見出し画像

ミミふわピンの作り方

『サキヨミ!』⑤巻に登場する、ミミふわモチーフのヘアピン。
作者が実際に作ってみたので、作り方を紹介するよ!
(※作るときは、おうちの方といっしょにやってね!)

【材料】
 プラ板(画材によって種類を変えてね!※)
 UVレジン液
 飾りのついていないパッチン留め
 アルミホイル
 クッキングシート
 重し(本など)
 つまようじ
 クリアファイル
 瞬間接着剤(金属、プラスチック使用可能なもの)
 水性マーカー、色鉛筆などお好みの画材

※プラ板には種類があります!

★透明タイプ……ツルツルしているスタンダードなもの。
 使える画材:ポスカなどの水性マーカー
 油性マーカーだとUVレジン液を塗ったときににじんでしまうことがあるので、ポスカなど水性のものにしましょう。

★フロストタイプ……片面がザラザラしているもの。
 使える画材:色鉛筆、コピック、クレヨンなど
 半透明タイプ、白タイプがあるので、お好きな方を使ってね。
 白を使うと、リボンのところを塗る必要がなくなるよ。
 半透明のほうは、出来上がったときうっすら透けた感じになるよ!
私が使ったのはこちら。100円ショップでそろえたよ。

今回は、透明タイプのプラ板ポスカを使って作っていきます!

①プラ板にミミふわモチーフを描く

『サキヨミ!』⑤巻の表紙(美羽が手に持っているよ)、もしくは下の写真を参考に、ピンの飾り部分となるミミふわモチーフを描いていこう。
はじめにニンジンを描いてからリボン、耳の順番で描くとバランスがよくなるよ。
ポスカは乾く前にティッシュで拭けば消えるので、何度でもやり直し可能!

プラ板は焼くと小さくちぢむので、作りたいサイズの4倍くらいの大きさで描いてね。
プラ板の種類によってちぢみ方が違うので、まずはどれくらいちぢむのか試してから絵の大きさを決めてみるといいかもしれません。

りんかくが描けたら、中の色を塗っていこう。

このとき注意してほしいのが、厚塗りや重ね塗りをしないこと!
焼いたときにひび割れたり、粉がふく原因になるよ。

塗り終わったら乾かして、りんかくにそってハサミで切っていこう。
切れはしのとがったところに注意してね!

描き終わって切ったところだよ

「うわ、塗りムラすっごい……」と思ったあなた、大丈夫です!
焼いてしまえばちぢむので、このムラがほとんどわからなくなるんです!

②オーブントースターで焼く

くしゃくしゃにしたアルミホイルの上にプラ板を載せて、オーブントースターで焼いていくよ。
このとき、ポスカが完全に乾いていることを確認してね。乾いていないと、ひび割れてしまったりするよ。

焼いている最中は、しっかりと見守ろう。
しばらくするとプラ板がちぢみながら丸まり始め、やがて平らになるよ。
平らになったらトースターから取り出そう!

アルミホイルごと、もしくは割り箸を使ってプラ板を取り出したら、クッキングシートを載せた上から辞書など分厚い本で重しを載せ、平らにするよ。
※焼いた直後もだけど、プラ板はしばらくの間熱いので、ヤケドしないよう気をつけてね。

焼いた後。やったぞ!ムラが消えてる!!

③UVレジン液を塗る

じゅうぶん冷ました後で、UVレジン液を塗っていくよ。
下にたれてしまうこともあるので、いらないクリアファイルの上に載せてやろう。
輪っかにしたマスキングテープでプラ板を固定すると楽にできるよ。
つまようじなどを使って、はじっこまで塗り広げよう。
気泡が入りやすいので、見つけたらつついてつぶすのも忘れずに!
たっぷり塗ると、ぷっくりとした仕上がりになるよ。

気泡すっごい

残念ながら、気泡を完全になくすことはできなかったよ。
(私が不器用なだけで、もっとていねいにやればキレイにできるかも……!)

④日光かUVライトで硬化させる

うちにはUVライトがないので、クリアファイルに載せたまま窓辺に放置したよ。
日光だと、天気や季節、使ったUVレジンの種類によるけど、三時間も待てばだいたいしっかりと固まるよ。気になっても途中でつつくのはガマンして、じっくり待とう!

⑤接着剤を使ってプラ板をピンにくっつける

UVレジンが完全に硬化したら、パッチン留めに瞬間接着剤を塗ってプラ板をくっつけていこう。私はこのときもクリアファイルの上で作業したよ。
接着剤が指につきやすいので注意!もしくっついてしまっても、あわてずにぬるま湯にじっくりつければ取れるよ。

→完成!!

つけてみるとこんな感じ!

★プラ板の種類や画材を変えて作ってみてもおもしろいよ!

↑これは〈半透明フロストタイプのプラ板〉に〈色鉛筆〉を使って描いたもの。
リボンのところは白い色鉛筆で塗っているよ。うっすら透けてるね!
↑こちらは〈白フラストタイプのプラ板〉に〈鉛筆とコピック〉を使ったもの。娘が作ってくれました。

みなさんも、ぜひ作ってみてね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?