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韓国の人々の心を写す行動に 言葉が出てきません。 市民団体に殴られる全斗煥像

 1979年12月12日の「12・12事態」(粛軍クーデター)から40年となった12日、ソウル・光化門広場で全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の逮捕を促す記者会見を終えた後、「象徴儀式」のために用意した「全斗煥像」を殴ったり蹴ったりする「518時局会議」「518拘束者会ソウル支部」のメンバーたち。

【引用 終わり】
中国でも 跪いて謝罪する「東条英機像」を製作したそうです。 「人民網日本語版」2004年1月10日を引用します。
【海南】跪いて謝罪する「東条英機像」を製作(写真)

海南省のあるホテルに8日午前、日本のA級戦犯である東条英機が中国の人々に跪いて謝罪する彫刻が登場し、市民の注目を集めている。 彫刻は、ホテル側が「現代の若者が歴史を忘れず、中華民族の再興という使命を担っていくように」との願いを込めて特注したものという。【引用終わり】
韓国「全斗煥像」中国「東条英機像」どちらも「ぞっとする振舞」ですが、中華文明諸国では今に始まったことではありません。
12世紀に宰相の地位にあった秦檜は、死後に悪役とされた為に、つい先ごろまで杭州岳王廟(岳飛の廟)にある秦檜夫妻の像に唾を吐きかける習慣があった。最近この風習が諸外国で評判が悪いというので 唾を吐きかけるのは禁止された。右が秦檜で、左が妻の王氏。

このように 「誹謗中傷するための像を わざわざ作る」という事が「中華文明諸国の 何を顕わしているのか」心理学者がない私には 正直わかりません。
私に 考えられるメッセージと言えば
1「そら この像に唾を吐きかけろ。蹴っ飛ばせ。それで日頃の憂さ晴らしをしろよ」
2「権力に嫌われたら お前もこうやって 死後もさらし者にされて踏みつけられるのだ。だから 逆らうな」位です。
ただ 中国・韓国・北朝鮮(=中華文明圏諸国)に国を奪われたら、その国の国民は塗炭の苦しみを味わう事になるということが 現実として胸に迫ってまいります。
もし、日本が中国に支配されるようになったら チベット・ウイグルの人達の苦しみが そのまま私達日本人の苦しみになる事は「東条英機像」をみれば容易に想像できます。
けれど もし中華文明諸国と戦争になるなら 死んでも負けてはいけないと 本当に心の底から思いました。

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