《ドイリーパターン》tapkop
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。
作品ができるまで
tapkop(タプコプ)はアイヌ語で丘を表します。北海道のどこまでも続く緑豊かな丘の景色に、これからの希望の想いを込めてます。
この作品は、タティングレース未体験で、「2ヶ月後の挙式に使いたい」といらした生徒様の為に、「ykere(イケレ)シロツメクサ」を簡単にアレンジした作品です。毎日の練習と作品を交互に結び、頑張りと気持ちが伝わる素敵なリングピローになりました。
パターンについて
パターンはこの記事の下からダウンロードできます。
段ごとに色を変えるときは、なるべく同じメーカーの糸で楽しむことをお勧めします。メーカーにより糸の太さが違うこともあります。
参照/ https://note.com/nanairo_tatting/n/nf7bd427ea765
《完成サイズ》
全10段のドイリーの図案(パターン)約22㎝(40番レース糸使用)
スクエアのリングピローの型紙付き(出来上がり寸法/約13㎝角)
作り方のポイント
シャトルひとつで作ります。始めたばかりの方も楽しめるドイリーです。1段ごとに糸端の始末をしながら丁寧に仕上げてみましょう。
リングからチェイン、チェインからリングに左手の糸を掛けなおすときに「リバース」をしますね。そのため、出来上がったモチーフの表面と裏面が交互になります。気を付けるポイントは2点です。
point1 次の段を繋ぐとき
前の段のチェインを裏面にして、リングを繋ぎましょう。
point2 糸端の始末
このドイリーの場合、一番外側はチェインですので、チェインが表面になるように糸端の始末は裏面にしましょう。
参考
作ってみましょう
こんな時は…
作っていくうちに、どうしたらいいのかな?ということも出てくると思います。間違えた時(目が多い、少ない)の解き方、リングを作り忘れちゃった、糸が足りなくなったときの足し方などは、こちらの動画も参考にしてみてくださいね。
Movie 糸端の始末
針を使った糸始末の方法はこちらの動画を参考にしてください。
Movie リングの解き方(基本編)
Movie リングの解き方(応用編)
Movie 糸の足し方
応急編
ここからは応急編です。途中で作り忘れていたり、繋ぎ忘れていることに気が付いたら、ほどいてやり直すのが一番丁寧ですが、無理に解いたり、切ってつなぎ直したら目が伸びてしまったり、目立ってしまうこともあります。慣れてしまえば解くのも修正するのも上手になりますが、始めたばかりの方は、修正するのに時間がかかって汚れてしまう場合もよくあります。
なるべくきれいにストレスなく楽しめるように、応急編もご紹介しておきますね。
Movie リングを結び忘れたら
外側のリングを繋ぎ忘れて、後から付け足す方法をご紹介しています。
繋ぎ忘れたピコのつなぎ方
動画はありませんがこちらを参考にしてみてください。
タティングレースがはじめての方
こちらからお読みください。
《関連商品》
▷Lesson1 (リボン)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
▷Lesson2(ラウンド) ピコ繋ぎ
▷Lesson3(スクエア)ひねりのあるつなぎ方
▷Lesson4(ジョセフィンノット、トリプルリング)
ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/)
パターンはこちらから
こちらからPDFのファイルをダウンロードできます。パソコンやタブレット、スマートフォンに保存して閲覧、印刷ができます。
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