幸福とは何か、考えてみる
1. 背景
本レポートは、三ツ星サロン幸福研究所のレポートである。
自分自身は、このサロンには、先月、2020年10月からの参加。slackもzoomもnoteもほぼ初心者で、自分がオンラインサロンに参加したのは、これが初めてである。
簡単な一枚紙の案内はみたりするが、分厚い説明書を読むより、とりあえずいじってみて、必要に応じて調べるタイプなので、このレポートも先日の自分の呪い研レポートのコピペをもとに、とりあえず手をつけてみることにした。社会人になってからレポートを書くこと自体が久しぶりである。思えば、レポートは大の苦手だった。自分1人である程度、ちゃんとした形にしなければならないからかもしれない。
自分は、サロンでは、三ツ星小学校、主に朝礼に参加している。春先、3-5月くらいにスラムにはいない時期もあったが、5月半ば頃からまた参加させてもらっている。最近はラジオ体操ラジオにも参加。ちょこちょこと、タイミングのあったラジオにはおじゃまさせていただくことも多い。スタンプなどもよく押す方だ。
6月からは、長崎の夜明けに合わせた10分間ラジオ(本日7/22だと5:28が日の出時刻)を、ここ最近、ほぼ毎日している。今月は、#自然や季節を感じる部屋、#しない部屋 を作っている。#もふもふのおともだちの部屋 にもよく自分の家の4匹の猫を投稿している。
研究会系は12/3が初聴。以前のnote記事、呪い研レポートを発表したのが、自分の最初の木曜zoom、今までの唯一のものである。たしか12月。そのときは、たしか、なかそねさんたちが司会だったので、伊予柑さんたちの前での発表は今回が初である。(発表するとしたら)
2. 本レポートは何か
本レポートでは、「幸福とは何か」を自分なりに考えることを目的として、考察を行いたい。
3. 幸福とは何か
幸福とは…
ここで、今までの幸福研究所や木曜日zoomで学んだこととかの知見を書きたいところだが、自分、まださらっとしか見ていないので、曖昧な知識すぎて書けない。また、木曜zoomも先週久しぶりに全参加したくらいだ。録画もなかなか観れていない。
また、ほかのまとめるのが上手い方もたくさんいるので、自分では書かないことにした。(あきらめた)
課題図書も早い段階で手元にはあったが、未だに読めていない。他の方のnoteのまとめを眺めてはいた。
それゆえ、このレポート自体もまだ的外れな部分も多くなるかもしれない。そこの知見や要素はこれから加わっていくのだろう。
4.考察
幸福について、自分は、"幸福追求権"についてのことを少し話したいと思う。
幸福追求権について
個人が幸福を追求する権利。憲法は、公共の福祉に反しない限り、最大の尊重を必要とする権利であるとしている。
→日本国憲法第13条
第十三条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
公共の福祉とは(Wikipedia)↓
これは難しいので、下記の説明で…
(ベネッセの教育情報サイトhttps://benesse.jp/teikitest/chu/social/social/c00780.html)より
「公共の福祉」とは何ですか?
…………
「公共の福祉」とは,「社会全体の共通の利益」であり,「ほかの人の人権との衝突を調整するための原理」です。
この「公共の福祉」という言葉は,日本国憲法の中で使われています。
日本国憲法では,基本的人権が保障されています。
基本的人権には「平等権」「自由権」「社会権」などがあり,さまざまな権利が認められています。たとえば,「教育を受ける権利」「表現の自由」「信教の自由」など,これらはすべて基本的人権として保障されています。
しかし,これらの権利をすべての人が勝手に主張したら,ほかのだれかの基本的人権を奪うことになってしまうかもしれません。
このようなことを防ぐために,日本国憲法は第12条の後半で次のように定めています。
「国民は,これを濫用(らんよう)してはならないのであって,常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」
「これ」とは,憲法で保障されている自由や権利(基本的人権)のことです。基本的人権は自分ひとりだけのものではないので,わたしたち国民は,他人の権利を侵害するような権利の使い方(=権利の濫用)をしてはいけません。国民には,社会全体がよくなる(=公共の福祉)ように,権利を利用する責任があります。
………
自分は、いわゆる「福祉」に10年以上、関わってきた人間である。今は違うことをしているが、主にメインで関わってきたのは、重度の身体障害をもっている大人の方である。そして、その中でも、施設や親元から離れて、自分の暮らしたい場所で一人暮らし、もしくは、自分の暮らしたい人とともに暮らす、「Independent Living、自立生活」というものである。
ここでは、自立というものを、"人の手を借りながらも自分らしく暮らすこと"とし、自己決定・自己責任を原則としている。ここでは介護ではなく、介助という言葉が使われる。介助者は、パーソナルアシスタントともよばれる。
これを実践しようとすると、人によっては、24時間の介助が必要である。呼吸器などを利用している方など。施設や親元にいれば、そのコストはおさえられるかもしれない。だけど、それではその人らしい生活ができない場合が多い。(もちろん、施設や親元の方がよいというケースも多々あるので、一概にはいえないのだが)。
その方達は、少数派である。しかしながら、それはその人たちがその人らしく生きるために介助は必要不可欠なのだ。
功利主義の最大多数の最大幸福、という面だけからみると、例えば数の多い高齢者のための福祉や、子どものための福祉、からみると少数派なのである。
しかしながら、障害が重度であればあるほど、その方が何か行動を起こしたときにおこる社会的インパクトは大きい。実際、自分も学生時代にそれによって助けられたし、その後の生き方にも影響された1人である。
その後も多くの社会的に見れば少数派、マイノリティと呼ばれる方々と関わる機会があった。ホームレスの方、視覚や聴覚などの障害のある方。外国籍の方。
自分自身が海外で生活をしたときや、社会人編入学したときは、自分自身がマイノリティを実感することもあった。また、妊娠中や、0歳の息子との外出、その他いろいろ家族も含めて、いわゆるサポートが必要な少数派の当事者になることもある。
とにかく、自分がそこで学んだことは、まずは自分が幸福になる方法を追い求めてよい、ということだ。そうするとなぜか、めぐりめぐって、誰かを幸せにすることもあるかもしれないし、そうではないかもしれないけど、別にそれはどちらでもよい。それは副次的なことだけれど、自分はそれをもらった側である。
だから、自分は自分にとって、幸せに近づけるような道を、これからも選択していきたいと思う。
ときには間違った選択をしてしまうことや、他の人や公共の福祉とそれが衝突するようなことがあるかもしれない。そのときはなるべく平和的に擦り合わせて、調整していけたらと思う。
みんなが、それぞれ、自分自身を大切に、手の届く範囲の人の幸せを考えたり、余剰があれば"ごみ"をだしたり、贈与したり(?)することができれば、結果的に、社会全体の幸福というものにつながっていくのではないだろうか。
5. まとめ
本レポートでは、「幸福とは何か」について自分なりに考えることを目的として"幸福追求権"と、自分の経験をもとに考察を行ってみた。
幸福とは、なんだろう。未だにわからない。人によっても個人の状態によっても答えは違うだろう。とりあえず「公共の福祉」に反しない限り、尊重され、追求していいものだということはわかった。そして、個人の幸福を追求することで、社会全体の幸福にもつながるのではないかと感じた。
これまでのことを文字にして、具現化して、少しでも、まとめられたことで自分の考えを振り返るきっかけにもなった。あらためて、いろいろなことが、自分のルーツになってるんだな、とも思った。
これからも少しずつ、バランスのいい幸福について追求していきたい。バランスが大切だと、ここでも思う。
今回は、「幸福」について書いたが、同じくテーマとしてあがっている「道徳」や「正義」についてもそれぞれ個人ごとにもっている考えというものがあって、それをやはりお互い尊重しつつも平和的に、中庸、心地よいところにもっていけるのが理想なのではないかと思う。
しかし、そんな簡単ではないだろう。そういうときはソーシャルディスタンスもひとつだし、あえて、ぶつかることもある。それで、わかりあえたり、わかりあえなかったりもする。あきらめもだいじなときもある。たぶん一筋縄ではいかないからこそ、こうやって時代をこえて議論されているのだろう。
自分の話だが、底や天井の範囲がある程度わかると、間が少しずつ、とれるようになってくる。ときには突き抜けることもあるかもだけど。失敗というか、底がわかると、落ち着く。地に足がつく。
過去は過去として、今に活かしたいと思っている。まだまだこれからも続いていくだろう。そんな自分との付き合い方をこれからも模索していきたい。
最近は、自分で考えたことを、人にわかる形で少しずつ、伝える力、アウトプットするスキルを少しずつ身につけたいと思っている。夜明けラジオなどもそれの練習としているところもあるし、このnoteもそうだ。
自分のできることを増やすこと、知識を増やすこと、くらがりを明るくしていくこと、いろいろなことをあきらめる(=諦める、明らめる)ことは、自分の思う幸福により近づくためにいいことだと思っている。できることが増えると、自由度も増えるからだ。やってもいいし、やらなくてもいい、という選択肢が増える。選択できる、というのは、幸福度を高めるのではないかと思う。
自分重心。自分に重心を置く、という考え方。これからも大切にしたい。あとは、周りとのバランス感覚、試行錯誤しながらも、少しずつでも身につけていけたらと思っている。
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