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コメンテーターとは「好きか嫌いか」を発言する商売だったらしい。つまり 実態は「野次馬さん」だった。 ●花田優一氏「コメンテーターが大嫌い」発言に室井佑月氏が涙の反論「すごく小バカにされている気がする。こっちも嫌い」

花田優一氏
 元横綱・貴乃花光司氏の長男で靴職人の花田優一氏(24)が21日放送のTBS系「中居正広の金スマSP」(金曜・後8時)に出演。ゲスト出演の作家・室井佑月さん(49)と口論に発展する一幕があった。
 番組では、まず、タレント・野々村友紀子(45)が「靴を作らない靴職人というイメージが出てきている」と納期遅れ問題などで評判を落としている花田氏の現在を探るため、千葉・柏市にある花田の靴工房を訪問。
「野々村さんがテレビで『靴、作れ!』って言っているのを『うるせーな、このおばさん』って思って見ていました」と、いきなり対決姿勢の花田氏。個展を開くほど絵画制作にも力を入れているが「絵を描くヒマがあったら、靴作れとか言うおバカがいるけど」と毒舌を全開にする場面もあった。
スタジオに登場すると、自身の不倫報道などを振り返り、「離婚したんですよ、1年で」と激白。「そもそも浮気現場じゃないし、ごはん(を食べた)現場で」と続けた。
さらに「テレビで本当の思いを話せって方がナンセンスで。僕、コメンテーターの人、そもそも大嫌いなんです。ネットに書いちゃう人も大嫌いで」と言い放った花田氏。続けて「(スキャンダルの際)その人の人格まで否定する。ワイドショーの場でコメントした時点で、その人も共犯者なのは事実なんですよ。僕は犯罪者じゃないし…」と発言はヒートアップした。
この一方的な言い方に室井氏は「私は子どもっぽいんで、コメンテーターが嫌いって言われたら、次に花田さんの話題になったら、独自の取材して、きっちり話します」と声を震わせて反論。
「(コメンテーターという)職種で、はなから否定されて…。すごい小バカにされている気がする。そっちも嫌いなんだろうけど、こっちも嫌いなんで」と花田氏を指さしながら言い切った。【引用 終わり】
花田優一氏には、発言領域があるようです。だから 他の人間が言っても マスコミ耳を貸してもらえない事(無視されて報道されない事)も 電波に乗ったり、新聞に書かれたりするようですね。
つまり 小粒の市井の橋本徹さんですか… 
花田氏は コメンテーターをこの夕に批判したのだと思います。 実際にはその人を知らないし 詳しい事情も知らないにもかかわらず 犯罪者でもない人に対して「その人の人格まで否定する。ワイドショーの場でコメントした時点で、その人も共犯者なのは事実なんですよ」この発言は 花田氏が(スキャンダル報道で)被害を受けたと実感したという発言です。
これに対して 作家という触れ込みでコメンテーターをしている室井氏は「(コメンテーターという)職種で、はなから否定されて…。すごい小バカにされている気がする。そっちも嫌いなんだろうけど、こっちも嫌いなんで」と花田氏を指さしながら言い切った。
このやり取りを解りやすくするために 言葉を変えれば花田氏は「コメンテーターは 良く知らない事を噂レベルで 好きの嫌いの 良い悪いと しゃべくりまくる事で、噂のタネにされた人の心を傷つける。心を傷つけられた人は当然そのコメンテーターを嫌いになる」と言っています。
つまり 理由をつけて 嫌いと言っています。
これに対して室井氏は 「職種で、はなから否定されて」と、花田氏の提示した理由を読み取れず、「すごい小バカにされている気がする」と、自分の人格が否定されていると受け取って、「嫌われてるみたいだから 私も嫌いになる」という訳のようです。
はぁ。
室井氏は、ご自分を「子どもっぽい」とおっしゃっておられましたが 「なんともはや」です。
いえね。好き嫌いは個人の自由ですから 私があれこれ言う謂れはございません。ただ、こう言った「子どもっぽい(ご自身談)感情論を 公共の電波に乗せて コメンテーターが発言する」事の影響を考えると 必ずしも望ましい結果とならないのではないかと懸念します。
「嫌われてるみたいだから 私も嫌いになる」→「一つの事象や 自分の想像や好き嫌いの感情で 相手の全人格を否定する」この感情は いじめの源だからです。
ですから 「コメンテーターという職業が 実際には《野次馬さん》だ」という事を、もっと周知した方がよいと思います。なんとなくですが コメンテーターというと 「望ましい・理想的な意見をいう人」という印象があります。
大人になれば お酒で憂さを晴らす時や、仲間うちでワイワイやる時に、誰かの悪口を言って盛り上がったりします。ただこれは、相手の全人格を否定するものではなく 憂さ晴らしストレス解消です。
ムカッと来るでも 悪口言ってスカッとして また付き合っていく、その道程です。相手に嫌いな一面があっても それが相手のすべてではないし、「自分も相手を否定しない 相手も自分を否定しない」という関係性の中で、お互いに自由な空間を確保して共生してゆくしかない事を 理解するようになるからです。即ち 感情を理性でコントロールできるようになり 自分の感情のなだめ方も解ってきます。
ところが 子供の時には 「好き嫌いから 嫌いな人は夢い人 悪い人だからいじめなきゃ」と、感情と行動が直結しがちです。 
ですから 私は マスコミがスキャンダル芸人をつるし上げる場面によって 大人と子供では違う影響を得ているのではないかと思います。
大人は 悪口行った後のように スカっとして終わり。
子供は 「悪い事をした人は 寄ってたかっていじめてもいいんだ」と学んでしまう。
私は こんな風に感じます。だから子供たちの中で「悪いから いじめてもいい」というレッテルを貼られると、誰も助けてくれないでいじめがエスカレートしてしまうような気がするのです。
そうです。
子供たちは テレビに出ている《立派なはず》の大人達が「《立派に》いじめをやって 大金を貰っている」のを、毎日のように目にしているのです。それで 学校や親が「いじめはいけません」と口だけで言っても、「いじめをしては いけない」と学べるはずはありません。
ですから 私は その事象に対して「自分は好きです。嫌いです」という意見をテレビで述べる人達は「野次馬さん」という職業にされた方がよいと思います。
これならば 子供たちに「世の中には 野次馬さんがいるのよ。野次馬さんみたいに 好き勝手言ってると…」と教えることができますから…
実際問題として 女医でタレントの西川史子は 花田氏の「テレビのコメンテーターは 好き勝手な言葉を言って いじめる」という主張に一理あると認めていました。
●花田優一、西川史子へ「お金をもらって人の悪口を言う。どういう気分なのかな?」
2019年4月28日 11時48分スポーツ報知
 タレントの花田優一が28日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・前9時54分)で女医でタレントの西川史子のインタビューに応じた。

 西川から一連のバッシング報道について聞かれた花田は、情報番組のコメンテーターについて「すごい嫌な言い方をすると、お金をもらって人の悪口を言うわけじゃないですか? どういう気分なのかなぁと思っていたんです。あれを見た時」と質問した。

 これに西川は「お金をもらっているから悪口言う面もあるんだけどね」と答えると、花田は「自分の靴がいい靴なのか悪い靴なのかで評価される分にはまだ理解できるんですけど、テレビに出る暇があるんだったら靴作れ議論の時はそもそもテレビっていう世界は、本業ってテレビ作っている側の方々で。演者って全員本業じゃないんだろうなって思っていたんですよね」と指摘した。

 これに西川は「そのコメントしている暇があったら医師をやれってことでしょ」とうなずくと花田も「って言いたくはなりますよね」とし「すっごい頭痛いな」と西川は応じていた。

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