見出し画像

マスコミ報道を信じて小室夫妻の結婚に反対意見を持った国民を、今ではマスコミが悪者だと糾弾する。これって戦時中、新聞・ラジオに煽られて勇戦した兵士達が、戦後、新聞・ラジオに糾弾されたのと同じだと思う。【引用開始】●眞子さま 質疑応答取り止めにテレ朝・玉川徹氏「いじめの構図」「何とも思わない人いる」

26日午後、秋篠宮眞子さまと小室圭さんの結婚に伴う記者会見について、宮内庁が25日、会見形式の変更を発表し、記者との質疑応答が取りやめになった。

 当初は事前に提出した記者の質問に直接回答される予定から、会見冒頭にお2人から皆様にお伝えしたい事柄について発言し、質問に対する回答文書を記者に渡し、お2人は退席する。

 その理由について宮内庁は「眞子さまは質問の中に誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねないものが含まれていることに強い衝撃を受けられた。そのような質問がカメラが入り多くの人に囲まれた会場で読み上げられ、それに対して口頭でお答えになることを想像するだけで恐怖心がよみがえるという強い不安を感じられた」などと説明した。

 文書での回答となったことがヤフーニュースで報じられると、違反コメントが多数寄せられ、その数が基準を超えたことでコメント欄が非表示になった。

 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターで同局社員の玉川徹氏は26日の放送で「一般的に結婚の時って、披露宴なんかをみると、人生でこんなにほめられることがあるのかってくらいほめられるわけですよ。なんでかというとそれはご祝儀なんだよね。やっぱり結婚する2人に対してのお祝いの気持ちを込めてほめる。今回の話は全然違う状況じゃないですか。僕は今までいじめの構図だと思っていた」と語った。

 その上で、ヤフーニュースのコメント欄が非表示になったことについて

「こうやって誹謗中傷をするような人達は、あの人が悪いんだからこういう風なことを言われるのは当然だと思ってコメントを出したりしている。

いじめられて当然だと。だけどそれは違う。いじめはダメ。さらにいじめられている相手がすでに精神的に追い詰められて症状まで出ている状況だということを明らかにしてもなお、いじめようとする。

どういうことなんだろうなと思います。

こういうコメントをする人は本当に一部なんだけど、見る側からすればものすごいダメージを負うことで、そういうことをやって何とも思わない人は何なんだろうなと思う」と批判した。

 複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された眞子さまと小室さんの会見の注目度が高まっている。
【引用終わり】
 小室夫妻の結婚の経緯に対する、TV主要マスコミの論調には強烈な違和感を感じます。
 この4年間に主要マスコミが『ご祝儀だから、疑惑は無視して褒めとこう』運動を展開していれば、状況はかなり変わっていたはずです。
そもそも、主要マスコミが『秋篠宮家のご長女とはいえ、御結婚後は民間人になり、国民には関係なくなるのですから…』とか、『まあご祝儀だから』とか『手切れ金と思って…』とか、国民に冷静な対応を呼びかけていれば、結婚一時金のご辞退とか・儀式無しの届け出婚にはならなかったような気がします。コロナを名目にして、内輪でサッサと終わらせて「さようなら」をして、後は何事も起こらなかった振りをする事もできたわけです。
それなのに、つい先ごろまで、主要マスコミは殆ど小室夫妻を応援する言動を取りませんでした。それどころか、ワイドショーでは小室氏の母親の様々な疑惑を取り上げていました。多くの国民が「小室氏を天皇家の縁石として相応しくない」と感じるようになったのは、マスコミの報道のせいです。
つまり10月1日まで、主要マスコミは『小室家は、お金にルーズです。(こんな家に内親王が嫁いでも良いのでしょうか?)』と報道していました。

だから、多くの国民が結婚を祝福する気にならなくなり、積極的に反対する人も出現しました。

ところが、10月1日に【秋篠宮家の側近部局トップの加地隆治・皇嗣職大夫(が)、眞子さまが「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」との診断を受けられたことを明かし、「お支えする立場の者として、大変心が痛みます。申し訳ないと思っています」と声を詰まらせた(時事ドットコム)】後で、一気に掌返しとなり、秋篠宮眞子内親王殿下(当時)に「一部国民にイジメられる被害者様だ」というレッテルを貼ったのでした。

この一点だけで、TV主要マスコミは、次のように主張を変えました。

9月迄、小室氏親子は怪しい=(悪)

10月、眞子内親王殿下(当時)は、一部国民(悪)にイジメられる被害者。

 昭和20年の終戦時のように、(TVの中では)悪玉が一日で変わったのであります。

 思えば、終戦時までは、新聞・ラジオは「大日本帝国軍は聖なる軍だ」と連日報道していましたので、国民は自分の命を差し出さなければならない気分にさせられてしまいました。ところが、新聞・ラジオ連合国の占領を受けた途端に「大日本帝国軍は野蛮な軍隊だった」と掌返しをしたのです。

 戦時中の新聞・ラジオの主張を信じて鬼畜米英を倒すために勇戦した兵士たちを、終戦後には新聞・ラジオは悪者だと糾弾したのでした。

 そして今回も、新聞・TV・雑誌・ネットの報道を信じて小室氏との結婚に反対意見を持った国民を、10月1日以降は新聞・TV・ネットは悪者だと糾弾するのであります。

 正直申し上げまして、私は、今回のTV主要マスコミの動き方には、嫌悪感しか感じません。つくづくTV主要マスコミとは、『金儲けが続けられそうだと思う事を、その時その場で言ってるだけで、信義もなければ・恥じも知らない』と、再認識しました。つまり、この76年、マスコミの本性は何にも変わっていなかったのです。

中でも、テレ朝の玉川徹氏「いじめの構図」なる発言には、絶望感すら感じます。

まず、玉川徹氏は「会見で記者との質疑応答が取りやめになった」事に対して、日頃は自分が説明責任を追及しているのに、全く批判しませんでした。

「会見冒頭にお2人から皆様にお伝えしたい事柄について発言」するだけなら、はっきりいえば自己宣伝です。新聞の一面意見広告は一回1千万ぐらいはかかるそうですので、ご結婚後一般人になってからならば公共の電波を使ってなすべき事ではないような気がします。

つまり、説明責任を追及しているはずの玉川氏が、小室夫妻に説明責任を求める人は悪人だといわんばかりなのに対して、私は強烈な違和感を覚えます。

次に、玉川氏が「あの人が悪いんだからこういう風なことを言われるのは当然だ」と思っているらしいが、それは「いじめだ」と糾弾するに至っては、もはや笑うしかない心境にもなります。

この言葉は、そっくりそのまま、「(モリカケでは何の証拠も出ていないけれど、アベは悪者だから)、こういう風なことを言われるのは当然だ」と、誹謗中傷し続けた玉川氏自身の姿だからです。

ですから私は、『自分が嫌いな人を批判するのは正義の業だが、他人が嫌いな人を批判するのはいじめだ』と言い切れる玉川氏に対して、「そういうことをやって何とも思わない人は何なんだろうな」と感じるのであります。

最後に、私は、「違反コメントが多数寄せられた場合、その数が基準を超えればコメント欄が非表示にする」変更を行ったヤフーが、「ヤフー自身の偏見を排除して、コメント欄の表示非表示を適切に運用するかどうか」には、注目していきたいと思います。

具体的に申しますと、今後は、森元総理の「女性多いと会議時間がかかる」というような発言に対しても、「違反コメント数が基準を超えたことを理由にコメント欄が非表示になるのか・ならないか」に興味があります。

ヤフー自身が悪い奴と判断した人物に対しては批判コメントがあふれても表示し続けて、ヤフー自身が良い奴と判断した人物に対して批判コメントが来れば非表示にするのならば、それは言論封殺だからです。
なんとなく、トランプ氏に対する言論封殺を正義だと感じる人が少なくないアメリカに、日本も似てきてしまったようで不安です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?