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《pattern》 №11 クリスマスオーナメント

札幌の小さなタティングレース教室から、あなたの元へレッスンをお届けします。タティングレースがはじめての方は、基本Step1からお読みください。

こちらでは、オリジナル編み図の作り方や、ちょっとしたコツを書いています。パターンは教室でご利用いただくほか、この記事の下からダウンロードしてお使いください。印刷してお届けご希望の方は、販売サイトminne, creema をご利用ください。

パターンについて

モチーフを組み合わせて作るタティングレースです。組み合わせのタティングレースでも、交差しながらすべてが一筆書きにつながっていてるものは、ケルテックタティングと呼ばれています。名前の由来は紀元前5世紀頃からケルト民族の装飾美術に取り入れられた「ケルト文様」をタティングレースで表現しているというところでしょうか。

日本でも、水引や飾り結びに見られますが、タティングレースでチェインを繋ぎながら結ぶことは、進む方向を見失いやすいため難易度が高めです。

教室では、もう少し気軽に楽しんでいただけるように重なりのあるパターンを「ケルティック風」と紹介させていただいています。その中でもこのパターンは私のお気に入りで、クリスマスのオーナメントにご紹介しています。

配色を変えたり、単色で仕上げても素敵なモチーフです。どうぞ季節を問わずにお楽しみください。

こちらは№11にスプリットリングの輪を繋ぎました

作り方

1段目(よつば pattern №1)

基本のよつばを作ります。4つのリングを中央のピコで繋ぎますので、初めのリングのピコの大きさに気を付けて作りましょう。チェインのピコはすべて飾りになります。お好みの大きさで作りましょう。ビーズを入れても素敵ですね。

2段目(星型8)

8つのリングが外側に向いた星型のモチーフを作ります。リング同士が繋がらずシンプルな形ですが、8つのチェインの長さ、8つのリングの大きさが揃うように作ります。初めのリングとチェインを基準にして、サイズを比べながら作りましょう。リングのピコには3段目のリングを2つづつ繋ぎますので、小さすぎないようにしましょう。

3段目

3段目を作る前に、1段目と2段目を組み合わせておきます。3段目を繋いでいるうちにバラバラになってしまいますので、マスキングテープで仮止めしておいても良いですね。

[組み合わせ方]
1段目(よつば)を裏面を上にしておきます
その上に2段目(星型8)を表を上にしておきます。
よつばのチェインの下に、星型のリングをひとつおきに通します。

出来上がりの形が想像できましたら、3段目を結びながら繋いでいきましょう。出来上がりはどちらが表面でも可愛いデザインです。表面にしたい方を決めたら、裏返しておきましょう。
3段目のリングは裏面に繋ぎます。チェインのピコが表に仕上がります。


タティングレースと楽しい時間をお過ごしください。

タティングレースがはじめての方へ

こちらからお読みください。

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ナナイロタティングとは

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。


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