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五か月ぶりに映画館

緊急事態宣言が解除されて、ちょこちょこ出かけるようになったけれど、映画館は密になるだろうと躊躇しているうちに七月になってしまった。

二月までは毎月映画館で映画を見ていて、たしか最後に見たのは微妙な『CATS』。。。その後は、家でDVDやAmazonプライムでほぼ毎日映画を見ていたから、例年より多く映画を見ていると思う。でも映画館で見たのとは印象が違う。やはり映画は映画館で見てナンボだと私は思うのだ。

映画館が再び始まって、会員になっている映画館からメールをもらう度に、気持ちがざわざわして、行く機会を狙っていた。行きたいような、でもちょっと怖いような。。。

そんなある日、『千と千尋の神隠し』が上映されることを知り、これはチャンスと思い、ほぼ五か月ぶりに映画館に出かけた。

もともと空いている平日昼間の映画館だが、一席おきに座れない席が設けてあり、ちょっとしたプライベートシアター状態。

入場する際も検温とアルコール消毒を受けた。もちろんマスク着用。

映画館の外の通りで、大勢の人が行き交っていたのより、ずっと安全な印象だった。

五か月ぶりの映画館は、大画面や音声の違いはもちろん、家庭で見る時と違って、上映時間は映画の世界だけにいられる。久しぶりに、この幸せを味わった。

『千と千尋の神隠し』を最後まで見たのは、実は初めて。九ふんを旅した後に、九ふんをモデルにした映画があると聞いて、テレビ放映を見たが、途中で寝てしまった。たしか、お父さんとお母さんが豚になるあたり。(かなり前の方笑)

それ以来ずっと見たかった映画だから、見られたのもうれしい。日本のアリスが、奇妙な世界を冒険するお話を心から楽しんだ。そして、これはやはり映画館で見るべき作品だと思った。テレビを見ながら寝てしまった私をほめてあげよう。

帰宅して、ずっとカオナシの物まねをして「あ。。。あ。。。」と言っていて、オットに叱られたけど、カオナシはすごくいい。誰かに似ている。私もああいうとこあるかな。

次は何を見に行こうか、とっても楽しみ。映画館のある生活に戻れて本当に良かった。

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