ハワイ挙式に参列させてもらった友人のお葬式に参列するためにハワイに行く話（0：出発前）

この日記を親愛なるネイトくんと、その家族に捧げます。

 2024/8/7　19:06

PM8:10出発のハワイ行きの飛行機に乗るために、今登場ゲート付近で、1人でレモンサワーを飲んでいる。
さっきまで不安と心細さで展望デッキで缶ビールを飲みながら泣いていて、チェックインにあまりに手間取りすぎたことで、自分のバカさ加減に呆れて、逆に落ち着いてきた。

ついにこのときが来てしまった。
本当に信じられないことが起きてしまった。

私は、今から友人の葬儀に参列するために、ハワイに向かう。
1人で向かい、1人で過ごし、1人で帰ってくるハワイ。
まさかこんな日が来るとは思わなかった。
だって、ハワイってただひたすら幸せに過ごすために行くはずの場所でしょう。
きっと私の人生において、特別な時間になると思う。

ネイトくんが亡くなってからの日々、いろんなことを考えすぎて、視界の色が何度も何度もぐらぐらと変わった。

とりとめもない思いを形に残したいから、タイムリーに更新していこうと思ってる。

修正するかもしれないし削除するかもしれないし、途中でやめるかもしれないけど、それも正直な気持ちだ。

でも、誰かに届けばいいな、できれば天国のネイトくんに届くと嬉しいなと思いながら言葉を綴ろう。

私が前回ハワイに行ったのはコロナ渦の直前。2019年12月だ。
ネイトくんと、私の親友（親友と呼ぶよ）の、のりの結婚式のためのハワイ旅行だった。
私は人生の中で叶えたい夢の一つに、「ハワイの結婚式でブライズメイド」をするというのがあって「ハワイの挙式によかったら来ない？」とのりに言われたときに、大喜びで行くと言ったし、ブライズメイドをやらせて欲しいと言った気がする。（海外の挙式で見る、新郎新婦の周りにいるおそろいのドレスを着たお友達集団）

ちなみに、のりもネイトくんも男性なので、ブライズ（＝花嫁）いないのに、なんでブライズメイドがいるのよってのりと大笑いした。
でも、ブライズいなくてもブライズメイドいてもいいよねって、楽しければ良いよねって。
私は家族でハワイに向かい、本当に本当に夢のような時間を過ごした。

コロナ禍が空けて、再び私はハワイに向かう。
その目的がネイトくんの葬儀だなんて、誰が想像しただろう。

登場時間が迫ってきた。
飛行機にいる間は、ネイトくんのいる場所に少しでも近づけるのかな。

つづく