見出し画像

尾身さん「人が動けば感染爆発なら、日本が欧米の50分のの一しか感染者がいないのは、変ですよ」証拠もなければ実証もされていない事で恐怖をあおって、経済を破綻させないで下さい。あなたは経済破綻の専門家ですか? ●経済重視→一転GoTo見直し…「専門家無視できない」


 菅義偉首相は21日、肝いり政策「Go To キャンペーン」の見直しを表明した。新型コロナウイルスの感染拡大に危機感を募らせた専門家の提言に押され、判断した。人の動きは、行楽シーズンの3連休で活発化する。政府は感染が広がる自治体と連携し、右肩上がりの感染者数を早期に抑えることができるのか。  
官房長官時代に前倒し実施を決めるなど、首相自ら旗を振ってきた観光支援策「Go To トラベル」。首相は21日の新型コロナの対策本部で、感染が広がる地域への旅行で運用を一部見直す考えを示した。「(政府の分科会の)提言を踏まえ、これまでの知見に基づく効果的な対策を迅速に実行する」と語った。  
9月に菅政権が発足してから、休日に対策本部を開くのは初めて。今月16日の対策本部で、休業要請を行う自治体への交付金拠出を表明したばかりだったが、さらなる対応を迫られた。  
「トラベル」を含む「Go To キャンペーン」で経済回復をめざしてきた政府は、事業の見直しに一貫して慎重だった。重い腰を上げさせたのは、20日の専門家による分科会の「提言」だった。「ここまでくると人々の行動変容だけでは感染を下火にできない」。分科会の尾身茂会長は20日の会見で感染の急拡大に危機感を示し、「政府の英断を心からお願いしたい」などと運用見直しを強く求めた。  
尾身氏は「感染拡大は色々な要素で影響を受けるが、その一つが間違いなく人の動き」とも指摘。会食時のマスク着用や人との距離の確保といった様々な感染対策を求めている中で「『Go To キャンペーン』で人が動くということを続けてしまうと、メッセージの一貫性がなくなる」と訴えた。  背景にあったのは医療崩壊への危機感だ。  
「ある患者の気管挿管が終わると、すぐ次の患者を処置する状況だ」。20日の分科会の前、逼迫(ひっぱく)した医療現場の実態が次々と寄せられた。あるメンバーは同日朝、コロナ対応を担当する西村康稔経済再生相に分科会としての危機感を伝達。だが、首相官邸側に「Go To」に手を付けるなど対策強化に動く様子はうかがえなかったという。
 ここで感染拡大を抑え込まねば、来夏の東京五輪・パラリンピックの開催にも影響が出かねない。経済への打撃も深刻になるだろう――。業を煮やしたメンバーは、首相が最重視する東京大会へのそんな見方を伝えた。  
分科会からの強いメッセージを受け、政府は20日夜から急きょ対応に動いた。官邸幹部は「あれだけ専門家から言われたら無視できない」と話す。  
とはいえ、経済重視の政権の姿勢が大きく変わったわけではない。政府はこれまで、感染拡大の要因は会食などマスクを外す場での行動であり、人の移動ではないと繰り返してきた。首相周辺は「Go Toを見直すかどうかは知事の判断。国として事業を止めるわけではない」と述べ、従来の主張と齟齬(そご)はないと説明。「Go Toの失敗」と追及されないよう予防線を張った。  
政府対応の場当たり感も否めない。政府が見直し方針を打ち出したのは3連休の初日だ。行楽地はすでに観光客でにぎわう。「Go To」見直しの具体的な制度設計もこれからで、いつからどのような効果が期待できるかは不透明だ。  対策本部後、首相は記者団に「Go To」を一時停止すると重ねて説明。ただ、「タイミングは遅くなかったのか」「一時停止はいつから始まるのか」などと問われても答えることはなく、すぐに背を向けその場を後にした。(土肥修一、中田絢子)【引用終わり】
政府はこれまで、感染拡大の要因は会食などマスクを外す場での行動であり、人の移動ではないと繰り返してきた。
そうです。
対策をして人が動いただけでは、感染は広がらないのです。
昨日も述べましたが、人が動いただけで感染が広がるのならば、毎日何百万もの人が電車に乗って移動しているこの日本で、一日の感染が2千人などという事はありえません。
一番最初の頃に、観光バスの運転手さんやガイドさんが感染した事は確かです。しかし、マスクもせずに時にカラオケなどに興じて飛沫が飛んでいるのに換気もしなかったから、即ち何の対策も取っていなかったから感染が発生したのです。
次にコロナが騒ぎになって人々がマスク手洗い換気をしだした頃に、「コロナ陽性だ」と解っていながら高速バスに乗って東京に帰った女子大生がいたなどと話題になっていましたが、そのバスの中でクラスターが発生したという事は報告されていません。
また「Go To トラベル、感染拡大でも続けるべき理由とやめるべき理由【コラム】…2020年11月20日 柴田 勇吾(編集部)」によれば、「加藤勝信官房長官は、Go To トラベルキャンペーンを利用した延べ3,976万人のうちの155人、事業に登録した宿泊施設の従業員144人の感染が確認されていることを明らかにしている。Go To トラベルキャンペーン利用者のうち、単純計算では約0.0004%が感染した計算だ。
新型コロナウイルスの日本国内感染者数は延べ12万人以上であることと比較しても、Go To トラベルキャンペーン利用者の感染者数の少なさが際立つ。…Go To トラベルキャンペーンにより感染が広まったという根拠が極めて薄いのも特徴だ」だそうです。
Go To トラベルで感染が少ないのは、そもそも元気な人しか旅行へ行かないし、Go To トラベルの割引対象に成る為に、宿泊施設などが感染対策を徹底させているからです。
即ち、対策をして人が動いただけでは、感染は広がらないのです。ですから、GOTOによる補助を止めてしまう事の方が、逆説で感染を広げる可能性もあります。なぜならば、「補助がなくなる。→お客が減る。→経営が苦しくなる。→アルコール消毒の回数が減るなど、対策に手が回らなくなっていく」というように、負のスパイラルに入るからです。ですから、「補助を貰うためには、きちんと対策をしなくてはならない」意味でも、GOTOは感染防止に役立っているはずです。
以上のように、一般的な常識で考えれば、きちんと対策をとれば、人の移動では感染は広がりません。
にもかかわらず、専門家のはずの尾身氏が「感染拡大は色々な要素で影響を受けるが、その一つが間違いなく人の動き」などと発言するのは、殆どもはや理性を失っているためとしか思えません。
東京に行くから感染するのではありません。東京に行って、マスクを外して飛沫を飛ばし合って会食するから感染するのです。そして、マスクを外して飛沫を飛ばし合って会食するだけならば、別に東京に行かなくても地元にいてもできます。
それなのに、「GOTOトラベル(=移動)が無くなれば、感染が下火になる」と人々に誤解させるような発言を専門家がするなどとは、言語道断です。
マクロの視点で見れば、GOで地方に行って誰かに感染させてしまった人がGOTOで旅行に行っていなければ、その分地元で別の人に感染させていたはずです。
人が移動するから感染するのではありません。対策をとらずに飛沫を飛ばす人がいるから、感染が広がるのです。繰り返しますが、日本では、毎日何百万もの人が電車に乗って移動しています。もし人の移動によって感染が広がるのならば、日本は一日18万人が感染しているアメリカ同様に感染爆発が起こっているはずです。
私が首相に望むことは、はっきりと「毎日何百万もの人が電車に乗って移動していても、感染者は一日2千人です。マスクをして飛沫を飛ばし合わずに、手洗いうがいをすれば、人の移動では感染は広がりません。だからGOTOトラベルは続けます。一方、GOTOイートはやめて、テイクアウトに補助を付けます」と明言して頂きたいという事です。
そして、国民に「マスクをしてください。うがい・手洗いをして下さい。喉を冷やさず、寒くても換気をして下さい。自分の命は自分で守って下さい」と、率直に依頼=お願いして欲しいのです。
10ケ月もストレスにさらされ続けて、理性をなくした専門家の意見に惑わされるのではなくて…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?