昔ながらの自民党的　気分をふさぐ発言。 ●「五輪延期なら責任論も」 新型肺炎で自民総務会長

合同インタビューに応じる鈴木俊一衆院議員（2017年8月、東京・永田町　日本経済新聞社）
自民党の鈴木俊一総務会長は26日、東京都内で講演し、新型コロナウイルス感染拡大により東京五輪・パラリンピックが延期されれば政権の責任問題につながるとして、感染抑止に全力を挙げる必要性を強調した。「感染拡大に歯止めがかからず、万が一、予定通り五輪を行うことができなければ、すぐ政治責任が持ち上がる」と述べた。
　鈴木氏は前五輪相。衆院解散時期について「五輪後の祝祭ムードは一つのタイミングだと言われる」と指摘。その上で、新型肺炎が拡大して五輪開催が見送られれば解散時期にも影響するとの見方を示した。【引用終わり】
新型コロナは災害同様やってきたものなのに　政治責任問題になるのでしょうか？
確かに　私も　安倍政権の対策に必ずしも満足している訳ではありません。それどころか　いささかうんざりしています。
しかし　では「今○○氏が総理だったらもっと素晴らしく適切な対応が取れていたはずだ」と思える○○氏は　今の所思いつきません。
それなのに「すぐ政治責任が持ち上がる」？
まさか　
→「すぐ政治責任問題として　持ち上げよう」
→「五輪の延期は　総理の責任にしよう」ではないですよね。
同じ自民党の総務会長でいらっしゃるのですから…
それに確か鈴木総務会長は　鈴木善幸元首相のご子息で、安倍総理を支える麻生財務大臣の派閥の重鎮でいらしたはずです。
私は「感染拡大させぬために　○○をしよう」
つまり　感染を拡大させない事が　政治家目的であって欲しいと思います。
これに対して　本音の所が「自民党政権を持たせるために　感染を拡大させてはならない」だったらガッカリです。　つまり　「本当は　感染が拡大してもしなくてもどっちでもいいけれど、拡大させると政権が持たないから　拡大させないようにしよう」では不愉快です。　政治の目的が　自民党政権を持たせるためであって欲しくないのです。
でもこんな発言が報道されると　なんとなく気分がふさぎます。勿論　言葉の切り取りかもしれませんが…