今朝の夢メモ

まずは鳥。
学校へ向かう小舟。
しかし途中で原っぱ?丘?みたいなところに降りた。
みんなで探索。
ギーギーって鳴き声。
「オナガドリだね」
と私は言ってカメラを構えた。
明らかにオナガの鳴き声だったけど、レンズ越しに見た鳥は見たこともない鳥だった。
オウムのような冠羽。真っ青な翼。黒く細長く鋭いくちばし。顔周りも黒い。
「なんだ……あの鳥」
ギーギー鳴きながらこちらを見ている。
胃のあたりからゾワゾワとした空気がやってくる。
わかる。警戒しなくてはいけない。あれは襲ってくる。
私達はにげる。丘の上の古びた建物を目指して。
冷たい灰色のコンクリートの建物が目の前にある。
建物の扉を開けてしめ、裏口の扉をあける。
後ろは恐くて振り返れないけれど、ゾワゾワとした空気が這ってくる。
途中で他の人の服がふくらんでいるのをみた。
隙間から薄青がかったウズラの卵みたいな卵がみえた。鶏の卵くらいの大きさ。
『……なんで?!』
あの鳥たちが殺気立っていたのは卵が盗まれたからだ。
親は必ず取り返しに来る。返さないと。
建物の裏口から先はガレ場で、私の足はやたら重たく前に進めない。
卵を持つ人は早く進んでしまって、このままじゃ、卵も何も持っていないのに私が卵泥棒として鳥にやられる。
頭の中でジュラシック・パークを思い出す。
卵はなんとしても返さないとならない。
そのあと、卵泥棒した人を怒りながらも説得し、なんとか芝生の広場まで戻る。
すると、卵泥棒した人たちが鳥に跪いていた。
私は私が獲ったわけではない卵を恭しく返した。鳥達は私達を襲うことはなかったが怒りだけはヒシヒシと伝わった。 
返してホッとして少し離れたとこで、他の人達が返していくのを見守っていて気がついた。
導火線。
古びた木の電柱に繋がっていて、大爆発するのがわかった。
私は声を出した。
「みんな離れてっ!!」
爆発が起きて、鳥も卵も消し炭になった。
「上手く行った」
「あぁ、これでもう、あの鳥も産まれまい」
いつの間にかいた兵隊さんがそう話していた。
そうか。
あの鳥は、危険生物と思われていたんだ。
でも……そんな簡単に根絶やしにできるのかな……
私の後ろにはきっと、人間が捨てて行ったであろう毛布があった。振り返ってよれているところをじっと見た。
それを捲りはしなかったが、雛が2羽いる気がした。まだ毛も生えていない雛だけど、きっと大人になる気がした。
私は毛布に背を向けて歩き出した。
小舟に乗って友達二人と教科書を開く。
学校まではこの小川を少しいかなくてはならない。
あの島には二度といかない。
今度行った人間はきっととりにやられるんだろうが、そんなことは私の知ったことではない。
船の上に積まれた本や、赤いりんごや、ランプを見ながら、まるで夢見たいだったなと思った。


そして次の夢はゲームセンター。
奥まったところにパチンコやスロットみたいな金銭を賭けるゲームがあった。
ダービー的な。昔ゲーセンにあった(今もある?)馬の模型が競馬場をもしたのを走って、順位を当てるコインゲームみたいなのの電子版。
電光掲示板にあと幾ら賭けると、確定で幾ら勝つ的なものがピコピコしている。
45万だの20万だの金額がやたらとデカイ。
そんななかあと9回回せば15000儲かる台があった。お得。
運が良ければ9回やらなくてもあたる。基本目押し。どういうゲームなの?って思う。
それをやろうとして、操作がわからず100円を戻そうとボタンを押したら400円戻ってきた。その後も500円玉がもどってきたりで、とまどった。
一緒にいた男の子がソワソワと近くにいるので「あんたもこの台やりたいの?」
ときくと
「うん」
という。
「あと900円賭ければ15000になるよ」
というと
「えー900円はチョット」
とかいう。
なんだそれ。もったいない。
そんな感じでわちゃわちゃしてると、奥で打ってた知らないおじちゃん(白スーツでキメてる)が紙袋に入った札束とゲームに使う紙の束を男の子にくれた。
みんなで分けなさいって。
私はさっき戻ってきた500円玉2枚でクレーンゲーム10回できれば満足なので、いいよと言おうとして、でも10000円だけもらえたら、クレーンゲーム一杯できるなーなんて考えた。
そこでこの夢はおしまい。


閉店はしないが休店の夢は忘れてしまったので、自治会の夢。

私は上記の夢達から覚めて、布団の上でゴロゴロしていた。(と思っていたがこれも夢であった)
すると、玄関に続くリビングのドアが空いた音がして
「お休みのところ失礼いたします」
と女の人の声がした。
驚いて起き上がりリビングに行くと茶髪をポニーテールにしたお人形さんのような顔のスーツ姿の女の人がリビングに顔を覗かせていた。
「お話がありまして…」
まるで玄関先での訪問販売のような感じだ。
でも、待って。
ここは玄関先じゃない。
我が家はアパートの2階にあって、外階段ではなく内階段なのだ。玄関ドアを開けないと部屋まではやってこれない。 
不法侵入もいいところである。
「いやいやいや…まずは、おかしいでしょ。なんでインターフォンも鳴らさずここまで来たの?!非常識すぎるでしょ?!とりあえず出てって!!」
と彼女の方を掴むも動かない。とても小柄女性のものとは思えない力。にこやかな顔はそのままだ。
怖くはないけど、すごく嫌。すっごく嫌だ。
「とりあえず!ほんと!非常識!有り得ない!玄関で話しましょう」
と棒のような彼女を一段ずつ押しながら後ずさりさせて玄関の外に出す事に成功した。
「で、なんのようなわけ?!急に来て、玄関ドア開けて勝手に階段登って、なんなわけ?!」
と声を張り上げつつ外を見るとなんだか大所帯。
みな、リュックを背負ってハイキングスタイルの人ばかり。
玄関そばにいた背の高いスーツの女の人が
「おはようございます。自治会の会報ご覧になってますか?今日は〇〇でご参加かと思いお迎えに……」
知らない、知らない。そんなもの知りません。
そんなもの届いていません。
悪徳業者のやり口みたいな自治会だな。
頭の片隅で『そうやって、自治会と宗教に勧誘してるらしいよ』と噂していたのを思い出した。
私は丁寧にしかし力強く
「私は参加すると書類にサインしましたか?した覚えがありません。それから、インターフォンも鳴らさず部屋まで来るのは非常識です。ありえません。参加しません。」
と答えた。
そう言うと自治会の人?は大きく頷き
「それは大変失礼いたしました。では」
とぞろぞろ去っていくので
「私も威圧的な言葉をつかってごめんなさい。皆さんお気をつけていってらっしゃい。」
と言って玄関ドアをしめた。
その後、どうやら、どこかでパンフレットを渡されてそれを受け取ったから参加とみなされたみたいな、なんだそれ詐欺的な手口だなと言うようなことを夫と話した。
肩を掴んだ感覚のある夢だった。
追い出せたのでよし。


最後に見た夢。
曇り空というか夕刻あたりの道を、私は自転車に乗っていた。
このまま下ると海まで行けそうだが、時間帯的によくない。
とりあえず目の前の坂を登り切り、下って大きめの道路を越えていこう。
そのように考えていた。
坂道の向こうに道があると信じていた。
車止めのような支柱はあったが柵などなかったから。
勢い良く漕いでいた私は、目の前に道がないことに驚いた。
気づいたときには宙にいて、下を通る中学生の群れと、バイカーの姿が見えた。
私は自転車をまず捨てた。手を離す。蹴る。一緒に落ちていくことも考えたがこの高さで固いものと落ちると怪我が増すと思った。
次に目の前の壁に電気コードのようなものが垂れ下がっているのが見えた。幸い私の身長は165cmある。壁の高さが2から3m程度として、少し落下しかけた私があのコードに捕まり壁を滑り落ちたとしても、たいした高さのダメージにはならないだろう。
電気コードを、持つことこで肩の健が伸びるかもしれないが地面と激突よりは治し用がある気がした。
私はコードを掴んだ。
同時に自転車がガシャンと音を立て地面に落下。下にいた中学生達をびっくりさせ、バイカーも停まって私を見た。
私は私の体重が実際よりも軽いことを感じた。
これなら肩を壊さないで降りられる。
コードを掴むと地面まであと少しだった。
これなら飛び降りて平気。
ふわっと着地したので、どうも体重が軽いか、重力が弱いかだと判断した。
バイカーのお兄さんにめちゃくちゃ怒られた。
「よく見ないで運転してたんだろう」と。
私は落ちてきた上を見ると、確かに支柱に赤いランプが灯っていた。
「うん、前しか見てなかったから」
と答えた。
中学生達にもビックリしたといわれ、
「ビックリさせてごめんね。大丈夫だから」
と言った。
バイカーのお兄さんに
「今日は早く家に帰りな」
と言われた。大丈夫なのに。よく見ると自転車も元気そうだし、このままもう少し漕ごうと思っていたのだが、あまりにバイカーがうるさいのと、たしかに今日は危ないのかも知れないと思い直し、家に帰るかと思ったっころで目が覚める。

落ちる夢あんまり見ないのに珍しいなって思った。やはり力を入れなければ怖くない。


夢というのは色々ある。
私があれとあれのせいかなとか、見た原因をなんとなく突き止められるものもあるが、大抵は意味不明である。
だから面白い。たまに疲れる。
誰かの見ている夢もまた、こんな感じなのかなとか思う。


サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。