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新オスマン帝国外伝キョセム #32

正式タイトルが長すぎるので端折りました。
だいぶ飛びましたが、思うところが出てきたので感想を書いていきます。

母后キョセムの管財人エステル、太刀持ちムスタファと皇女ゲヴヘルハンに偽の手紙で逢引させ、それをアティケに見せる。

まんまとラブシーンを演じる太刀持ちとゲヴ子(名前が長すぎる)。
バッチリ見てしまうアティケ。
ま、仕方ないですね。
年上の女に突っかかり、自分が付き合ってるわけでもない男と
別れろなどと生意気な。
(私は若い娘が年上の女に対して敬意が無いのが嫌いです)

最初は太刀持ちが自分に気があると思っていたりアティケの
勘違いっぷりが面白かったのですが、エステルに権力で
言うことを聞かせようとしたのを見てイヤになりました。

おっと、自害?
どうせ助かる。その後、何を言うかが見どころかな。
エステルのせい、なんて言ったら最低。
ゲヴ子が自分を騙していた! というなら分かる。

もし死んでしまったら、遺書でもない限り
エステルが嵌めたとは断言できない。
これが原因で太刀持ちとゲヴ子はお互いの意思が確認できて
ラブラブになったのに、エステルを責めることができるだろうか。

ムラトの悪夢、グレードアップ
次第に酷くなるムラトの悪夢。マントの人物はオスマンか、自分の影か。
死期が近づくと夢見が悪くなるオスマン家の人々。
史実ではタバコとコーヒーを事の他嫌ったというムラト4世。
しかし酒の飲み過ぎで肝硬変で死亡とはどういうことか。
イスラム教は酒はイカンのではなかったか。
民には厳しく自分には甘い。
教義に忠実なら忠実らしい表現をしてほしいものだけれど
それだと嘘になっちゃうのかな。
スタッフの「ムラト無双カッコイイでしょ」作戦は私には効かない。
一般市民をタコ殴りするような支配者、要らんでしょう。
自分から日々の困りごとを聞いておきながら、
ちょっと耳に痛いことをいわれると暴力。
こんなの、外国の使者が見たら国交を考え直すわ。

なんだか、ギュルバハルが正しいように思えてきた。
バヤジトが皇帝になったら暴力的君主から民を解放してあげられるね!
バヤジトは品行方正だし~異母兄弟とも今までは上手くやってたわけで
コミュ能力が高い。
ムラトがアホみたいに厳しい罰をカスムに与えたから恨まれただけ。
オスマン帝国の発展、維持のためにはバヤジト皇子を後継者に擁立すべき。

スーパーナチュラル
超自然的力によって? ヘザルフェンの鳥人間が成功。
やけに長く飛んでいた。
で、アナトリアへ密偵として送るムラト。
エヴリヤとヘザルフェンはいれば楽しかったけど、本筋には関係ないな。
登場時はラテン語を読んだりして活躍してたのにねえ。

キョセムのハンコ、コピーを取られ悪用される
印章に蜜蝋が付いていることに気付いたキョセムだが、時すでに遅し
コピーを作られたうえ忠臣を集めた船に火をつけられてしまう。
重要なハンコをそこらへんに置いておくのもどうなのか。
ハンコ複製は前作のムスタファ皇子も妹にやられていた。

さあ、どうするキョセム。
息子はちっとも言うことを聞かず、暴れん坊どころか虐殺器官。
このままではバヤジトに政権移譲になりかねない。

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