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《pattern》№144 菱

札幌の小さなタティングレース教室から、あなたの元へレッスンをお届けします。タティングレースがはじめての方は、基本Step1からお読みください。

こちらでは、オリジナル編み図の作り方や、ちょっとしたコツを書いています。パターンは教室でご利用いただくほか、この記事の下からダウンロードしてお使いください。印刷してお届けご希望の方は、販売サイトminne, creema をご利用ください。

作品ができるまで

「教室でのレッスンをたくさんの方へ届けたい。」「もっと気軽におうちでレッスンしていただきたい。」そんな気持ちを込めて、基本で作れてアレンジも楽しめるパターンを作りました。

パターンについて

菱形のモチーフは、アクセサリーに使いやすくニーズが多いのですが、デザインを膨らませにくく久しぶりの新作となりました。細い糸で小さく作ってイヤリングなどにお使いください。上下に小さなリングがつきますので、ストーンを飾って楽しめます。

アレンジは、ブレードを紹介します。ブレスレットにお勧めのデザインです。図案は、基本のモチーフとブレードの2種類をピコ無しとピコ有りで記載しています。お好みに合わせて作って楽しんでくださいね。

ポイント

「チェインの長さ」

このパターンは外側にチェインがある為、引き加減が緩いとふわっと伸びたような形になりやすいです。なるべくしっかり芯を引いて作ります。
どのモチーフも同じですが、引き加減はリングとチェインで同じ目数でしたら同じ長さになりますので、比べてながら作っていきましょう。
製作中にどうしても緩い時は目の数をひとつずつ減らして調整していきましょう。

「モックリング」

吊り下げのリングは、チェインでリングのように見せて作ります。これは見せかけのリングという意味で"モックリング"と言います。
モックリングにはいくつか作り方がありますが、今回は、チェインと同じ向きのリングをチェインで作ります。

作り方は大まかに3種類分けて教室でお伝えしています。今回は1番簡単な1つ目の方法です。動画でも紹介しています。参考にしてみてください。

Movie モックリング

アレンジ

ブレードに繋いで

菱形ができたら、長く繋げたブレードにも挑戦してみましょう。上の段を結んで長さを決めたら折り返して下の段を結んでいきます。繋ぎ目のチェインが重ならないようにしっかり引いてからシャトル繋ぎをするのがポイントです。仕上げには、簡単に取り付けることが出来る金具がお勧め。お洋服に合わせてゴールドとシルバーを使変えるのも簡単です。

ブレスレットには3連がおすすめです。(40番手使用)

ピコにビーズを入れて

細い糸で作ったらたくさんのピコにビーズを入れて作るのも素敵ですね。タティングレースのアクセサリーは軽いのでビーズで少し重みを付けると丸まらずにきれいに見せることが出来ますね。

サンプル作品で使用した糸は

サンプル作品で使用した糸は「DMCコットンパール#12」という糸です。


タティングレースがはじめての方へ

こちらからお読みください。

《関連商品》
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Step2(まる) ピコ繋ぎ
Step3(しかく)ひねりのあるつなぎ方
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ナナイロタティングとは

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/


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