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最高な枕とは一体何か


枕の歴史は非常に古く、多くの文化や時代を通じて進化してきました。


枕の始まりは古墳時代前期(約3世紀後半〜5世紀)と言われています。

使われていたのは石枕。それは死者のための道具。
古墳に葬られた人が頭を載せた枕(まくら)で、葬送儀礼では重要な役割を果たしていたそうです。

奈良県天理市の渋谷向山古墳(景行天皇陵)から出土した石枕は、碧玉製(へきぎょくせい)で重さが24㎏もあり、重要文化財に指定されています。

石製の枕は、自然石を用いたものが約50例、加工して形を整えたものが約100例知られており、ほかに粘土を焼いて作ったものやガラス玉に糸を通して編んだものなどがあります。

合わせても200例に満たないので、全国で発掘された古墳の数と考え合わせると、珍しい遺物です。

死者が安らかに眠ることができるようにするためのものであり、霊的な意味合いも含んでいたそうで、石に彫刻や装飾が施されることもあり、これらの彫刻は、亡くなった人への敬意や信仰を表すものだったようで、身分や地位を示すためとも言われています。


その後、奈良時代で初めて、寝るときに「枕」を使い始め、素材は木製だったそうです。



と、その前に…




枕を使い始めるずっと前、人は頭部を支えようとする自然の要求により肱枕をしたとされ、手枕、腕枕、膝枕は肱枕の延長線上だったと考えられています。

4つの枕の欠点は、長くしていると手や肱がしびれてしまうこと、他人の腕や膝をわざわざ借りなくてはならないということ。

このような欠点を解消しようという思いが物体としての枕を誕生させたと考えられています。


腕枕や膝枕は自分だけでは解決できない、誰かと一緒でこそ成り立つものだったことで、「枕」コミュニケーションの一環であり、最も幸せなベストオブベスト枕と言えるのかもしれません。


そこで!
私の実体験からのおすすめは何と言っても

膝枕!!


好きな人の方を向いて膝枕をしてもらう、もしくはしてあげるのが最高に心地よく幸せです 笑

唯一無二の安心感が幸福度を上げ、お互いに安らぎの時間になること間違いなしです^_^


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