今年も会いに来たよ、桜並木のキミに
春になると行ってみたくなる道がある。
車道の両脇には、桜並木が見事に咲き誇り、
桜のトンネルを愛しく思いながら、車でゆっくり通りすぎる。
数日たつとあの日のキミはもういない、
わかっているからもう会いに行かない。1年に1度の逢瀬…
それをもう何年繰り返しているのだろう。
今年はキミの近くをゆっくり歩いて、心満たされた。
どうしてなんだろう、年を重ねると共に楽に生きられるようになってきた。
しょっていた荷物はすでにおろして
生き方を自分で決める自由があるからか
新しい道を選んだ私に、『そのまま進めばいいよ』と、
キミは囁いているようだった。
今のところ、そのまま進むことを楽しんでいけそう♬
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