ペーパードライバー15年〜はじめての1人運転までの道のり その1

嘘は、つきたくないけど、いったい何歳のときに免許を取ったのか覚えてない。新卒で入社する目前のお正月に地元で2週間ド短期コース(金額一番高いやつ!)で取得したんだわ〜。

運転なんて、簡単だし、都会に就職するから、さくっと取っとけばいいやろ〜って父が・・・。

大間違いやったわ〜〜〜。

結局、地元で暮らすことになって、でも、非正規雇用で給料全然なくて、どこにも行けなくて、車持つなんてもってのほかで。

それなりに楽しい人生を送ってきたようにも思うけど、やっぱり、車ないと不便なこともある〜〜〜

みんなが当たり前に行ってる場所(観光名所とかお店)いけないし〜。

田舎の醍醐味は、自然じゃん・・・そういうとこ、車じゃないと難しい。

何日も休みがあって、1日数本のバスにのって、宿泊して〜とかしたらいけるで。タクシー使ってもいいわけやん。お金があればね。

そうじゃないと、いけんわな〜〜〜〜〜〜〜〜。

乗りたいと思いつつ、教習所時代もほぼ路上で走ってないし、全く記憶ないしで、不安で。父も反対して非協力的だったから。

転機は父が脳梗塞で倒れたんや。

突然のことで、医者から、死ぬかもしれない治療をしますか?しないと、障害残りますって言われてさ、

正直やで、障害残った父の面倒はみれん。

じいちゃんが、重度の脳梗塞で10年介護必要だったんや。
だから、知ってるの。すごい大変なん。最初から最後までな。

本人も辛いし、まわりもつらい。

じいちゃんは、お金もためてたし、私の母がしっかりお金ためてたから、施設に入れることができたん。

だから、よかった。

でも、じいちゃんには申し訳ないきもちはあったで。
でもな、脳梗塞にならんよう最大の努力をしててほしかった。

でも、ここだけの話、じいちゃんが脳梗塞になったとき、病気のことまだみんな詳しくなくて、ばあちゃんも母もそのときいたのに、放置したん。

言い方悪いけど、放置したの。

わたし、絶対許せない。このことは、絶対許せない。

すぐに救急車呼んであげたら、あそこまで重度の障害のこらんかった可能性大だから、すぐに行動しなかった母が苦労するのは、自業自得。

そんな母の人生を私は、教訓として生きてるんだけど。

ちなみに、母は私を捨てた人だから、けっこう辛辣に書いてるように思うかも。私は、心の底から、信じてたし、すべてを許してきたで。

それでも、じいちゃんのことは、許せない。

で、父のことだけど、私しか対応する人いなくて、なんか、すごい決断を一瞬ですることになって、

でも、もう父の人生の選択肢は、2つなん。

死ぬか、障害なしで生き残るか。

障害ありで、10年生きるとか、絶対ないからって私思ったの。

父だって、障害ありで生きるのは無理だと思う。

障害のある人からしたら、怒られる表現かもしれん。許してほしい。
私は、脳梗塞のじいちゃん見てるから、だからこそ、そう思うの。

もちろん、どんな命だって、生きる価値ある。それは、自分が見出すものなん。どんなに周りがいっても、何をしても、本人が見いだせなかったら、無理。

父は、見いだせる人ではない。普段の言動からそう思った。

私も、障害者の祖母いるし、弟もおかしいし、母もおかしいし、もうこれ以上背負えん。

で、高度治療を受けて、父は、サバイブしたんや。

でも、またいつこんなことになるかわからんから、私運転したいって話したん。

またとない機会だったわ。

祖母を病院連れて行ったり、薬もらいにいったり、お米や灯油買いに行くときとか、車いるやん。

で、3年前かな、練習はじめた。

教習所のペーパードライバー講習も1回行った。

感覚がないのが問題だったんかな、路上にさえ出してもらえんかったわ。

これではなぁ〜〜〜〜と思って。

もっと路上走ったり、駐車練習してくれる人探さな思った。
教習所のプログラムでは、スーパーの駐車の練習とかしてくれないって。

でも、すごい料金高いから、父に頼ったんだよね〜〜〜

ま〜〜〜辛かった。割愛するわ。
ほんとに、ひどい暴言を我慢して、我慢して、駐車以外はできるようになった。

でも、駐車ができんくてなぁ〜〜〜

YOUTUBEの動画も見まくった。

でも、できるときとできんときの差が激しくて。

で1年くらい練習したのよ〜〜

ある日、もうありえんってこと言われて、それまでも言われてたけど、
一番、グッと来る言葉だった。

おまえは、100人いたら100番目。1万人いたら1万人目。

これさ、子供のときからずっとばかにされてきた私からしたらぐっとくるの。

そんなわけないやん。

私より下手な人もいるし。
そもそも挑戦しない人もいるし。
挑戦しない人のほうが素晴らしいみたいに言ってくる人もいるけど、
私は、挑戦する人は、素晴らしいと思う。

もちろん、向き不向きがあるけど、車の運転は、みんなだいたいの人がしてるから、挑戦してもいいと思うんだけど・・・


で、もうやめたんよ、練習。

そのときちょうど、オンライン英語の先生はじめて、これもむいてないんだけど、元気で明るく!対応せないかんやん・・・はげます側だからさ。

運転でボロカスに言われている自分と先生!って呼ばれてエネルギーレベルマックスで対応している自分とのギャップがすごくて〜〜〜〜〜

無理!っておもった。

だから、お金もらえるオンライン英語の先生をそのときは、優先したんだ。

それから1年すぎて、英語の先生の仕事辞めたくなった。

あまりにも給料低すぎるから。ストレス半端ないのに。

車の運転できたら、もっと給料高いところに就職できるんじゃないかなって。

田舎だから、車ないと通えない職場ばっかりなんよ。

で、今の気持ちを大事にしよう思って、オンライン英語は、お休みして、車頑張るぞって。

去年は、車練習お休みしてたんだけど、3時間だけ、プロに駐車教えてもらったことがあったん。それは、オンライン英会話で稼いだお金使ってな。

で、私もできるなって感じた。

だから、プロに教えてもらうのが1番だよ!!
ここは、お金を惜しむとこじゃなかったなって思った。

もちろん、言われた通りできたのは、それまでに自分が努力してたからもあるんだろうけど、自信を持てたのは、プロからの助言で、実際駐車できたときやな。

そこから、すぐ運転再開とはいかんかったん。

車ないからな。

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