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テレ朝・朝日新聞の皆さんへ。そろそろ「自社は報道機関ではなくて、言論機関です」と公表した方がよいですよ。そうすれば、嘘をついても、東スポさんのように『(朝日の)記事を信用する人間はいない』とイケシャーシャーと反論できます。【引用開始】●テレ朝・情報番組スタッフ、視聴者からの質問2割を自作…「ニュアンス同じならいいと」


 テレビ朝日は21日、情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)の視聴者からの質問に答えるコーナーで不適切な演出があったと発表した。今年3月以降、スタッフが事前に自作した117件の質問を、視聴者のものと偽って放送した。
発表によると、番組のチーフディレクターを務める子会社「テレビ朝日映像」の40代の男性スタッフが、番組に視聴者から実際に寄せられた意見や質問を踏まえて質問を自作し、それを放送で使っていた。番組で紹介した質問者の性別や年代、住所は捏造(ねつぞう)されていた。
 このチーフディレクターは質問コーナーを取り仕切る立場で、10月中旬に別の番組スタッフからの指摘があり、問題が発覚した。コーナーが始まった昨年3月から、放送された質問の約2割が自作の質問だった。
 同局の調査に対し、チーフディレクターは、「時間に追われる中、視聴者の質問とニュアンスが同じであればいいと思った」と説明したという。番組はこの質問コーナーを当面休止。同局とテレビ朝日映像がそれぞれの社内規定に従い、関係者を処分するとしている。
 21日の生放送で、司会の大下容子アナウンサーが「信頼してご覧いただいている皆様に大変申し訳ない思いでいっぱいです。失ってしまった皆様からの信頼を取り戻すべく、一日一日の放送をより真摯(しんし)に取り組んでまいります」と謝罪した。
【引用終わり】
【ツイッター上では「ほぼニュース番組としては捏造というかヤラセ」「放送法4条違反」「謝罪だけですませるな!」「益々テレビが信用できなくなる」など辛らつな意見が殺到している (東京スポーツ 10/21(木) 16:19配信)】そうですが、私も批判したくなりました。
 不愉快極まりないのは、ぬけぬけと「時間に追われる中、視聴者の質問とニュアンスが同じであればいい」と言い訳していることです。
視聴者からの意見・質問をそのまま使った方が、時間はかかりません。「番組に視聴者から実際に寄せられた意見や質問を踏まえて質問を自作」する方が、余分な時間がかかります。ですから、質問を自作した事に対する言い訳が、「時間に追われ(ていた)」では筋が通りません。
それなのに、こんないい訳をされると「視聴者には、筋道付けてモノ事を理解する事は出来ないだろうから、何か言って煙にまけばいいのさ」とバカにされている気がします。
また、わざわざ時間を消費して「実際に寄せられた意見や質問を踏まえて質問を自作」していた理由とは何か?
と、考えれば、それは『チーフディレクターが、番組内で紹介したい質問が来なかったから自作した』と、考えるのが妥当です。
こうなると「ニュアンスが同じであればいい」にも、『?』が付きます。なぜならば、ニュアンスが同じかどうかは個人の感覚・感想ですので、チーフディレクターがそう感じたというだけの話で、事実ではないからです。
いずれにしても、番組で「○○という視聴者からの質問がありました」と報道したけれど、実際にはそんな質問はなかったのですから、『テレビ朝日が嘘を報道した』事は事実です。
嘘の報道と言えば、思い浮かぶのは東スポです。
【1991年4月、ビートたけしが客員編集長に就いてからは、浅草キッドから「日付以外は全て誤報]」と言われるほど娯楽性を重視しており、「“ガセ”」「飛ばしの東スポ」という異名も持つ (ウィキペギアより)】娯楽性の強いゴシップ新聞東京スポーツです。
 何しろ東スポは、三浦知良事件の時に記事の内容が嘘であると名誉棄損で訴えられた時に、『(東スポの)記事を信用する人間はいない』と主張して、一審では名誉棄損には当たらないという判決を勝ち取りました。
最も【二審では、判決公判において裁判長が「報道機関が自ら『記事を信用する人間はいない』と主張することは、報道機関としての存在そのものを自ら否定していることに他ならない」と、出席した東スポ関係者に説教する一幕もあった(ウィキペギアより)】そうですが…。
いずれにしても、東スポは『自社の記者は、時には自分の空想も交えて、自由に記事を書いている』ということを、世間に隠していません。
つまり、東スポは「私は、○○をこう判断します」「私は、こう思います」という記事なので、読者は、賛成するも、反対するも、面白いと思うのも、嘘だろと思うのも、不愉快だと思うのも自由です。
一方、朝日新聞グループも、本当は『自社の信じる正義の網を通して物事をみて、判断して、主張しています』。
このように自分の正義の網を通すからこそ、朝日の敵と定めた人は悪者に見えて、味方と定めた人は善人に見えるのです。例えば、安倍元総理が、良い事を言えば噓に聴こえますし、憲法改正と言えば戦争したがっているように聴こえるのでしょう。そして正義の枝野さんが言えば、何でも良い事に聴こえるのだろうと思います。
なぜ私がこう判断するかと言えば、どうも朝日新聞グループの皆さんは、本気で「自分達は正義を実現しようとしている」というようなオーラを発しているからです。こうして、「正義の実現の為の些細な嘘は、良い行動だ」になってしまうのだろうと推測します。
しかし、イスラム原理主義者過激派の正義の行動である自爆テロは、イスラム原理主義者以外の人達からすれば、悪い行動です。
これと同じように、朝日新聞グループの朝日原理主義の皆さんの正義の行動である捏造記事は、朝日原理主義者以外の人達からすれば悪い行動です。嘘は詐欺に通じますので、悪い行動なのです。
ですから私は、自社の正義を「嘘も交えて」原理的に主張する朝日新聞さんは、「自分達は言論機関で有って、報道機関ではない」と事実を公表した方がよいと思います。
報道機関には、事実を報道する義務がありますから、印象操作の為に嘘を交える事は許されません。一方で、言論機関で有るならば、自分達の主張が正しく聞こえるように都合のよう事実だけを抜き出すことも許されます。というか、それが普通の常套手段です。
そして、朝日が言論機関で有れば、読者も(東スポを読んでいる時と同様に)、記事の中に嘘が紛れていても気にせずに自由に賛成・反対・面白い・不愉快だと思えます。
今の朝日グループさんの実態は言論機関です。実態にあっていれば誰も文句は言いませんので、私は、朝日グループさん「我々は言論機関です」と公言なさる事をお勧めします。

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