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【ネタバレ注意】初めてのコナン映画がとても楽しかった「名探偵コナン 黒鉄の魚影」感想

そろそろ客足が落ち着いてきたかなと思い、ようやく観てきました、毎年恒例のコナン映画。今作が初めて"映画館で"観るコナン映画のため、観るのをとてもワクワクしておりました。今回はその感想を語っていきたいと思います。

まず初めに

私は熱心なコナンファンというわけではないです。映画も気になったら配信で観る程度。そんなにわかの私から観てこの映画は

うーん、これは傑作。

めちゃくちゃ楽しかったです。2時間退屈しないで観ることができました。良かったと思ったポイントをこれから具体的に書いていきたいと思います。

常に緊迫感あるストーリー展開

今回の敵である黒の組織。観る前は「どうせ中盤くらいから関わってくるんだろうな」とたかを括ってたら、早い段階で出てきて「もう!?」ってなりました。しかも哀ちゃん=シェリーって勘付き始めてる……

これはヤバいぞ……

私のように思った方も多いのではないでしょうか。しかもこの後普通にコナンたちが泊まっているホテルに来るという……
めちゃくちゃ動き早くて草も生えない。
その後のアクションシーンもサスペンスシーンもずっとハラハラドキドキしながら観てました。本当に脚本が見事!この空気を作り出した黒の組織の存在感、素晴らしかったです。正直今までバカにしてましたごめんなさい。

キャラクターの描写が素晴らしい

哀ちゃんをはじめ、いろんなキャラクターたちの反応が非常に良かったです。
個人的に印象深かった2人を紹介します。

まず園子。
騒がしい蘭の友達って印象なんですが、今作は良き保護者って感じでした。哀ちゃんが攫われた際に、子供たち(元太、光彦、歩美)の世話を嫌な顔せず引き受けるんです。冒頭の「ご褒美」といい、非常に良い描写の仕方だったと思います。何というか園子って「お金持ちだから招待受けてる」みたいな雑な導入に使われがちな便利なキャラというイメージだったため、今回の頼れるお姉さんの一面を見せてくれたのは新鮮でした。

もう1人はウォッカ。

こいつけっこう有能じゃない?

ジンの舎弟その1のチンピラだと思っていたのでけっこう驚きました。何なら「黒の組織怖い」って思えたのだいたいこの人のせい。しかも何か憎めない愛嬌さも備えててズルい。「そんなことも知らねーのか!?」って言いながらめちゃくちゃ丁寧に仕様を教える図めちゃくちゃ面白かったです。

「特にメインでもない2人紹介するってマジ?」と思われるかもしれませんが、それだけキャラの描写が丁寧と感じたのです。他のキャラもみんな良かった。

哀ちゃんの恋愛描写

「私たち、さっきキスしちゃったんだよ……?」

ここまでやれと誰が言ったよ!!

何だかんだ今まで明確に示されなかったと思われるコナンへの想いがこんなにしっかり描かれるとは思わなくてビックリしました。正直「ファンが大袈裟に騒いでるだけじゃないの?」ってたかを括ってました。大袈裟ではなかったですね。ファンの方すいませんでした。
コナン(新一)には蘭がいるため、自分の想いは隠そうという哀ちゃんの健気さがとても良かったですね。ラストの「キスを返す」というくだりもとても好きでした。

総括

およそ2時間本当に楽しかった映画でした!機会があればもう一度行きたいと思います!
100億まであとわずかということなのでぜひ行ってほしいですね。
次回は平次とキッドがメインなんですかね?これも楽しみにしております!

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