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枝野さんも大変です。「2チャンネルへ行け」とも言えませんから 枝野氏「コメントすべきでない」 大学教授へのレイシズム発信

立憲民主党の枝野幸男代表は26日の記者会見で、同党の石垣のり子参院議員から「レイシズムとファシズムに加担するような人物」とツイッターで発信された嘉悦大の高橋洋一教授から「党代表としての見解」を求められていたことに関し、「私が何かコメントすべき問題だと思っていない」と述べた。【以上 産経から】
【Business Journalより】 立憲民主党の石垣のり子参議院議員のTwitter上での発言が物議を醸している。発端は、れいわ新選組の山本太郎代表と野党統一会派に参加する馬淵澄夫元国土交通相が共催する「消費税減税研究会」に、嘉悦大学の高橋洋一教授が講師として招かれたことだった。石垣氏は11月28日、同研究会への出席を見合わせるのと同時に次のように投稿した。
「馬淵澄夫さん山本太郎さん主催の消費税減税研究会。初回の講師は、高橋洋一氏とのこと。これから始まるという時に大変残念ですが、当初言明したように私は、レイシズムとファシズムには一切加担しません。よって、レイシズムとファシズムに加担するような人物を講師に呼ぶ研究会には参加できません」(原文ママ、以下同)
「この件について、山本太郎氏と電話で話をしました。山本氏は『普段の主義主張や見え方よりも、その人の専門的な知見を尊重したい』という趣旨のことをおっしゃいました」
「『どんな人からも学べるところはある』『罪を憎んで人を憎まず』、その通りだと思います。どんな前科前歴があろうと、『今現在その問題がなければ』、政治家ですからその人の専門的知見に耳を傾けるのは当然です。が、やはり、レイシズムとファシズムは違います。消費税ゼロを誰よりも力強く訴える山本太郎氏へのリスペクトはかわりません。
 が、『その目的のために、ときにはレイシストと同席する』という考え方に立つことはできません。レイシズムとファシズムに加担する人から学ぶような姿勢の行きつくところに、『ジャパンライフの社長を総理が招く』というような、道理が引っ込む由々しき現実があるのだと考えます」
高橋氏「会ったこともないのだが…」
 これに対し、名指しされた高橋氏は2日、立憲民主・枝野幸男代表に向け「枝野代表。貴党所属の石垣のりこ参院議員はツイッターで私をファシスト、レイシスト呼ばわりしています。貴党代表としての見解を教えて下さい」と見解を質した。
 当サイトの取材に対し、高橋氏は次のように困惑して話す。
「石垣氏とは会ったこともないのですが、人権侵害も甚だしい。石垣氏本人もそうですが、党代表の枝野氏にも、どういう見解での言及だったのか話を聞きたい。回答を得たうえで、私が納得するかどうかで、その次を考えていきたい。マスコミはどこも枝野氏に聞いてくれませんが、日ごろから人権を強調しているメディアが何も指摘しないことに違和感があります」
Twitter上では石垣氏の投稿と行動に疑問の声が相次いでいる。
「なぜ経済政策の話なのに、ファジズムやレイシズムやら右翼左翼みたいな横軸のベクトルの話になる訳?経済政策は上下のベクトルの話なのだが??」
「国会議員であるセンセイが人をファッショやレイシズムの加担者と断じるからには根拠を示すのは当然でしょう」
「政権よりの専門家でも、呼んで話を聞こうてする山本太郎さんの姿勢が正しいと思いますよ。相手が例え極悪人でも日本を良くする為なら話をして欲しいです。憲法だ思想だと理由をつけて会わない話も聞かないって。野党の弱さの源泉を見た気がします」
支援者「出席拒否では“話にならない”」
 石垣氏は宮城県仙台市出身。FM仙台のアナウンサーを経て、今年夏の参院選で初当選した。東日本大震災後には、震災復興応援プロジェクトの各番組を担当。防災士として被災地復興と合わせ防災減災の取り組みを継続していたこともあり、地元での認知度は非常に高い。参院選では野党共闘体制の下、連合宮城の支援を受けながら、地元仙台で幅広く無党派層の支持を集めた。
 だが今回の発言には、参院選で石垣氏を支援した地元仙台市の労働組合関係者も困惑する。
「なぜ、唐突にここまで極端な投稿に至ったのか。正直、よくわかりません。高橋氏が書籍などで主張する嫌韓的な意見と、石垣氏の考えがそぐわないのはわかります。その主張を曲げろとはいいません。
 もし主張が異なるのであれば、研究会の後にでも高橋氏と議論すればよかったのではないでしょうか。出席拒否ではそれこそ“話になりません”よ。外交政策でも経済政策でも、異なる意見の有識者や政府側の論客と相対することは、野党議員としてむしろ望むところでしょう。
 議論を戦わせてもらうために、みんな石垣氏に投票したんです。なんのために日本国民から忘れられつつある震災被災地から国会に送り出したのか、よく考えてもらいたいです」
 当サイトは4日、石垣氏の参議院会館の事務所と立憲民主党本部に、今回の石垣氏の投稿と研究会欠席に関して書面で問い合わせを行っているが、4日午後7時時点で回答を得られていない。
 高橋氏は大学で教鞭を取り、これまでいくつもの著作を手がけて来た言論人だ。石垣氏も議員になる前は、長らく言論表現の場でキャリアを積んできた。ぜひとも一方的な発言で幕切れにするのではなく、公の場で双方の主張を戦わせてほしい。(文=編集部)【引用 終わり】
一つ疑問に思う事は 石垣氏は「高橋洋一氏の書籍を 読んだことがあるのだろうか」です。本も読んだことがない。あったこともない。それなのにレイシズムとファシズムに加担するような人物と断定するのは、殆ど「ヒステリー」としか思えません。
最も 高橋洋一氏の書籍を一冊でも読んだことがあれば、普通の人は 彼が「主義主張には 殆ど興味をもっていない」とわかると思います。
彼は「現実の数字が〇だから こうなった。又はこうなるだろう」という思考方法をとる人物です。「○○主義が正しいから、何かをすべきだ」という、「主義で人を集める人達すべてと 対極にいる」方です。
この意味で 高橋氏は レイシズムとファシズム そしてリベラリズム等々・いかなる主義にも加担しない《主張》しかしていません。右の主義の人・左の主義の人と、 偶々主張が同じになっても、その結論に至った理由は違います。
例えば消費税で 共産党と他の野党の《選挙で当選したい主義》も含めた○○主義を実現させようとする人は 「消費税は 貧しい人も払わなくてはならない税金だから反対だ」と言います。しかし高橋氏は「現状の経済活動の種々の数値はXだから、消費税の数値を上げすぎると、企業収益が下がり法人税が減少して 却って税収は下がるから 反対だ」という主張をします。同じ「反対だ」でも 反対に至る理由は全く違うのです。 
にもかかわらず 石垣氏が高橋洋一氏の書籍をお読みになったかどうか走りませんが 「(高橋洋一氏を)レイシズムとファシズムに加担するような人物と、(自分の直感で間違って)断定している」人が国会議員でいる事は それはそれで怖いような気がします。(つまり、「法案が 正確に読み取れるのか 疑問」という意味で…)
自由主義・言論の自由とは「主義主張の違を人物の生存権を侵さない」という社会的了解事項で成立しています。ですから 石垣のり子議員でも 韓国の与野党でも、中国共産党にしろ「自分は正義だ。善人だ。反対者(自分が気にいらない人物)は悪魔だ」という主張の仕方をする人達に 警察権力を掌握されると、高橋洋一さんのように 間違ってファシスト・レイシストと糾弾された上で 即逮捕されることになるので、選挙は大事だと再認識しました。 

それにしても 国会議員には(自民党も含めて)変わった人が多いような気がします。政党の候補者の選別方法に問題があるのではないでしょうか?

最も 「良かれと思って提案しても 反対だと叩かれる」のが政治家です。「命もいらず。名もいらず。富も名誉もいらぬ」でやっていたら、これほど割に合わない仕事はありません。「政治家に なりたい」という人は よっぽど奇特な人だと思います。

この為に 大体において 議員になりたいと手を上げるのは「政治屋さん(議員バッチをつけて生活するのが目的)」なので 仕方がないといえは仕方がないのですが…

とはいえ いやしくも自由主義国の国会議員であるならば欧米社会で「自由」を現す名言とされている
ヴォルテールの言葉
「 私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」や
イングランドの政治哲学者ホップスの言葉
「他人が、彼にたいしてもつことを彼が許すような自由を、他人にたいして自分がもつことで満足すべきである」
つまり「自分の意見と相手の意見は違うのが当然である。両論があるという事が 自由な社会の証拠である」という事は 最低限と知っていてもらいたいと思います。

最も 人間誰しも 「イライラが高じて 悪口を言いたくなる」ことも有ります。でもそういう時の為に 2チャンネルがあるわけです。様々なツールを使って「時と場合に会った 言動をする」という事は 大人としてのたしなみだと思います。

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