光の方を向いて

わたしたちは、誰もが

見えない底では、繋がりあっています。

一見、違ったように見えることでも、

本当は、その事柄同士も、見えない世界で繋がりあい

補い合い、

共鳴しあっているのです。

見えるものだけにとらわれないように。

そして、見えないあなた自身を見失わぬように。

私たちは、上へ上へとのびてゆく樹木。

きっとあなたも、上へとのびてゆく大きな木でしょう。

それならば、枯れてゆく枝葉を見つめぬように。

上を見上げて進んでいくように。

大きな木になっていけば、自然と必要なくなった枝葉がとれてゆくもの。

低い最初の枝は、生い茂った樹木の陰となって、枯れてゆくもの。

あなたから必要なくなったものに眼をむけずに、

光ある太陽の方向を見上げて過ごしていきましょう。

そうすれば、光だけが見えるようになるから。

＜樹の精霊＞