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都内の古墳、陵墓訪問まとめ

ここ最近の都内で訪問した古墳と陵墓についてまとめておきます。

都内の古墳

摺鉢山古墳

4月の摺鉢山古墳

上野公園の中にある摺鉢山古墳。前に訪れた時は秋だったので、紅葉が綺麗でした。今回は4月に訪問したので新緑が美しい。
形状は前方後円墳。円墳の部分に登るとわかるが、すり鉢をひっくり返したような形になっている。

白山神社古墳

白山神社古墳

白山神社の境内の近くに位置する、白山神社古墳。形状は円墳。紫陽花が咲きかけでした。

富士神社古墳

富士神社古墳

本駒込に位置する富士神社古墳。形状は前方後円墳とされているが、目視だとぎりぎり円墳に見える程度。白山神社古墳に比べて高さがあります。この辺りの古墳と呼ばれている塚は、富士山信仰からか〇〇富士とされることが多かったようで、護国寺境内内の音羽の富士が古墳ではないため、この富士神社古墳も少し懐疑的な見方をしてしまう。

大塚ゆかりの地

大塚ゆかりの地

文京区大塚の地名の由来と言われる古墳後。大塚と名前のつく古墳が全国でいくつあるか気になってざっと調べたら171基ほどヒット。そのほとんどが○○大塚古墳。有名なのだと世田谷の野毛大塚古墳があります。しかしながら古墳の名前は、なるほど!と納得できるものから、そんな汎用性の高すぎる名前でいいの?!となるものまで多様です。私が1番ある意味衝撃を受けた古墳の名前は「墓山古墳」です。古墳なんて全部墓の山じゃん…と言いたくなります。

東京都の陵墓

さて、全国にある陵墓(天皇、及び皇族の墓)はそのほとんどが関西地方にありますが、東京にも陵墓があります。

武蔵陵墓地

武蔵陵墓地

武蔵陵墓地は大正天皇、貞明皇后、昭和天皇、香淳皇后の陵墓地で、多摩陵、多摩東陵、武蔵野陵、武蔵野東陵があります。陵形は全て上円下方で、明治天皇 伏見桃山陵も同じ形をしています。大正天皇からは関東に陵墓があり、近代の天皇陵の特徴として長い山道と、東側に皇后の陵墓があります。

大正天皇 多摩陵

大正天皇 多摩陵

多摩陵は伏見桃山陵と比べて少し小さく感じました。上円下方の陵形が美しい。

貞明皇后 多摩東陵

貞明皇后 多摩東陵

天皇陵よりも一段低いのか、近づいてもよく陵墓自体が見えました。

昭和天皇 武蔵野陵

昭和天皇 武蔵野陵

1番新しい天皇陵。かなり奥行きがあり、後ろの木々も相まって荘厳。

香淳皇后 武蔵野東陵

香淳皇后 武蔵野東陵

香淳皇后の陵墓は現存の天皇皇后陵墓の中で1番新しく、武蔵野陵の東側に位置しています。



武蔵野陵訪問で陵墓巡りも44/124箇所目。今年中に半分到達は難しそうです。

次回の古墳・陵墓巡りに続く。

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