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今日、ワクチンを接種してきました。疑問に思った事は、「何で、医師が足りないなんて話が出ていたのか?」です。


私は、今日9日の午前中にワクチンを接種してきました。
市の集団接種で65歳以下で持病がある人の優先接種枠です。とはいえ優先接種は6日~10日までで、盆明け16日以降は一般接種になります。市の予定では8月から10月迄の12週間でファイザーワクチン2回接種を2サイクルで希望主全員の接種が出来るそうです。
私が接種した印象では「予定通りいくだろう」と感じました。なぜなら、今日の私の接種はスムーズだったからです。
10時半の予約で、46分に接種完了、30分待機で11時17分に会場を後にしましたが、その時にはもう接種会場は昼休みを待つ状態でした。つまり接種体制にはかなり余裕がありました。
ですから、余裕で予定通りにいくだろうと感じたのです。
最も、ワクチン不足で接種したくてもできないので余裕が出ているのかもしれませんが、それでも9月中に日本にワクチンが届くそうなので、わが市の接種は予定通りに行くでしょう。
ただ、市の接種会場にいってみて、不思議に思った事がありました。それは、「何で医者が不足するという話で、騒ぎになっていたのか?」です。
この疑問を、順をおってご説明します。
尚、接種会場の視える所には、医者 (問診担当) は一人しかいなかったこと、看護師は (予診と接種) 10人位で、案内・事務処理者は12~15人位、アナフィラキシー発生時に備えて救急車一台 (つまり、見かけなかったけれど救急隊員が待機していただろう) ということを覚えておいてください。
会場に入場後 接種者は、まず受付をして、次に問診の予診をします。
予診では5~6人の看護師が既往症・過去の予防注射の副反応・かかりつけ医の意見・服用している薬など聞くべき事をすべて聞きだして問診票に記入をします。予診では、(全員持病がある人なので) 一人2~5分かかっていました。
次に医師が問診をしますが、予診が終わっているので、一人の医師が「問診票に間違いが無いか」一声かけて確認するだけで、次から次へと接種を承認しますから、一人数秒でした。
そして、接種するのもまた看護師でした。
一日何人接種するのかまではちょっと解りませんんが、ざっと時間で割れば4百人~5百人は楽勝です。
すると、一日百万人に接種するとして、医師一人500人とすると、一日に必要な医師は2千人になります。
日本という国家が本腰をいれているはずなのに、毎日2千人の医師が動員するのが難しかったのだろうか? と疑問に感じました。また、平日は半分の千人にして、土日に4千5百人ずつ動員しても良いですよね。
但し、実際の現場の状況を加味すると、また話は変わります。5人の看護師の予診場からの流れは「持病がある人達ぞろいでも、平均1分に1人位」なのに、医師の問診は「一人10秒以下」だったので、看護師さんは次から次で息つく暇もなさそうでしたが、お医者さんは暇していました。その様子をみれば、看護師5人に医師一人ではなくて、看護師25人に医師1人。5倍は楽に問診できそうな感じでした。 (承認をサインではなくハンコにすれば、10倍できそうな感じです。)
すると、実際には1日に医師4~5百人で百万人のワクチン接種が可能 (楽勝) なのであります。
なのに、何で医師不足なのか?
市のワクチン接種に行ってみて、「何でお医者さんが不足するとかいう話で、国中か騒がなくてはならなかったのか?」さっぱりわからなくなりました。日本って、ホントに不思議な騒ぎが起こる国だと、実感し直しました。
最も、何事もやり方ですから、もしかしたら、他所の市では、看護師さんが予診をせずに医師が一人一人から聞き取っているのでありましょうか? そうだとすれば、医師の数は5倍~10倍必要になりますから…。
ふと、そんな風にも考えて、私の接種体験をブログにすることといたしました。ご覧いただきありがとうございました。

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