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家族の死について

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母の自殺や、それにまつわる気付きや考察記事のまとめです。
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2021年12月の記事一覧

母の死から8年。自殺者の家族として、今の私が伝えたいこと。

母の死から8年。自殺者の家族として、今の私が伝えたいこと。

写真は、ハワイ島 キラウェア火山からマウナロアを臨む夕焼け:本人撮影。

◆関連記事は一番下にリンクしてあります。↓

闘病中の母の元へ、また看病に行こうと思っていた頃、突然父から「母が亡くなった」と電話があった。そして、亡くなった理由は病気ではなく自殺だった。母は余命宣告をされていたが、また会えると信じていたから

その知らせを聞いた時に本当に まさか!!!

自分の家族が自殺? 母が自殺? も

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余命宣告を受けた母を巡る兄と私の物語〜激突編から得た気付き。

余命宣告を受けた母を巡る兄と私の物語〜激突編から得た気付き。

写真は、北海道の美瑛町 白金青い池(コバルトブルーの池:本人撮影

死を目前とした母の病室に来ようともしない、私とも話すことさえしようとしない兄と私は壮絶なバトルを繰り広げた。どうしてこんなにこじれてしまったのか?!母の死を通して私が気付いたことを書きます。これまでのお話しはこちら↓

母が亡くなるまで、ほとんど交流のなかった兄から今日も電話があった。
私は、兄から電話があることが素直に嬉しい♪

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余命宣告された母を巡る兄と私の物語〜激突編、まるでドラマのワンシーン?!

余命宣告された母を巡る兄と私の物語〜激突編、まるでドラマのワンシーン?!

写真は、自宅近くにある土手から撮影した夕焼けと富士山とスカイツリー:本人撮影

スキルス性の癌で余命宣告された母。その母の病室にも来ない兄。
そして、その兄を病室で待ち続ける母を思い、
私が取った行動とは・・・

母が余命宣告されてからも、母の病室に顔を見せようともしなかった兄。その兄が主治医との面談に顔を出した日…私は病院の廊下で兄とバッタリ出くわした。電話にも出てくれず…訪ねて行っても居留守を

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