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新たな冥府葬送ネクロ

どーも。ななはです。葬送冥府の新たな切り口見つけたんで、RAGEに出る暇も無さそうだし適当に出来た経緯や構築内容について書きたいとおもいます。

1,構築

従来の葬送冥府ネクロとは少し型が変わります。
何が違うかをピックアップすると、

A,「トート・カーニバルネクロマンサー・バトルキョンシーガール・デッドメタルスターの採用」
B,「王墓・レジェンダリースケルトン・グレモリーの非採用」

の2つです。これらの採用非採用については次の経緯の項目で大局的なことを踏まえて説明します。結果のみを知りたい場合は採用理由まで飛んでください。

2,経緯

この構築は「ミラーの勝ちやすさを担保しつつ他クラスへの優位性の上げかた」をどうするかという問から生まれました。

この問題がどうして難しいかは大きく分けて3つ。
①葬送冥府よりも明らかにどちらかに特化した構築よりもスピードが遅れる点。葬送特化は7T目には死帝を出し、冥府特化は早くて7で冥府を機動します。これら2つに対応する答えは、こちらも7で死帝を出すか冥府を機動するしかありません。

②どちらかに特化をするとサブプランが消える点。いなされた時の解答がとても少ないデッキのため、有利なデッキが減り5分~不利のマッチアップが増えてしまいます。

③飛び道具が冥府しかない現状。飛び道具が冥府しかないとすると、盤面を処られて冥府が割られた場合かなりキツい戦いが続きます。飛び道具として新たに一種類増やすことで冥府への依存度を下げることが出来ると他クラスとも戦いやすくなります。

そのため、特化はしないが両プランの動きを加速させる両対応のカードを詰め込んでデッキは作れないだろうか?と考え構築に着手しました。

要は、7で死帝を出せる冥府寄せネクロ~葬送と疾走を添えて~が出来ればいいんです。それを補佐するカードを入れ、どちらかの阻害になる又は無くても回せるカードを抜いてこの構築は出来上がっています。

3,採用カードの理由

〔バトルキョンシーガール〕


いまの冥府葬送ネクロの5T目のマストムーブはミルティオです。しかし、盤面処理能力がかなり乏しく運要素がからみ易くなっているのが課題でした。

そこで盤面処理能力+墓地肥やしが出来るカードとして採用。あえて中域のコスト帯のカードを減らし高コストを増やすことで、(33の場合)バトキョン×2(42の場合)フェイラン+2Cのムーブに絞りやすくしています。

2Cには処理のグレイブティガー・葬送でドローのカーニバルネクロマンサー・単純1ドローのトートとなっていて動きの阻害を減らしています。あえて4マナ域を捨てない事でバトキョン+2Cの動きにも出来るのに加えて、(51の場合)にも対応出来る1Cマシーン量産カードを多く積んでいるため外れがかなり軽減されています。

〔カーニバルネクロマンサー〕
〔デッドメタルスター〕

冥府葬送の疾走札としてデッドメタルスターを採用。死帝を墓地から出す動きを冥府に採用するためカーニバルネクロマンサーも共に採用。2-3の動きにもなりつつ後半にはゲームを決めるカードにもなるこれら2種によって安定感を増した。

先述したミルティオ51の場合にもケアができ、ソルコンのうち先にも困らず、バトキョンをミルティオから出したい時にどちらも邪魔にならないため今回のコンセプトにマッチしている。この2種を採用するだけで動きに幅が生まれるため採用をオススメする。

〔トート〕

2Cドロー枠。5でミルティオを出す事が最大ムーブのため5までにドロー出来る札はかなり冥府葬送のコンセプトに合致している。それに加えて、ミルティオからバトキョンを出す邪魔をせず、ミルティオから出た場合にも次の動きの担保がしやすいため採用。減らしたカード達が補っていた百鬼夜行のうち先としても優秀であり、序盤の動きでかなり貢献してくれる1枚。

4,非採用カードの理由

〔王墓の骸〕

従来のドロー枠。3コストで出来る仕事を遥かに超えておりよっぽどのことがなければ抜きたくないカード。しかし、ミルティオからバトキョンの妨げになり、6以降で使う時のPPの無駄の仕方などが今回のコンセプトに合ってないように感じた。

2C域でドローできるカードをその分採用したことにより弊害も少なく、デッドメタルスターで3の動きを確保したのも大きく思い切って非採用となった。

〔グレモリー〕〔レジェンダリースケルトン〕

PP詐欺が出来るこの2枚。コンボが決まればPPが2倍になるため、ギリギリまで採用を検討していた。今回のコンセプトから外れておらず枠があれば採用をするが、抜ける場所がなくあえなく非採用。枠が見つかりさえすればレジェンダリースケルトン3+グレモリー1~3を採用するべき。

5,おまけ

このカードを積めば疾走の面は緩和される。レジェンダリースケルトンと組み合わせることで疾走させながら冥府を立てることも可能だが、酒呑童子の出し方が難しい。グレモリーが出てからPPを回復させつつ酒呑童子進化をした場合、レジェンダリースケルトンを同一ターンで出してしまうとネクロマンスが消費される。グレモリーが起動するまでは手札で腐り、捨ててしまうとミルティオから蘇生させないと二度と疾走することは無い。

サブプランとしては不十分で、葬送冥府の両軸の動きも阻害しやすいと結論づけたため非採用となった。従来の葬送冥府への採用は疾走札を作ることもあり、ピンで刺しておく分にはいいのかと思う。

6,後書き

今回は新しい切り口の冥府葬送ネクロの紹介でした。
デッドメタルスターも組み込んだため先攻で7にカーニバルネクロマンサーを起動すると魔道具にもかなり牽制になったり、デッドメタルスターのアクセラレートからフェイランでアグロからテンポを勝ち取ったりと新たなムーブが開拓された40枚です。

ここからレジェンダリースケルトンとグレモリーの最低4枚の枠を開けて埋め込むなどまだまだ発展する余地もあると思います。
カードがある方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか?

タバコ代になるだけなので、良かった記事にいいねする程度の方がいいと思います。