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ユメモ

私はパチンコ屋の入り口と思われる場所で転んだ。
立っていた男の人に心配されたが、大丈夫と話していると、その人の知り合いの女の人がやってきた。

私は二人に会釈して、住宅街を進む。

少し草木の多い場所で、何か男の子が話しかけてきた。
その子のお母さんもいて、男の子はハーフみたいな見た目で不思議な言葉を話た。
お母さんは笑いながら解説した。

男の子が私と手を繋ごうとするので、ニコニコしながら歩いた。
そして、何故か家に招かれた。

家についた時には男の子は立派な鳥になっていた。多分猛禽。
お母さんが家の中を案内してくれた。
階段を塞ぐように猫のケージと男の子のなまえのかかれたケージがあって、猫は鳥の男の子を嫌がってるようだったが、男の子は楽しそうで『鳥でも人間なんだな』と思った。

2階もみせてくれそうだが、なにせ進みにくいし、無遠慮な気がして断ろうとしていたら、お母さんが赤ちゃんを抱いてきた。
さっきの男の子の妹だという。
私に手渡す。
妹は普通の人間の形なんだなって思って、トントンと背中をしながら一緒に階段を降りる。
「名前は?」
「しずかだよ」
「しずかちゃん!」
「いってごらんじぶんで」
「しゅずか」
こんなに小さいのに喋れるんだ!と感動していると、お母さんは驚くことを言う。
「その子、3歳なの」
どう見ても1歳にも満たない大きさのしずかちゃんを抱きながらびっくりする。
「えっ?すごく…小さい気がする」
「そうなの、他の子よりちいさいの」
お母さんに子どもたちの話を聞きながら、階段を降りるとリビングにお父さんが帰ってきていた。

お父さんもお母さんも、私に子どもたちの話をする。
男の子(名前は忘れちゃった)は、生まれたときの主治医に何かオカルト的な力が働いていると言われたこと。
「ひどい雨だっていわれた」
妹のしずかちゃんに関しては
「先生は獏だっていうの」
と。
私は獏と聴いたときに鳥肌がたちはじめる。
これは、私には見えないし、ほの暗い。

渡邊さん、案件。

ということで、紹介しようと思いつつ、いや、私がまず知り合いがということで見てもらうべきか?でも、多分忙しいし、うーんとか思いつつ

「私の知り合いに、もしかしたら、わかるよって人がいるかもしれません」
「みてもらって、もしかしたら、ただ単に科学的な何かと言われることもあるかもしれないし、本当にこの家庭に何かが渦巻いてるかもしれない」
「どんな結果も受け入れなくてはならないですが…私の知り合いは信用出来ます」

と言う。

そして、頭の中ではパソコンに何かを書き込むお母さんが浮かび、そして、渡邊さんの返事と思われる文書も浮かぶ。

逸れは濃紺の背景に白字が浮かび上がって見え
「酷い雨ですね」の文字だけが赤く霞むような文体だった。
私はその脳内映像にゾッとした。
リビングは吹き抜けで明るく広い。
お父さんとお母さんも明るくて、沈みこんでいるわけではない。
子どもたちは様子はともかく、元気で明るく可愛い。

いったい、この家になにがあるっていうの。
というか、この子達を取り上げた医師は何者なの?
こういうのって本当に渡邊さんを頼っていいの?
というかなんで私ここにいるの?

ってとこで目覚めた。
他にも仕事の夢とかなんとか見てたが、全部これに持ってかれた。

サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。