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接種率が最高ランクの英国で、デルタ株が流行。1日の感染者が1万人超え。英国の人口は8千万人なので、日本に換算すると1日1万5千人で、日本の10倍の感染者数になります。つまり、ワクチンでも感染は抑えられない様です。【引用開始】●変異株「デルタ」で ヨーロッパが非常事態…イタリアも英国旅行客を「規制」

イタリアは、「デルタ」変異株が拡散している英国からの入国者たちに、再び隔離義務を課すことにした(画像提供:wowkorea)
イタリアは、新型コロナウイルス感染症の「デルタ」変異株が拡散している英国からの入国者たちに、再び隔離義務を課すことにした。
18日(現地時間)ロイター通信によると、イタリア のロベルト・スペランツァ保健相は、19日から 英国から入国してくる訪問客に対して「5日間の隔離および新型コロナ検査を義務化すること」を明らかにした。 これは、英国で拡散しているインド発のデルタ変異株の流入を遮断するための措置である。 英国は 強力な封鎖とワクチン接種効果により、今年の初めには 一時7万人に及んでいた一日の新規感染者数が、1000人あまりへと減少した。
しかし最近 感染力のより強いデルタ株が急速に拡散したことで、一日の新規の感染者数が連日急増し、17日には1万人を越えた。 英国保健当局によると、最近 英国の新規感染者のうち その90%以上がデルタ株による感染である。
また イタリア政府は、米国・カナダ・日本・EU(ヨーロッパ連合)から入国してくる場合、ワクチン・パスポートの所持者か最近の検査で陰性判定を受けた人に限って、制限を緩和するという方針である。 インド・バングラデシュ・スリランカの旅行客に対する入国禁止措置は、引き続き維持されている。
【引用終わり】
この記事を読んで感じた事は、3点あります。
1 前回も変異株は英国から広がりました。英国では、ヨーロッパ大陸よりも、変異株が広がりやすいのだろうか?
2 人口換算すると、英国が感染が鎮まってよかったと喜ぶ七日の感染者数の時に、日本では「大変だ。大変だ」って騒いでいるんだな。
★ 英国が感染が激減と喜んでいた時の、日本換算では1日1500人。(つまり、今の日本の感染者数程度) 。再び英国で変異株感染が広がっている今の感染者数は、英国で1万人。日本に換算すると1日1万5千人で、今の日本の10倍の感染者数になります。
★一日20万人も感染していたアメリカでは、現在の感染者数は1万人程度です。つまり、人口が3分の一強の日本に換算すると1日3500人ぐらいで、アメリカは大喜びして規制を完全撤廃し始めました。これに比較すると、1日1500人の日本が酒云々といっているのは不思議です。
3 接種率が最高ランクの英国で、デルタ株が流行するのだから、ワクチンを接種しても変異株の感染は抑えられないらしい。
 こうした事実を追っていくと、どうもワクチンを接種したからと言ってコロナ騒動が収束するわけでもなさそうです。 
最も、英国で一日1万人が感染していても、ワクチンを接種した人はあまり重症化しないようなので、今はまだよいです。
とはいえ、英国株はワクチンを接種していれば感染しなかった。 → しかしインドデルタ株は、ワクチンを接種していても感染する。 → 次にはワクチンを接種していても重症化する変異株があらわれても不思議ではない。
 ような気がします。
インドネシア地域では中国シノバックワクチンを接種した医療関係者350人がインドデルタ株に感染し、このうち数十人は高熱と血中酸素飽和度の低下のため入院したそうです。インドネシアは詳しい数は発表していませんが、10%以上の人が中等症以上になっている感じがします。すでにワクチン接種を終えた医療従事者が死亡した事例も報告されているそうで、 少なくてもシノバックワクチンは、インドデルタ株には全く効果が無いようです。
今の所、ファイザーやモデルナは効果が高いといわれていますが、それも永遠ではないでしょう。
とすると、今後は、ワクチン・治療薬の開発とウィルスの変異が競争し合って、(インフルエンザのように) コロナが人類社会に居座っていても人間が気にしなくなるまで、コロナ騒ぎは続いてゆくような気がします。

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