考の中に溶け込んでいっているのです。
しかもそれが嬉しいものじゃないとしたら、できるだけ取り除きたい。

私はその違いを実際に体験してみたので、その気づかなさ具合もわかりましたし、その感覚がなくなった時、つまり素の自分に戻った時がどんな感じなのかも体験できました。

別に「誰かに寄生されている」と思いながらでも「誰かに寄生しないと生きていけない」と思いながらでも、楽しい人生を送れるなら問題はないんです。
ただ、大体の場合、これらの思考は人生の足かせになってしまうので、私個人としては、まぁ取れるなら取っておいた方がいいよなと思います。サプリメント飲むだけだしね。

エビデンスがどうのということを気にする方は、やらなくてもいいと思います。やらないと効果はわからないのですが、やっても効果が絶対にわかるかどうかといえばそうはいえないですし。

パラサイトクレンズは、人生において「マイナスをゼロに戻す」ものだと思います。
または、マイナス方向に引っ張るものを除去するものともいえます。
毎日楽しくのびのびと暮らしている人には必要ないものかもしれません。

逆に、自分には無理とか、誰かに邪魔されているとか、そういう気持ちで楽しく過ごせないという人は、一回やってみてもいいんじゃないでしょうか。









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