見出し画像

私がAstar Networkに入っていることを公表してこなかった理由

こんにちは、Nanamiです。
私は、2022年12月よりパブリックブロックチェーンを開発するAstar Networkで、代表アシスタントとして働いています。

私がTwitterでなぜ所属先を公表してこなかったのか、公表しようと決めたきっかけを言葉にしています。

所属を公開してこなかった理由

私は、Astar Networkに入ってから、一度も所属先を公表しませんでした。
その理由は大きく分けて次の2つになります。

  1. Astarの名前を背負う覚悟が足りなかったから

  2. 所属に関わらず、ブロックチェーンの技術や思想自体に惹かれていたから

1. Astarの名前を背負う覚悟が足りなかった

私は約1年半前にブロックチェーンに出会いました。
それからの開発者の方々や革新的なプロジェクトを進めていく方々との出会いは、私をブロックチェーンに引き込むには十分でした。
しかし、そんな素晴らしい方々と出会っていく日々は、同時に自分の知識の浅さや何も生み出せない無力さを痛感する日々でもありました。

そして、大してブロックチェーン技術に詳しくない、知識も浅い私のような奴がAstarにいると思われたら、きっとAstarに対してネガティブな印象を持たれてしまう、そう思っていたため、SNSでは公言しないよう徹底していました。

以前所属していた会社やVCでは、公表することが仕事につながる場面が多かったため、すぐに公開していました。
今でも大好きな過去の所属先についても後日noteにつづっていきたいと思っています。

2. ブロックチェーンの技術や思想自体に惹かれていた

私は、「〇〇のチェーンが一番好き」という考えを持っていません。
だからこそ、フラットな立場で発信し続けるために、Twitterでの所属先を記載しませんでした。

所属先が実際にブロックチェーンを開発するAstar Networkであると公表することは、他のチェーンが好きな人や、実際にチェーンを動かしている方々にとって好ましくないだろういう思いもありました。

公開しようと思った理由

では、4ヶ月も経ってから公表しようと思ったのは、次の3つに気がづいたからです。

  1. Astarの目指す先がAstarだけの普及ではなかった

  2. 知らないことは知らない、分からないことは分からないと言っていい

  3. もっと今の環境でできることがある

1.Astarの目指す未来がAstarだけの普及ではなかった

Astar Networkには、Astarだけが広がってほしいという思想はありません。代表の創太さんもよく仰っていますが、「裏側でどのチェーンが使われているかユーザー側から分からない、気にする必要もない、そんなユーザー体験を生む」ことを重要視しています。

だからこそ、Astarという所属先を公開しても、フラットな立場で好きなことを発信し続けることができると分かりました。

Astarも好きだけど〇〇チェーンも好き、そんなありのままを貫き通せることに気づいたんです。

2.知らないと言っていい

私は、自分の無知がAstarの評判に傷をつけることを恐れていました。

しかし、無知を誰にも相談できず自分だけでより深く、そして広く理解するのは不可能だと実感しました。

実際にAstarに所属してから、アンバサダーの方々や運営するハッカソンの参加者、Astarに関係のないブロックチェーンのイベントなどで、多くの人に技術や思想について教えていただきました。
そこでは、私がAstarに所属していることを知っても、そんなことも分からないのかというような態度をとる人は一人もいませんでした。
むしろ、知らないことを公に出すことを肯定的に捉える方ばかりだったように感じます。

3.今の環境でできることがある

私はAstar Networkで代表である渡辺創太さんのアシスタントとして働いています。
その他にも、最近は大学の研究に近いコミュニティ生成関連の業務も携わっています。
具体的には、自発コミュニティが生まれるムーブメントを作るためのアプローチ方法などを模索しています。

アシスタントとして働く中で1番感じたのは、Astarにとってもっと小さな存在が必要だということです。

創太さんは代表であり、世界各地でAstarを、ブロックチェーンエコシステムを広げるための大きな存在です。
でも、それと同じくらい必要なのは、Astarやブロックチェーンを隣の人へ届ける身近な小さな存在だと思っています。

私ができるのは、その小さな存在になることなのではないか、コミュニティが生まれる一歩目を隣で支えるためにできることをしたいと思いました。
そのための一歩として、Astarのメンバーであることを公表しようと決めました。

このnoteを読んでくれた人へ

ぜひAstarやブロックチェーンについて(私の大学での研究についても)話を聞きたいと思ってくれた方はいつでもご連絡ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?