中南米旅 メキシコ編 Day29 ピピラの丘、グアナファト街歩き、伊坂幸太郎「砂漠」を読み終える
コンパクトだけど見所がいっぱいのグアナファト、今日は1日かけてゆっくり街歩きしました。
街並みがカラフルでかわいすぎるので目的なく歩いていても飽きない、カメラのシャッターが止まらない街です。
午前中はホステルでゆっくりしたので、街へ出て早速市場で早めのお昼ご飯。
昨日は一階しか周らなかったので、今日はまず二階を散策。
お土産物メインの二階、売っているものは他の地域でもよく見るメキシコ土産なので特に何も買わなかったけど、二階から見下ろした一階の屋台の迫力がすごい、、、
市場の隣に屋台が並ぶ場所を見つけたので、そこでお昼ご飯!
なかなか客引きが激しくてゆっくり見る余裕なく屋台を選んだけど、ずっと食べてみたかったモツのスープ、メヌードを食べられたのでラッキー!
メキシコの好きなスープ料理がまた一つ増えた!
スパイスが効いたスープにライムや玉ねぎ、薬味を入れて味変しながら食べていく感じ、クセになります。
ご飯のあと、ピピラの丘に歩いて登ってみることに!
すでにお昼過ぎの暑い時間だったので、ジュース屋さんで水分補給してから行くことにしました。
お米と牛乳、シナモンなどが入ったジュース、スパイスの効いたアーモンド効果のような味でいかにも体によさそう。
暑さで熱った身体にちょうど良くて、もっと早く試せばよかった、、、
残り少ないメキシコ滞在中絶対にまた飲みたい好きな味でした。
オルチャタ片手にピピラの丘へ!
夜は治安が良くなくケーブルカーを使った方がいいみたいだけど、道中の景色も楽しみたかったのでまずは昼間に徒歩で。
と思ったけど、景色を楽しむ余裕なんてないくらい過酷な道、、、
距離自体はそれほど長くないけれど、グアナファト自体が標高が高い場所にあるので少し階段を登っただけで息切れしやすく、何度も休憩を挟みながら時間をかけて登りました。
そして頑張って登った後の景色!!!!!!
観光するにはコンパクトな街だけど、高台から見てみると意外と遠くまでカラフルな建物が続いていて感動、、、
奥の山と建物の組み合わせもきれいで、惹き込まれるような景色でした。
ピピラの丘の登り下りで体力を消耗し、ホステルに戻って数時間お昼寝。
この一ヶ月の旅行中、途中でお昼寝挟むことなんて一回もなかったのでよっぽど疲れたんだ、と自分でもおもしろかった。
本当は今日の午後ディエゴ・リベラ博物館に行く予定だったけど、お昼寝から目覚めると閉館まで30分しかなかったので諦めて明日行くことに。
代わりに、昨日の散策中に見つけて気になっていたカフェに行きました。
この旅行中に読んでいた伊坂幸太郎の「砂漠」を読み終えた。
仙台の大学に進学した5人の個性強めな大学生の日常を描いた青春小説。
主人公が卒業式の後、これから「砂漠」のような社会に揉まれて学生時代をどう振り返るのか、友人たちと連絡を取り続けられるのか、遠距離になる恋人との関係はどうなるのかと思案している様子が印象的だった。
旅行中に時々、社会人になって振り返った時、今の一人旅をどう感じるんだろうと考える。数年後にはわたしも「砂漠」に繰り出すことになるけれど、今の旅を振り返って「あの時はよかったな」と思い返すのではなくて、この旅が自分の土台になって、次の挑戦への原動力になっていればいいなと思う。
主人公も、これまでの学生生活や友人、恋人との時間が尊いものだったからこそ、社会に出てからその時間を「よかった過去」ではなく、今に続いているものとして振り返られるのか不安に感じているのだと、自分と重なり共感した。
カフェを出てぶらぶらしていると、雰囲気が好きな雑貨屋さんを発見。
ピアスが可愛すぎて、3つも買ってしまった、、
オアハカ旅行でお金を使いすぎてグアナファトでは節約しようと思っていたので、予想外の出費。
でも可愛いものは我慢できない。
お気に入りのピアスが増えたのが嬉しくて、ルンルンしながら街歩き続行。
カラフルで街並みが可愛いグアナファトの欠点を挙げるとしたら、排気ガス臭すぎる、、細い小道が多く、そこも車やバスが走るのでガスがこもってなかなか空気が悪い。
夕方になると気温が下がり、風当たりが良くなって過ごしやすい。
なにをするでもなく、ベンチで小一時間くらい休憩。
雑貨屋さんでお金を使ってしまったので、晩ご飯は節約。
コーンとコーンの茹で汁にマヨネーズ、チーズ、チリソースをかけたエスキーテス!270円の晩ご飯。
ホステルのテラスで夜風に当たりながら写真を取りこんだり編集したりするのが最高に気持ちよかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?