見出し画像

№19+20《ドイリーパターン》tapkop

この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。

作品ができるまで

tapkop(タプコプ)はアイヌ語で丘を表します。北海道のどこまでも続く緑豊かな丘の景色に、これからの希望の想いを込めてます。
この作品は、タティングレース未体験で、「2ヶ月後の挙式に使いたい」といらした生徒様の為に、「ykere(イケレ)シロツメクサ」を簡単にアレンジした作品です。毎日の練習と作品を交互に結び、頑張りと気持ちが伝わる素敵なリングピローになりました。(パターン№19.№20)

パターンについて

パターンはこの記事の下からダウンロードできます。
段ごとに色を変えるときは、なるべく同じメーカーの糸で楽しむことをお勧めします。メーカーにより糸の太さが違うこともあります。
 参照/ https://note.com/nanairo_tatting/n/nf7bd427ea765

《完成サイズ》
全10段のドイリーの図案(パターン)約22㎝(40番レース糸使用)

スクエアのリングピローの型紙付き(出来上がり寸法/約13㎝角)

作り方のポイント

シャトルひとつで作ります。始めたばかりの方も楽しめるドイリーです。1段ごとに糸端の始末をしながら丁寧に仕上げてみましょう。
リングからチェイン、チェインからリングに左手の糸を掛けなおすときに「リバース」をしますね。そのため、出来上がったモチーフの表面と裏面が交互になります。気を付けるポイントは2点です。

point1 次の段を繋ぐとき

前の段のチェインを裏面にして、リングを繋ぎましょう。

point2 糸端の始末

このドイリーの場合、一番外側はチェインですので、チェインが表面になるように糸端の始末は裏面にしましょう。

参考


作ってみましょう

こんな時は…

作っていくうちに、どうしたらいいのかな?ということも出てくると思います。間違えた時(目が多い、少ない)の解き方、リングを作り忘れちゃった、糸が足りなくなったときの足し方などは、こちらの動画も参考にしてみてくださいね。

Movie 糸端の始末

針を使った糸始末の方法はこちらの動画を参考にしてください。


Movie リングの解き方(基本編)


Movie リングの解き方(応用編)


Movie 糸の足し方



応急編

ここからは応急編です。途中で作り忘れていたり、繋ぎ忘れていることに気が付いたら、ほどいてやり直すのが一番丁寧ですが、無理に解いたり、切ってつなぎ直したら目が伸びてしまったり、目立ってしまうこともあります。慣れてしまえば解くのも修正するのも上手になりますが、始めたばかりの方は、修正するのに時間がかかって汚れてしまう場合もよくあります。
なるべくきれいにストレスなく楽しめるように、応急編もご紹介しておきますね。

Movie リングを結び忘れたら

外側のリングを繋ぎ忘れて、後から付け足す方法をご紹介しています。


繋ぎ忘れたピコのつなぎ方

動画はありませんがこちらを参考にしてみてください。



タティングレースがはじめての方

こちらからお読みください。

《関連商品》
Lesson1 (リボン)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
Lesson2(ラウンド) ピコ繋ぎ
Lesson3(スクエア)ひねりのあるつなぎ方
Lesson4(ジョセフィンノット、トリプルリング)


ナナイロタティングとは

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/)


パターンはこちらから

こちらからPDFのファイルをダウンロードできます。パソコンやタブレット、スマートフォンに保存して閲覧、印刷ができます。

ここから先は

128字 / 1ファイル

¥ 2,500

よろしければサポートお願いします。 いただいたサポートは、活動運営費として、おうちレッスンをもっと手軽にみなさまのもとへお届けできるようにしたいと思います。