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新しいMacBook Pro、こんなにときめく言葉ある?

今日は2021年買ってよかったものの筆頭、新しいMacBook Proの話をします。

MacBook Pro (13-inch, 2017)の話

新しいMacBook Proの話の前に、その前に使っていたMacBook Proの話をします。
iPadの記事でも書いたとおり、学生の頃はMacBookを持っておらず、iPadを使っていました。
▼iPadの記事はこちら

iPadを抱えてキャンパスを駆け回っていた貧乏学生は社会人になり、1年目の冬のボーナスでMacBook Proを買いました。
学生の頃と比べると必要性はほぼ無に等しい状況でしたが、あこがれはとめられない。
当時はWindowsのデスクトップPCをメインに使っていたため、スペックは控えめにし、ストレージ256GB、メモリ16GB、13インチのMacBook Proにしました。
タッチバーが気に入らなかったので、タッチバーのないモデルが欲しかったのです。

結局、購入後すぐにWindowsPCは調子がよろしくなくなり、サブPCの予定だったMacBook ProはメインPCに昇格される運びとなりました。
Windows機は32bitのメモリ4GBでしたし、遅かれ早かれこういうなる運命です。
平成の時代に購入したMacBook Proはスペック控えめということもあり、この所はIllustratorでグラデーションとガウスぼかし等の効果を多用したフライヤーを作れば虹色のアイコンがくるくる回り、InDesignは起動するだけで虹色のアイコンがぐるぐるぐるぐるする始末。

挙句の果てには「予期せぬ理由で終了しました」のポップアップに保存すら阻まれる。
名前にちなんで「七色」は好きだけども、虹色のくるくるを眺めるには限界があります。

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虹色のくるくるとはこやつのことだ

新しいMacBook Proが発表された

そろそろ新型が出るのではないかとAppleのイベントが近づく度に囁かれていましたが、その噂は10月19日についに本当のものとなりました。
さて、ここで悩みの種が発生しました。

「オーバースペックなのではないか」

趣味でIllustratorを使って多少作業するだけなので、ばりばり4K動画の編集をするような人たちのようなスペックは必要ありません。
それでも私は新しいMacBook Pro14インチを購入することにしました。
大きな理由は「Thunderboltのポートが左右についていたから」です。
私は普段、MacBook ProとDellの27インチの4kモニターを繋いで画面2つで使っています。
こういう使い方をするとポートが1つ埋まるわけですが、今まで使っていたMacBook Proは片側に2ポートのため、必然的に使えるポートは1ヶ所になります。
Dellのモニターはハブの機能も備えているため一応何とかなるのですが、最近新しい板タブを買ったこともあり、そのレシーバーやら何やらでポートが埋まりつつあります。

また、片側のみのため作業する場面によっては「反対側にあったらいいのにな」と思うことも時々ありました。
これがMacBook Airとの差額を埋める理由になるかは人によると思いますし、これはただの理由付けで本当の理由は「ときめいたから」です。

有名なお掃除の極意にもあるでしょう。
「ときめくものを残しなさい」と。
現在手元にないものを残すためにはどうするか、入手するしかありません。

なぜ最小構成にしたのか

メモリをどうしようか、ストレージをどうしようか迷いながらとりあえず実機を見ようとビックカメラに行ったところ、新しいMacBook Proの在庫がありました。
ビックカメラの前に立ち寄ったヨドバシカメラでは売り切れていたのですが、在庫がある。
ストレージ512GB、メモリ16GB、14インチのMacBook Proの在庫がある。
ポイントも付くしそしてこのまま買って帰ってしまおうかという考えを見透かしたように、店員さんがやってきて言うのです。
「在庫2台ありますよ!」と。
たった一言の見事なセールストーク。
数分後、私はMacBook Proを抱えてビックカメラを後にしていました。

新しいMacBook Proのいいこと3つ

Intel MacからM1 ProのMacBook Proに乗り換えて「これはいいものだな」と思ったことが2つあります。
1つ目は「これまで動かせなかったものが動く」ことです。
イラレでガウスぼかし等の効果を多用すると、オブジェクトの移動をするにも一苦労の物体が出来上がり、配置を変えようとすると虹色の大回転を拝むことになっていました。
しかし、新しいMacBook Proは以前はえっちらおっちら移動していたオブジェクトも、移動速度こそゆっくりになるものの止まることなくついてくるのです。
しかも、こちらが躍起になっていくら画面上を引きずり回しても虹色はおろか止まりはしません。
さらば虹色いつかまた会う日まで。

2つ目は「音がいい」ことです。
私は特に以前のスピーカーに不満があった訳ではありません。
そのため、なんとなく、本当になんとなくAmazon musicはM1でも問題なく使えるのかな?と思い音楽を再生してびっくりしました。
音がくっきり聞こえる。
自分は音質がいいとか悪いとかといったことをあまり敏感に認識している方の人ではないのですが、それでも変化を感じ取れるくらいよくなっています。
たぶんわかる人はもっとびっくりするのではないでしょうか。
聞くたびに「音がいいな」と思ってしまうので、新しいMacBook Proを使い始めてからはついヘッドホンではなくスピーカーを使ってしまいます。

3つ目は「ファンが静か」なことです。
以前はChromeでYouTube再生しただけでファンが回りファンの音が鬱陶しいのでヘッドホンを使っていた面もありました。
今はChromeで10以上タブを開いてnotionやクリスタも開いたままイラレで作業していても何も起きません。
何も起きなさすぎて色々開きっぱなしにしてしまっています。
閉じよう。

新しいMacBook Proで困ったこと1つ

普段はモニターに繋いでいるためMagic TrackpadとMagic Keyboardも繋いで使っているのですが、最初は接続にてこずりました。

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ずっとこの接続中の画面だった。
虹のくるくるの次はグレーのくるくるを拝むことに。

どちらも何度か(7〜8回くらい)電源入り切りを繰り返してやっと接続されました。
今は問題なく接続されていますし、一度接続されてからは電源を切っても再度接続に問題は生じていません。
なんだったんだろう……

ただそこにある「ときめき」

オーバースペックなのではないかとか、ノッチがダサいとか、MacBook Airでいいとか、MacBook Airコスパ最強とか色々言われている新しいMacBook Proですが、私はこの銀の林檎にときめいたから新しいMacBook Proを買いました。
MacBook Proを買う理由は、そういうロマンティクな理由でもいいですよね。

プロじゃなくても、これからもMacBook Proと。

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