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【本誌感想】スパイファミリーMISSION91・ミリーの過去とメリンダ再登場

新キャラのオーセン老夫婦が再び登場!
アーニャちゃん、呼び方「ジじじ」と「バばば」なのね笑

お母さんと呼ばれて照れるヨルさん可愛い〜

しかしながら、今回の話は市役所メンバーが中央広場で傷病軍人を支援するチャリティーイベントを手伝うというもの。
前回の番外編でアーニャちゃんの名前について触れてましたし、徐々に昔のことを掘り下げる頃合いなのでしょうか。
今後オーセン老夫婦がどう絡んでくるのかドキドキします。

俳優のケビンにハート飛ばすカミラに妬いちゃうドミニクさん。
も〜!早くプロポーズして結婚しちゃいなよ〜!

ヨルさん普通に重い荷物たくさん運んでるけど、一般人装わなくて大丈夫?よく今まで怪しいって通報されなかったね?部長さん止めてあげて笑
それにしても、アニメで豪華客船編見た後だから、部長さんが普通に市役所メンバーとして働いてるのドキドキしますね。ゴリゴリの殺し屋なのに……

メリンダさん敵が多いのか。
元首相の妻という立場はそれだけ狙われやすいし憎しみを向けられているんでしょうね。

メリンダさんが会長の愛国婦人会!10巻のバレーボール以来ですね〜ってあれ……なんか老害な人たち出てきました。感じ悪い。

今でも後遺症に苦しむ元兵隊たちがいるのに敬意がない、なんてネチネチとケチをつけてくる愛国婦人会のおばさんたちにミリーが、生きてるならいいじゃないと。
ミリーは戦争でパパを亡くしていると判明。

正直、ミリーは特に苦労も悩みもなくのほほんと過ごしてる子なのだと思ってました。
でも、スパイファミリーの世界では少なからずみんな何かしらの悲しみを抱えてるんですね……

そんなミリーに対し、自分だけが悲劇ぶるな、と酷い言葉を浴びせるおばさんたち。
思わず背を向けてしまうミリーを庇い、前に立ったヨルさん。
ブライア家の両親は戦時中に亡くなったと判明。両親がいない理由がはっきりと描かれるのは初めてですね。

度々出てくるヨルさんとユーリくんの幼少期の回想を見る限り、戦争の直接的な被害を受けた地域ではなさそうですが、どうしてお母さんも亡くしたのでしょうか。
お父さんは徴兵されたとしても、お母さんが亡くなった理由は疑問が残ります。病死とかでしょうか。
もしや、お母さんもガーデンに所属していて前いばら姫の暗号名を背負っていたとか……?
仕事中に負傷して死亡したのかも、と考察してしまいます。

傷ついてるのはみんな同じなんだから同じように働けと理不尽にがなるおばさんたちに、ヨルさんは怪力でダンボールを軽々と持ち上げて同じことをやってみてと要求。
できるわけないと拒否するおばさんたちに対するヨルさんのセリフがグッときました。

ではなぜあなたは自分とミリーさんが一緒だと思うのですか?

子どもだった私たちは 子どもだからこそ辛いこともたくさんありました
きっとみなさんそうだったんじゃないかなって…

MISSION91より引用

人の気持ちは千差万別、全て同じだと決めつけるのは無意味ですよね。
戦時中子どもだから傷付かなかったわけでもない。ましてヨルさんは、幼い頃両親を亡くしながらも自分よりもさらに幼い弟を養うために頑張って働いて毎日を生きていた。
寂しくないわけがない。うう、ヨルさん……

クソ小娘が!と平手打ち喰らわせようとしてくるおばさん。
こんなのが愛国婦人会のメンバーだなんて品がありませんね。

それを止めたのがメリンダさん!
メリンダさん、いつもヨルさんの両手握りますね。彼女のコミュニケーションなのでしょうか。

ガチでヨルさんが前首相の妻と知り合いだと分かり驚くカミラたち。
でもミリーは、デズモンドが戦争始めた極悪人だと言い出す。それを誤認識だと窘める部長さん。
開戦時は一つ前のチャップマン総裁で、デズモンドではないと。
でも今まさにドノバン・デズモンドが戦争を企ててるんですよね……それを阻止するためのオペレーション〈梟〉

ここでミリーのファミリーネームが「マイヤーズ」だと判明。部長さん、一度カミラたちのことも全員名前で呼んでもらえませんか?

戦争でパパを亡くした怒りと悲しみと憎しみをぶつけるミリーに、メリンダさんは、デズモンドの妻である自分の責務だとしっかりと向き合います。

私にも親はいるし 子の親でもあり 夫の妻でもあります
彼らを失ったらきっと私も誰かを恨むもの

MISSION91より引用

メリンダさん、ドノバンとは仲が悪くて嫌っていそうなのに、ちゃんと家族への愛情はあるのでしょうか。
それとも対外的な建前なのか。メリンダさんの精神性は未だ謎が多いです。

まだぐちぐちと言ってくるおばさんたちに、支え合うのは強制することではないとメリンダさんがピシャリ。
全くもってその通りです。メリンダさんが上手く収めてくれて良かった〜

ミリーに手伝ってくれてありがとうと声をかけ、資材を受け取るメリンダさん。謝るミリーに、自分のせいでヨルさんまで嫌われたら心が苦しいと。
普通に優しさを持ってる方なんですよね。
彼女のダミアンへ向ける捻じ曲がった愛憎は何が所以なのか、余計に気になります。

本誌から逸れて考察なのですが、メリンダさんが戦争を企てる夫の妻には見えない。
ドノバンが秘密裏に動いていることなのでしょうが、そもそも本当にドノバンは戦争を引き起こそうとしているのか。一体何のために?

ともあれ、アーニャちゃんがダミアンと、ヨルさんがメリンダさんと仲良くなればなるほど、いずれ必ず来る重大局面で明かされる真実がつらいものになってしまう……

アーニャちゃんはちちの任務のためにプランBを頑張ってダミアンと仲良くしているけれど、いざ父親のことでダミアンが傷付いたら悲しくなりそう。
黄昏としてドノバンを始末する結末だってあり得ますし。

ヨルさんは、最悪のパターンはいばら姫としてメリンダさんを始末する……いややめてほしい。そんなことさせないで店長。

部長さんは、店長からヨルさんがメリンダさんと懇意になったと情報共有受けてたでしょうが、実際目の当たりにして何を思ったのか。
店長がデズモンドのことをどう捉えているのかも気になります。一応保守勢力と認識しているようですが。


ミリーのヨルさんへの評価が、どんくさロボット女から心優しいゴリラになってて笑いました。どっちも悪口だよ?
うん、でも、言い得て妙なんですよね。間違ってはない。バスジャック回の後、ダミアンもアーニャちゃんへの悪口で母親がゴリラって言ってましたね。
以前のヨルさんは無感情で機械的で、今は感情豊かに人と関わって怪力発揮しまくってるから。
もちろん私はヨルさんをゴリラだなんて微塵も思ってないですが。

メリンダさんへの謝り方の言葉足らずな感じから、ミリーは社会人になって1.2年くらいなのかなと思いました。
オーセン老夫婦の話だと、昔からやってるチャリティーイベントで、ミリーは去年ボイコットしたと言ってるから。

セレブの間じゃザマス語を使うのが普通だと、また間違った知識をヨルさんに教えようとする市役所メンバー。
ヨルさんの奢りでご飯に。前にカミラが奢ってたけど、同僚同士でそんな頻繁に奢るものなのでしょうか?カミラは家が金持ち(推測)だからだと思ってました。

帰宅後、早速「ただいまザマス」を実践するヨルさん面白い。
またロイドさんがヨルさんの奇怪な言動に振り回されるのか笑
アーニャちゃんも面白がってザマス言い始めたら愉快。

次回更新は12/25!
クリスマスですが、スパイファミリーの世界にクリスマスはないので残念(展示会公式ガイドブックで遠藤先生がコメントされてました)

続き↓

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