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【女性イラストを描く】〜どんな手順で描けばよいの?

絵を気軽に楽しく描いてみたいけど、具体的にはどのようにすればよいの?とお考えの方に向けてアイデアや描くプロセスなどをシェアしていこうと思います。

※絵を描く方法は本当に人それぞれで、こうでなければならないというものはありません。あくまで私個人の制作方法ですので、ご参考までに眺めていただけたら幸いです。

今回は、アクリル絵の具で手軽に女性イラストを描くときの手順をまとめていこうと思います。

○油絵の具に比べてアクリル絵具は乾きが早いため、制作スピードも上がり乾いた後は水に溶けないので絵の具を重ねることも容易です。便利で使いやすい画材のひとつです。
○水彩絵の具は重ねると下の絵の具が溶けて濁りが生じやすいですが、アクリル絵の具は乾くと耐水性になるので、濁りづらく修正もしやすい絵の具と言えます。

大まかに分けて4つのプロセスに分かれています↓↓


●描きたいイメージを決める

描きたい絵のイメージは人それぞれだと思いますが、人物画に限らず、こんな絵が描いてみたい!と思う絵があるのではないでしょうか?風景画、静物画、飼っているペットの絵…
ぼんやりとでも良いので、想像できたなら次のステップに移ります。

●資料を集める

描きたいイメージが大体決まったら、資料探しをします。
雑誌を見たり、ネットを検索し描きたいものに近い資料を探し、イメージを膨らませつつ、より描きたいイメージに近づけるようモデルができる人に頼んだり自撮りをして資料を作ります。
写真に限らず、色合いが近い絵などもピックアップしておくと描き進めるときの参考となり、作業のしやすさに差が出ると思います。

●下絵を描く

下絵は鉛筆など細かな線が引ける画材を選ぶ人も多いかと思いますが、私は水彩絵の具を使い、大体のイメージを描いていきます。
(使う色はバーミリオンやイエローオーカーが多いです)
もちろん鉛筆でもOKですが、私の場合、絵の中であまり絵の具を厚くのせない部分もあったりするので、鉛筆が透けないよう絵の具で下絵を描いています。
この時、構図を調整しながら決めるので、水に溶けて修正しやすい水彩絵の具を使うと便利な場合があります。
↓↓こちらは下絵を描いたあと、大まかに色をのせたもの。

イエローオーカーなどを使い、下絵を描いた後
大まかに色を置いていきます。

●塗り・描き込み

アクリル絵の具で塗り・描き込みをしていきます。
最初にだいたい中間色で塗り進めてから明暗をつけていくと描きやすいです。

ホワイトが基調の明るめの画面にしようかな?と思い
白色を重ねてみる
白色ではなく、シックなイメージも良いかと思い
背景に少し濃いめの色をのせていく。
服の模様や靴の色など加筆&調整


小物を足してバランスを整え、完成

このように、アクリル絵の具は色を次々に重ねていくことができるので途中でイメージを変更する際にも便利です。

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