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音楽が好き!を育てたい

「音とリズムで世界をにじいろに変える」

リトミック講師の北村礼子です。

「リトミック」
皆さん、ご存知ですか?

・お子さまが今リトミック教室に通っている
・もしくは以前通わせていた
・保育の仕事をしている

そういう方なら「知ってます!」とお答えくださると思います。

でも

・小さい子の習い事で名前は聞いたことあるけど…
・いったい何??
・子どもを通わせていたけど効果がよくわからない

そういう方もわりと多いのではないでしょうか。

私は小さい頃からずっと
学校の音楽の先生になることが夢でした。

小学校、そして中学高校でも
生意気にも「私ならこうするのになぁ」なんて思って授業を受けているような生徒でした。

学校の音楽の先生は、クラッシック専門の方が多いんですよね。
急にオペラとか言われても、、と無知でその良さも理解できなかった私。

なんでこんな偏ったことばかりするんだろ
世の中にはもっといろんな音楽があるのに

音楽の授業つまんないよな〜って、そんなことばかり考えて。

ま、でも、クラシックのピアノや声楽をしないと先生になれないと思っていたので、なんとかピアノを続けて、教育大学に行きました。

小さい頃からの夢を実現させるために真っしぐら
人生努力さえすればうまくいく〜なんて思っていたんですけど。

大学に入ってからは
ジェットコースターに乗っているかのような
挫折からのアルバイト三昧、イギリス留学、結核で入院、、(また機会があれば書きます)
人生観を変える出来事が次々に起こって

いっときは「ラジオ局のDJになりたい」なんて違う夢を見て
結局、卒業後は高校の音楽の先生になりました。

音楽の先生としては少し変わっているかもしれません。

(その後、営業マンにもなります、それもまた書きます)

ずれました。ここからが本題です。

高校に赴任して間もない頃、
ある男子生徒が「俺、全然音楽できへんねん」と言うんです。
それもすごく深刻な顔をして。

でもその生徒、耳コピができて絶対音感もあって、好きな曲をすぐ弾けるのに。

譜面が読めない=音楽できない
ピアノがうまく弾けない=音楽できない

そう思ってしまっていたんですよね。

「なんで?才能あるのに」
そんなふうに彼に言ったこと覚えています。

でもその時に私、これこそ音楽教育の弊害だと思いまして。

他にも「音楽が好きじゃない」という生徒がいて
でも「最近の好きな曲は何?」と聞いたら流行りの曲スラスラ答えるんです。


音楽の授業なのに、純粋に音楽を楽しめないなんて!!

これは根が深いなぁと思いました。

その後、中学校でも教壇に立ちましたが、そんな生徒はわりと多いんです。

そのうちに「今日は音楽があるから学校に来た」と
言ってくれるようになるんですけどね。ふふ。


で、思うわけです。

音楽が好き!その心を育てたい

たとえ、学校の音楽がつまんなかったとしても(楽しい授業が多いこと前提に)
私は、僕は、音楽が好き!

その素地は、幼少期に作られるのではないかと。

小中高の指導経験、リトミック講師歴9年、毎年280名以上の子供たちと関わる中で見えてきたこと。

・リトミックをすることのメリット
・そもそもリトミックとは?
・幼少期の音楽教育で大事なこと
・子どもたちの世界がにじいろに変わる瞬間について
・リトミック教育の可能性
・タブーと言われているオンラインにどう切り込むか!
・ママたちのコミュニティづくり
・教室づくりノウハウ

などなど

これからの記事でお伝えしていきたいと思います。

初投稿^^
読んでいただきありがとうございました!



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