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大模様替え計画

私と夫は2人暮らしで子供はいない。
結婚当初から夫の母の家のそばに新居をかまえ、
いわゆるスープの冷めない距離に住んでいる。
それも今年で8年目だ。

夫の仕事が時間の読めないものなので、じっくり選んだり注文したりする
時間も費用もなく当初はいきおい夫の実家から持って来たものや
私が1人暮らしで使っていたもの、同業者から譲ってもらったもので
なんとかまかなってきた。

しかし、8年も経つとそれらはかなりくたびれてきて
テーブルの引き出しは立て付けが悪く開け閉めしにくくなり
絨毯はすり切れ、どうすればこうなるのかカーテンまでほつれてきた。

これはもう入れ替えの時期であろう。
いままでの家具たちよ、ありがとう。お疲れ様。
新しく生まれ変わって、縁があったらまた来ておくれ。

まず問題なのは、テレビの台である。
録画機器を十分に置こうとすると、どうしても棚の位置が限られ
テーブルと同じ高さになってしまうのだ。
食卓として使っているテーブルなので、同じ高さにTVがあると
映像が食器や調味料で隠れてしまう。
非常に見づらい。

「マッドマックス怒りのデスロード」を見ているときに
ドレッシングのボトルが目に入る。
「オスマン帝国外伝」を見ているのに、ムーミン柄のカップが目に入る。

これでいいのか? いやよくない。

そもそも、ふる~いふる~いスチール棚を使っているのがよくない。
棚の数も位置も限られていて思うような高さに棚板を止める穴がない!

だが、その前に同業者から譲り受けたテーブルが難物である。
所謂アーリーアメリカン調の、花柄タイルが中央についた
どっしりしたテーブル。収納棚と引き出しがあり、大変便利。                    おまけに先代所有者の奥様お手製パッチワークのベンチカバーつき。
すごく可愛い。素朴な可愛さが好きな人にはジャストな感じ。

けれども、我が家には合わなくなってしまった。
なんとなれば、私たちには計画がある。野望と言ってもいい。

リビングをオスマン帝国にする!

という野望だ。

超高級絨毯は無理かもしれないけれど、それなりの絨毯やチャイグラス、
モザイクのランプは欲しい。
窓際にソファを置くトルコ式リビングの実現。

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(写真はあくまでもイメージです。建物が豪華すぎます。窓際ソファ参考)

カーテンもオリエンタル雑貨のお店で買う。

ホームセンターにはいかないぞ!

吉祥寺よ、西荻窪よ、待っていてくれ。

リビングをオスマン帝国にするには、まずテーブルとテレビ台を処分し、
すべての設置場所を設定、確保する。
然るが後に絨毯、テレビ台、テーブル等を新調することになろう。

年末は粗大ゴミ受付も混み合うとのこと。

今月中に計画を完了せねばなるまい。



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